メルセデス2台がフロントロー独占するのは当たり前だとして、3番手以下は大混戦模様、レッドブル、マクラーレン、ルノー、レーシングポイントに3位表彰台の可能性がある。

ダウンフォースを削ったレッドブルはタイヤへの負担も大きそう、フェルスタッペンが頑張って3位の定位置に戻ってこれるだろうか?

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スタート順とタイヤ

ピットインロスタイムは約24秒です。

イタリアGP決勝レポート

天候は晴れ、気温28℃、路面温度45℃でスタートしました。

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スタートでは、ボッタスとフェルスタッペンが後退、ハミルトンは好スタート、アルボンは第一シケインでガスリーに押し出され大きく後退する。

Lap3:フェルスタッペンはストロールをパスして7位

Lap3終了時点

Lap6:ベッテルは第一シケインをまっすぐ通過、左リアブレーキが壊れる。ピットに入りリタイアです。

ハミルトンとサインツは単独走行になり、ノリス以下9台が1秒前後で連なるトレイン状態です。アルボンはグロージャンに幅寄せし5秒ペナルティとなりました。

リカルドを抜けないボッタスそしてフェルスタッペンが封じ込まれる。

Lap15:ボッタスはラインを外してオーバーヒート対策している。混戦の中では冷却に厳しくなる、そういうギリギリな空力システムでドラッグを減らしているマシンなんだなぁ。

Lap18:ルクレールはHへ17位

Lap20:マグヌッセンがパラボリカを抜けた直後で停止して、Lap20終了直前からSCとなりました。

ハミルトンはMへ、ジョビナッツィはHへ、しかしピットレーンクローズだった模様。

Lap23:ピットレーンオープンとなり、ストロール以外がピットイン。

Lap24:レース再開、パラボリカでルクレールがスライドしてクラッシュ、またもSCとなりましたがマシン撤去とタイヤバリア修復のためLap26終了時点で赤旗となりました。

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ハミルトンとジョビナッツィには10秒のストップ&ゴーペナルティになり、これは+31.5秒を意味します。

Lap28:再スタンディングスタート、ガスリーは2位浮上、ハミルトンはペナルティストップへ、これでなんとガスリーがラップリーダーになる。

Lap29終了時点

Lap31:フェルスタッペンはピットインしてリタイア、ジョビナッツィはペナルティストップで最下位16位

Lap34:サインツはライコネンをパスして2位

Lap35:ストロールはライコネンをパスして3位

Lap36:ノリスはライコネンをパスして4位

Lap37:ボッタスはライコネンをパスして5位

Lap38:リカルドはライコネンをパスして6位、ソフトでもライコネンは辛い状況です。

Lap40:ハミルトンはアルボンをパスして14位

 

Lap41:ガスリーとサインツの差は2.6秒、その後ろ2.8秒でストロールです。

Lap42:ハミルトンはグロージャンをパスして12位まで上がっています。少しでもポイントを取ろうと牙をむいたチャンピオン恐るべし。

Lap43終了時点

LTのタイヤ表示がおかしくなっていますが、気になさらず(笑)

Lap45:ハミルトンはラティフィをパスして11位

Lap47:ハミルトンはライコネンをパスして10位

Lap49:ハミルトンはペレスをパスして9位

Lap51:ハミルトンはクビアトをパスして8位

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Lap53:ガスリーはトップで通過、ターン1までしのいだ、ターン8もしのいだ、トップでパラボリカに入る、そしてガスリーがトップでチェッカーを受ける!

イタリアGP決勝結果


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まとめ

 


ガスリーは2018年苦難のホンダを助けた、2019年は自身の苦難を乗り越え2位初表彰台を獲得、そして今回初優勝の快挙を成し遂げた。

棚ぼたと言えば棚ぼたなのだが、こういうチャンスの時にミスをしないでしっかりと結果を出せるのは、並大抵の精神力では為し得ない、しかも追ってくるサインツの方がマシン的には上だったのだから。

ガスリーが、チャンスをものにできるスタードライバーである事を、改めて思い知らされたレースだった。(前回そんな事書いたよなぁ・・)

そして容姿も良く、絵になる男なんだよなぁ。

ピエール!初優勝、本当におめでとう!そしてありがとう!

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メルセデス&ハミルトンは珍しいミスをして優勝を逃した、再開しペナルティストップ後の怒涛の追い上げは流石と言わざるを得ない。常に前走者のラインを外して冷却に気を付けながら、行けるところを見極めオーバーテイクの連発、欲を言えば中団チームをどうやって攻略するのかをもっと見たかった。

対してボッタスはなんかこう一味足りないんだよねぇ、オーバーヒート気味になり追えない状況にしてしまうし、走り出したら何かを忘れてイケイケになってしまうあたりがボッタスだなぁっと思う。

そこはそこで好きな部分ではあるんですけどね。

 

レッドブル・ホンダは良いところ無し、混戦の中では空力的に弱い部分が露呈していた。これはこれで仕方がないんですが、不得意サーキットが思いっきり不得意になってるあたりマシンの根本がやっぱり良くないんですねぇ。

サインツは自身最高位、2位表彰台!今回は後からではなく表彰台に登れて良かったです。ストロールは3位2回目かな?おめでとう。

 

全てはモンツァの森に住む悪魔が、マグヌッセンに囁いたところから始まった物語だったのです。