FP3ではメルセデス勢がタイムシートで1,2体制となっています。追うフェラーリ勢は大きく離され苦しい状況での予選。路面温度が大きく下がるのでコンディションの変化にタイヤを合わせられるかが重要となります。
アブダビGP予選結果
順 | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | ギャップ |
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1 | バルテリ ボッタス | Mercedes | 1:37.356 | 1:36.822 | 1:36.231 | |
2 | ルイス ハミルトン | Mercedes | 1:37.391 | 1:36.742 | 1:36.403 | 0.172 |
3 | セバスチャン ベッテル | Ferrari | 1:37.817 | 1:37.023 | 1:36.777 | 0.546 |
4 | ダニエル リカルド | Red Bull | 1:38.016 | 1:37.583 | 1:36.959 | 0.728 |
5 | キミ ライコネン | Ferrari | 1:37.453 | 1:37.302 | 1:36.985 | 0.754 |
6 | マックス フェルスタッペン | Red Bull | 1:38.021 | 1:37.777 | 1:37.328 | 1.097 |
7 | ニコ ヒュルケンベルグ | Renault | 1:38.781 | 1:38.138 | 1:38.282 | 2.051 |
8 | セルジオ ペレス | Force India | 1:38.601 | 1:38.359 | 1:38.374 | 2.143 |
9 | エステバン オコン | Force India | 1:38.896 | 1:38.392 | 1:38.397 | 2.166 |
10 | フェリペ マッサ | Williams | 1:38.629 | 1:38.565 | 1:38.550 | 2.319 |
11 | フェルナンド アロンソ | McLaren | 1:38.820 | 1:38.636 | 2.405 | |
12 | カルロス サインツ Jr. | Renault | 1:38.810 | 1:38.725 | 2.494 | |
13 | ストフェル バンドーン | McLaren | 1:38.777 | 1:38.808 | 2.577 | |
14 | ケビン マグヌッセン | Haas | 1:39.395 | 1:39.298 | 3.067 | |
15 | ランス ストロール | Williams | 1:39.503 | 1:39.646 | 3.415 | |
16 | ロマン グロージャン | Haas | 1:39.516 | 3.285 | ||
17 | ピエール ガスリー | Toro Rosso | 1:39.724 | 3.493 | ||
18 | パスカル ウェーレイン | Sauber | 1:39.930 | 3.699 | ||
19 | マーカス エリクソン | Sauber | 1:39.994 | 3.763 | ||
20 | ブレンドン ハートレー | Toro Rosso | 1:40.471 | 4.240 |
予選レポート
気温25℃、路面温度31℃にて予選はスタートしました。
Q1:全車USでのアタックとなりました。USのデグラデーションは少なく各車アタックラップとクールダウンラップを行い連続アタックして、2回目の方がタイムが良いです。
Q2:終盤ではQ3進出をかけた最後のアタックでマッサが10位に滑り込みアロンソを蹴落としました。マクラーレンホンダの最後の予選はQ2敗退となってしまいました。
Q3:メルセデスの強さは変わらずタイムシートのトップに君臨。フェラーリはFP3からの0.5秒差を詰められません。ここにきてボッタスがハミルトンを逆転しポールです。
まとめ
ボッタスがやりました実力でポール奪取です。Q3になってから何かをつかんだのか?直角コーナー区間のセクター3でハミルトンを大きく上回っています。
メルセデス速すぎますね。ストレート区間のセクター2で速いのはわかるんですが後半のコーナー区間であるセクター3でもフェラーリを上回っています。
スムーズな路面と全開率の上がったヤス・マリーナ・サーキットはPU差が色濃く出た予選結果となっています。
サプライズとしてはヒュルケンベルグの予選7位ですね。コンストラクターズ7位ルノーは6位トロロッソを逆転するには8位入賞4点で並ぶだけでは足りません(トロロッソには4位入賞があるため)このまま7位入賞なら6点とって逆転は可能。
決勝ではルノーの入賞をかけた争いが面白いかもしれません。ヒュルケンベルグの決勝での運の無さも相当なもんだし、逆にサインツはいつの間にか上位にくるしで見物なのは間違いない。
しかしトップ3チーム以下が2秒以上の遅れって凄いなぁ・・。
マクラーレンホンダはこのままでは入賞は難しいですね。前にはメルセデスPU勢で後ろにはフェラーリパワーのハースもいるしトラックポジションで逆転されれば抜くことは困難。スタートで前にでてペースで逃げるしか手はなさそうです。
来季はトロロッソと組んでホンダとしては入賞から大きく遠ざかると思われるので、この最後のマクラーレンホンダでは頑張って決勝10位以内で終えてほしいと思います。
10位スタートのマッサが引退レースを入賞して有終の美を飾るかも見どころの一つですね。
F1.com動画リンク
予選ハイライト⇒https://www.formula1.com/en/video/2017/11/Qualifying_highlights_-_Abu_Dhabi_2017.html
「McLAREN +HONDA 実力最大値の結果で終えてほしい!」
Mcホンダ、Q3結果からもしかして今季1番イイ予選結果かも⁉︎と期待出来たのですが、結果は久々に2秒以上差でパワーエフェクト大なコースなんですね!。何かスタートでトラブルありスタートダッシュ成功したとしても抜かれそう⁉︎ですが、何かしらのDNF率も0ではないので少々繰り上がれるという淡い期待もちつつ。
しかし、メルセデスは速い強いですね!
F1界全体のクリーンイメージのためにも、全チームコンストラクターズの順位変動が特に無く“キレイ”に終えてほしいです!
そして、
「’18最終戦McLAREN HONDA、☆☆ALONSO氏・VANDOONRNE氏共に実力最大値の2台完走で終えてほしい!」
いよいよ最終戦ですね!
全開率が上がった分、パワーエフェクトが去年より大きくなったみたいですね
今渦中のトロロッソvsルノー、予選ポジションはルノーがかなり有利ですが、ヒュルケンベルグが1つでも上のポジションを目指してアグレッシブになれば却って危ない気がします
ここ1番と言う所でミスしている印象が強いので…..w
何にせよ、遺恨の残らないクリーンなレースでシーズンを締めくくって欲しいですね!
来季に不安を残すトロロッソの出来ですよね。
ルノーのせいでフルパワーにできないのでしょうけど!