イギリスGP以来となるスプリント予選のあるフォーマットになっているイタリアGPです。
予選ではメルセデス2台が異次元の速さ、フェルスタッペンが何とか食らいつくという状況です。
18周の予選レース、ポールポジションは誰の手に?!
スタート順とタイヤ
イタリアGPスプリント予選レポート
天候は晴れ、気温28℃、路面温度43℃でスタートしました。
スタート:ハミルトンがミス、ガスリーはリカルドと接触、ウィングが脱落してターン3でコースアウトクラッシュ、SCになりました。
クビサと角田が接触してクビサがスピン、角田はフロントウィングを壊してピットインしています。
Lap3(SC中)
Lap4:レース再開
ボッタス、フェルスタッペンがマクラーレン2台を引き離していきます。
Lap4:アロンソがベッテルをパスして11位
Lap8:いつの間にかラッセルと角田は、クビサとハース2台をパスしています。
ハミルトンはノリスを攻めていますが攻略出来ません。
Lap9:ペレスはストロールをターン1でシケインカットしてパス、ポジションを戻しました。
Lap10:ペレスはストロールをターン1でパスして9位
ハミルトンはリカルドのトウがあるノリスに並べません。
Lap14:ペレスはジョビナッツィのDRS圏内に入りましたが、サインツのトウがあるジョビナッツィをとらえることが出来ません。
レースは硬直状態・・・・・・
Lap18終了:ボッタス、フェルスタッペン、リカルドの順でチェッカーを受けています。
イタリアGPスプリント予選結果
まとめ
フェルスタッペンにとってはラッキー以外の何物でもない結果でした。
ハミルトンがまさかのスタートミスで後方に沈む、フェアバトルの名手リカルドとのターン1への飛び込み、難なく2位をキープした。
+2ポイント&ポールポジションスタート+マクラーレン2台挟んでハミルトン、と言う決勝レーススタートを手に入れた。
ハミルトンは、マクラーレン2台の壁を突破出来なかった事でノーポイントの5位、決勝4番グリッドスタート。
3+25ポイントを狙っていたはずだが、まさかの劣勢となってしまった。
モンツァは前走者後方5秒以内ならトウでストレートスピードが伸びる、そのマシンにはDRSがあっても並ぶ事は出来ない。
メルセデスPUのERS展開はターン立ち上がりにフルパワー設定、ストレート後半はMGU-Kサポートが切れる事がオーバーテイクを困難にしてしまったかもしれない。
前年優勝のガスリーは、ちょっとリスキーなターン1の攻防でリタイア。勿体なかったなぁ・・・ハミルトンのスタートミスのあおりをくらったとも言えるけどね。
アロンソのお手本のようなポジションアップとオーバーテイクは今回も健在でしたね。
苦手なモンツァでレッドブル・ホンダの優勝はあるかもしれないです。
※決勝レースへ向けてたられば
フェルスタッペンからすれば、マクレーラン1台に前に出られても、オーバーテイク出来ます。
フルタンクでペースが無いマクラーレン、単独なら攻略可能。但しソフト使ってくるなら厄介な相手になります。10周ぐらいは我慢が必要になる。
ハミルトンはマクラーレン2台に編隊を組まれたら厳しい事になるが、ピット戦略で1台は確実に抜けるし、車間がばらけた後半にも抜けるので2位には確実に戻れます。
マクラーレンとしては、スプリントと同じ戦略ができればハミルトンを抑えられる。前の車が後ろを大きく引き離さない事が必要。
もし、スタートしてフェルスタッペンがトップでハミルトンも4位なら、フェルスタッペンはわざとペースコントロールして後ろのマシンに5秒以内トウを与える事でハミルトンを封じ込める事も出来る。
レースの動きがない序盤は、5秒以内トウの効果を気にしながら見る事で、少しぐらいなら退屈から解放されます(笑)
明日の予行演習って感じですね。ハミは良くて3位か?
ガスリーはフェルスタッペンとリカルドの攻防で車速が急激に落ちたことのアオリを食らったように感じましたが
それも折り込み済みでもう少し慎重に行って欲しかった気がします
でも争ってるのがハミルトンじゃ踏んで行っちゃうよなぁ、という感じでしょうかねw
リカルドが減速しすぎた事で、ガスリーは接触してしまったみたいですね。
それに対してリカルドがコメントで謝っていました・・・イイ奴すぎるだろ!
ガスリー本当に勿体なかった。接触がなかったら、ハミルトンの前にも出れていましたね。
ところで、今回のようなSC導入の場合、何週目からDRS使用可能でしょうか。ハミルトンは6周目から使っていたように見えました。
DRSは、スタートLap+Lap2が使用不可、SC後の再スタートLap+次のLapが使用不可です。
今回ならLap4+Lap5が使用不可になっています。
ハミルトンはさすがにアジャストしてくるでしょうから、ノリスは抜けると思います。
その後アンダーカットなりオーバーカットなりでリカルドも抜けるでしょうから、そこからはフェルスタッペンに追いつき追い越せるでしょう。
結果フェルスタッペンは最高の走りをしても2位が限界かと思います。
リカルドが3位かな。
もちろん赤旗やセーフティカーで変わる可能性もありますけど。
ハミルトンはドライバータイトルを考えても、ここイタリアGPでは5勝目を手にしないと不利になるのでプレッシャー掛かる。
2位フィニッシュではダメですね。
一方のマックスも4基目PU投入による降格グリッドもあるので、2位フィニッシュでも悪くは無いが、少しでもハミルトンとのポイント差を拡げるために優勝したいところ。
マクラーレンもフェラーリとのランキング3位争いがあるので、簡単にはハミルトンに抜かせない?W表彰台圏内を狙いたいだろう。
マックスが表彰台のど真ん中で、左右にマクラーレンの2人リカルドとノリスが並ぶ光景が見たい。
決勝どうなるか?見てみよう。
マックスと元チームメイトだったリカルドがフロントローで並ぶなんて?レッドブル時代でも見られ無かった光景。
やっとリカルドが、マクラーレン移籍後に最高のパフォーマンスを示したので、決勝では上手くいって欲しいと願っています。
3番手スタートのノリスと共にマクラーレンにも初優勝のチャンス来たか?
二人がフロントローに並ぶのは両者レッドブル所属の2018年メキシコGP以来、約3年ぶりだそうです。
この時はリカルドがポールポジション、
レース結果はフェルスタッペン優勝、リカルドはPUトラブルでリタイアでした。
take様
ご指摘、誠にありがとうございます。
そうか
2018年メキシコGPで、フロントロー独占していたのですね。
懐かしいな。
マックス&リカルドのコンビ。
色々あった2人ですが、お互いに認め合っていましたからね。
マクラーレンは、リカルドよりもノリスが難敵になりそうな気配を感じます。
ノリス自身はマックスをリスペクトしているようですが?
こんな幸運は滅多に無いです。
しかしだからって勝てるとは限らないのがF1ですが、スタートさえ決められれば、勝利に大きく近づきますね。
ガスリーは勿体なかったですね。。あとほんのちょっとコンサバにブレーキ踏めなかったか。残念。
ところで、スプリントを面白くするアイデアを思い付いたのですが、
スプリントは完全リバースグリッドにして、ただポイントは優勝しても5pくらいしか付与しない。決勝は予選の結果でスタートしていつも通り。スプリントで車壊してもパルクフェルメルールは免除(PUなどのエレメント交換はグリッド降格)、というものなんですが、どうでしょう。
これなら、スプリントはオーバーテイクは増えますし、下位チームもスポンサーアピールできる。そして決勝の価値も毀損されない。
懸念は完全リバースだとスプリントのスタートで事故が起こりやすくなること、ですが、であればスプリントをローリングスタートにするとかでも。
パルクフェルメルールは、壊れた時、リアウィング以外は同一パーツじゃなくてもいいルールに今もなっています。
完全なリバースは、さすがに受け入れられないでしょうけど。
F2みたいに完全に別なレースにする案があるみたいですね。
スタートしくじってスプリント予選失敗したハミルトンですが
ワークスメルセデスにとって、前方に立ちはだかる(しかも2台)メルセデスカスタマーのマクラーレンもライバルとなって厄介な相手ですね。
同じメルセデスカスタマーでもアストンマーチンやウィリアムズがワークスメルセデスの直接ライバルとなり得る場面機会が無かっただけに圧巻ですね。
まだコース種類によって成績が安定しないマクラーレンですが、正に「ワークス食い」です。
予選前の積極的に行くぜ(みんな言いますが)で、ちょっと嫌な予感してました。
アルファタウリは全とっかえでPUも入れて、セッティングもローダウンフォースで2台ともピットスタートが良いんじゃないですかね。1コーナーで色々起きるでしょうし。
やっぱりタイヤが新しくなった途端メルセデスが息吹き返してきましたね
またタイヤの内圧不正やってるんでしょうね
ガスリーはPU全交換+ギアボックス交換、NewSpecのESによってピットスタートです。
さぁスタートタイヤチョイスはどうなりますかね?
ハミルトンとマクラーレンはソフトスタートって意見が多いようですが、マクラーレンはともかくハミルトンにソフトはかせるかな?
ソフトスタート=ファーストステイント短目だと宣言してるも同然なだけにどうだろ?
ミディアムスタートでソフトがピレリの最速のようですが、マックスは新品ソフト持ってないんですよね。
どんな揺さぶり合戦があるのか?
間もなく決勝スタートです。