初開催ムジェロ・サーキット、流れるようなコーナー設定、ランオフエリアはグラベル、ティルケサーキットばかりになった近年F1においては、似ても似つかないコース。

ファンもドライバーもそんなオールドコースを絶賛しているが、レースではオーバーテイクが難しいと思われている。

さぁ本当の退屈なレースを楽しもう!

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スタート順とタイヤ

ピットインロスタイムは約21秒です。

トスカーナGP決勝レポート

天候は晴れ、気温30℃、路面温度45℃でスタートしました。

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スタートではボッタスがホールショット、フェルスタッペンは蹴り出しはよかったが、加速しなくて後方集団に飲み込まれる、ターン2から3で多重クラッシュが発生、フェルスタッペンとガスリーがグラベルにはまりリタイアとなりました。

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セーフティーカーとなりライコネンとベッテルがピットインしています。

Lap6終了寸前(SC中)

Lap7:レース再開、ボッタスがリスタートを遅らせた、後ろのジョビナッティは加速して追突、マグヌッセン・ラティフィ・サインツを巻き込んでまたも多重クラッシュ、赤旗中断となりました。

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セーフティーカーのライトオフが遅れたため、先頭ボッタスは距離をとれずに、ゆっくりホームストレートを進むしかなかったようだ。後方のラティフィが加速してマグヌッセンを避けて抜いてしまう、つられて加速していたジョビナッティがマグヌッセンに追突、その後ろでつられて加速していたサインツも追突。

左リアブレーキにトラブルがあったオコンは修理できないためリタイアです。

Lap10:再スタンディングスタート、ハミルトンがトップへ、アルボンとリカルドが遅れる。3位ルクレールの後ろはレーシングポイント2台が続く。

Lap11終了時点

Lap15:リカルドがペレスをパスして5位

Lap16:ベッテルはライコネンをパスして11位

Lap18:ストロールはルクレールをパスして3位、アルボンはペレスをパスして6位

Lap19:リカルドはルクレールをパスして4位

Lap20:アルボンはルクレールをパスして5位、やっとレースが動き出したムジェロ、ほんの少しダウンフォースを削っていたレッドブルとルノーはオーバーテイクが可能なようです。

Lap21:ペレスはルクレールをパスして6位

Lap22:ルクレールはHへ、やはりダウンフォースがないフェラーリはソフトタイヤが約10周で終わった。

Lap28:リカルドはMへ8位、ノリスはペレスをパスして5位、ライコネンはHへ

Lap29:ペレスはMへ、ベッテルはHへ、グロージャンはHへ

Lap30:ノリスはMへ、クビアトはMへ、ラッセルはHへ

Lap31:ストロールはMへ

Lap32:ボッタスはHへ

Lap33:ハミルトンはHへ、アルボンはMへ、ノリスはルクレールをパスして7位

Lap34終了時点(TOP11通過)

タイヤ履歴が復活したLT

Lap37にはクビアトがルクレールに追いつき攻め始めました。

Lap38:ルクレールはMへ11位で復帰

Lap44:ストロールがターン9でコースアウトしてクラッシュ、SCになりました。続々とピットインしています。タイヤバリア修復のため、また赤旗です。

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Lap47:再々スタンディングスタート、リカルドが2位へ、アルボンはペレスに抜かれるがターン5アウトから抜き返す。

ラッセルが最後尾12位まで落ちる、初入賞への期待が・・・。

Lap47終了時点

Lap48:ボッタスがリカルドをパス2位

Lap51:アルボンはリカルドをパス3位

Lap52:ラッセルがグロージャンをパスして11位

ボッタスのぺースが遅い、アルボンが1秒以内に近づく。いやボッタスが一気にペースアップLap53ファーステスト!

ハミルトンは最終ラップでファーステスト更新し、トップチェッカーを受けました。

トスカーナGP決勝結果


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まとめ

大荒れSC3回内赤旗2回、スタンディングスタート計3回、全然退屈なレースではなかったね、はっきり言ってまとめきれません、てか眠いです。

アルボンが自力で3位表彰台を手繰り寄せました。フェルスタッペン以外のレッドブルドライバーが、表彰台に上る時がくるのを待ちわびた日々に終止符がうたれました。

いや~本当に良かった、フェルスタッペンが戦線離脱して変わりに3位を死守できずにいたのだが、最後軽くなった時のソフトタイヤペースは良かったです。

クビアトも生き残り7位入賞して着実にポイントを積み上げています。

 

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ハミルトン対ボッタスの対決は、ハミルトンの完全勝利!

ボッタスのやる気を削ぐ程にペースは速い、タイヤマネージメントも上手い、エネルギーマネージメントも上手い、もう完全無欠のラスボスですよ。

率先して人種差別問題に取り組む姿、後輩たちを労わる姿勢、今年のチャンピオンは完全に決まったね。

個人的にはラッセルの初入賞を応援していたのですが、最後のスタートがよくなかった。てかラップ遅れを取り戻すためにライコネンとグロージャンを先に1周させた事で、タイヤやブレーキの温めの差が出たって感じだったなぁ。
フェラーリは1000記念グランプリでダブル入賞して意地を見せました。