予選では、ハミルトンがポールポジション、2番手ペレス、3番手フェルスタッペンとなった。ボッタスはQ1までの好調が嘘のように失速して8番手になってしまった。

開幕戦とは真逆のグリッドになったメルセデス対レッドブル、さぁ熱い高速バトルに期待しよう。4番手以降のルクレール、ガスリー、ノリスの新世代対決も見ものです。

角田はPU全交換となっています。クラッシュしたものは検査され今後の使用を検討します。

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スタート順とタイヤ

スタート1時間前に降り出した雨でウェット路面スタートとなっています。

ピットインロスタイムは約28秒です。

エミリア・ロマーニャGP決勝レポート

天候は小雨、気温9℃、路面温度17℃でスタートしました。ベッテルはピットレーンスタートとなりました。

フェルスタッペンが抜群のスタートで、イン側に入り込みハミルトンと軽く接触、一気にトップを奪った。あらゆるところでコースアウトが発生、ラティフィはマゼピンと接触してクラッシュ、SCとなりました。

https://twitter.com/F1

ハミルトンは左フロントウィングのフットプレートを壊しています。

Lap4(SC中)

ウェービング中にミックがスピンしてフロントウィングを壊しました。

Lap7:レース再開、フェルスタッペンはトップを守っています。

Lap9:上位で一人ウェットだったガスリーはどんどんポジションダウン8位まで後退

Lap12:ボッタスはガスリーをパスして9位、ペレスはSC中にコースアウトした後、先に通過した2台を追い抜いてポジションを戻したため10秒ペナルティになりました。

ただ、良い人リカルドが待って行かせた感じだったね。

Lap15:ガスリーはやっとインターへ18位

Lap17:トップ2台は26秒台へ、リカルドはペースの速いノリスを先に行かせました。

Lap20終了時点

ペレスがここでファーステスト!

Lap22:ベッテルはミディアムへ17位、ここでスタート5分前までにタイヤが装着されていなかったとして、10秒ストップ&ゴーペナルティとなっています。

Lap24:ベッテルはペナルティを消化して17位

Lap27:角田はミディアムへ15位

Lap28:フェルスタッペンはミディアムへ3位

Lap29:ハミルトンとルクレールはミディアムへ、オーバーカットならず、トップはフェルスタッペンです。

全車一気にミディアムへ交換しました。

Lap30:ハミルトンはバックマーカー処理でコースアウトして壁に接触、7位まで順位を落としました。

ラッセルがボッタスをオーバーテイクしようとターン2でアウトから仕掛けたが、ちょっと寄せられてスピン、2台は大クラッシュを演じ、SC後、デブリが多いため赤旗中断になりました。

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しかし、あそこは寄せられるというか寄ってしまう曲がったストレート、まぁどっちも悪くないと思います。

 

Lap35:路面とタイヤ温度の安全性を考えローリングスタートになりました。

ターン2で角田が単独スピンして15位、ノリスは2位へ上がっています。

Lap35終了時点

Lap38:ターン6でペレスは単独スピン、14位まで下げています。

Lap39:ハミルトンはストロールをパスして6位

ストロールにはギアトラブルが発生して、ダウンシフトが難しいようです。

Lap42:ハミルトンはリカルドをパスして5位

Lap49:ペレスはベッテルをパスして12位

Lap50:ハミルトンはサインツをパスして4位

Lap51終了時点

Lap52:角田はベッテルをパスして13位

ノリスはDRSの使えるルクレールを従えてハミルトンを抑えています。ルクレールが抜かれないようにDRSを与え続けないと自分がやられる立場になる。

Lap55:ハミルトンはルクレールをパスして3位、バックマーカーが絡みルクレールがDRSを失ってあっけなく抜かれました。

ノリスへハミルトンの猛攻が始まる、なんとか凌いでいます。

 

Lap60:ハミルトンはノリスをパスして2位、あぁ~~~~だから~~~こうなる~~~~。

Lap63終了、フェルスタッペンはトップチャッカー、ハミルトンに22秒差つける完勝です。

ノリスはフェラーリ2台を従えて3位表彰台です。

※ストロールに+5秒、ライコネンに+30秒ペナルティが課せられました。

エミリア・ロマーニャGP決勝結果

⇓チャッカー時点


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まとめ

スタート前から降った雨が様々な出来事を引き起こした。

目まぐしく変わるポジション、ライン以外が濡れたところでの攻防、赤旗中断、そんな状況の中、スタートでトップにたったフェルスタッペンが見事に優勝!

フェルスタッペンは赤旗中断後のリスタート前に危うい場面があったが、一貫して余裕の走りでした。

 

ハミルトンはバックマーカー処理でミスしてコースアウト、絶望的なラップダウンから赤旗中断に助けられ、2位まで戻ってくるスーパードライビングを披露。

いやもう野獣のような走りでしたね、2位インタビューでニコニコなんて、もう完全に主役でしたよ。

 

予選で一気に評価を上げたペレスは、序盤のウェットでペースが無く(ステアリングトラブル?)、乾きだしたらペースアップしていた。しかし中断後のワンミスで入賞すらできない勿体ない結果でした。

スタート直後のポジションダウン、慣れないマシンでトリッキーな状況、焦ってたのかな?

 

アルファタウリは出入りの激しいレース、ガスリーはちょっとギャンブル的なウェットタイヤで序盤戦が台無しに、角田は順調にポジションを回復して中断までに10位まで上がったが、再スタートで単独スピン。

ガスリーは何とかリカバーして8位(7位に繰り上げ)がやっと、もうこんなポジションで争う速さじゃないんだよ、今回は表彰台だって狙えたのにさ・・。

 

レッドブル・ホンダが開幕戦の借りを返した。

こんなシーズン序盤からフェルスタッペンとハミルトンのバトルが続き、チャンピオンシップは本当に面白い。

2018年のハミルトン対ベッテル以来の熱い争いになりそうです。