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HS,USタイヤによるタイム差は0.8~0.9秒となっています。メルセデスとフェラーリはQ2をUSでクリアできる可能性が非常に高い。

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予選レポート

天候は曇り、気温23℃、路面温度37℃で予選はスタートしました。

Q1

真っ先にピットアウトしていったマグヌッセンが34秒台フラットのタイムを記録。全車HSでアタックラップに入っています。1セット目が終了した時点でガスリーは34.3秒で9番手タイムを記録、スペック2なのにセッティングは良好のようだ。

最終アタック中にシロトキンがスピンしてセクター2がイエローになった。そのあおりでハートレーはタイムアップできずにQ1落ちとなっている。

Q2

メルセデスとフェラーリはUSでアタックに入った。1セット目ではメルセデスが1,2でフェラーリが3,4となっている。レッドブル2台とガスリーはアタックせず、トップ4以外のQ3進出はハース、フォースインディア、ザウバーとなった。

ルノーは11,12位狙いでアタックせずにタイヤの自由選択権をとった。

Q2で10台しか走らない穏やかな展開に笑うしかない状況だった。

Q3

1回目のアタックではボッタスがトップタイム、ハミルトンが0.004秒差で2番手。そしてフェラーリは0.6秒離されてベッテルが3番手となっている。オコンとルクレールの若武者コンビが5,6番手に入っている。

2回目のアタックでハミルトンはセクター2でミス、珍しい事が発生してボッタスがポール。

フェラーリ勢全く食い下がれず、5位は孤高の狼MAGがとった。

ロシアGP予選結果

No ドライバー チーム Q1 Q2 Q3 Gap
1 77 バルテリ ボッタス Mercedes 1:32.964 1:32.744 1:31.387
2 44 ルイス ハミルトン Mercedes 1:32.410 1:32.595 1:31.532 0.145
3 5 セバスチャン ベッテル Ferrari 1:33.476 1:33.045 1:31.943 0.556
4 7 キミ ライコネン Ferrari 1:33.341 1:33.065 1:32.237 0.850
5 20 ケビン マグヌッセン Haas 1:34.078 1:33.747 1:33.181 1.794
6 31 エステバン オコン Force India 1:34.290 1:33.596 1:33.413 2.026
7 16 シャルル ルクレール Sauber 1:33.924 1:33.488 1:33.419 2.032
8 11 セルジオ ペレス Force India 1:34.084 1:33.923 1:33.563 2.176
9 8 ロマン グロージャン Haas 1:34.022 1:33.517 1:33.704 2.130
10 9 マーカス エリクソン Sauber 1:34.170 1:33.995 1:35.196 2.608
11 33 マックス フェルスタッペン Red Bull 1:33.048 1.661
12 3 ダニエル リカルド Red Bull 1:33.247 1.860
13 10 ピエール ガスリー Toro Rosso 1:34.383 2.996
14 55 カルロス サインツ Jr. Renault 1:34.626 3.239
15 27 ニコ ヒュルケンベルグ Renault 1:34.655 3.268
16 28 ブレンドン ハートレー Toro Rosso 1:35.037 3.650
17 14 フェルナンド アロンソ McLaren 1:35.504 4.117
18 35 セルゲイ シロトキン Williams 1:35.612 4.225
19 2 ストフェル バンドーン McLaren 1:35.977 4.590
20 18 ランス ストロール Williams 1:36.437 5.050

まとめ

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ボッタスが得意のコースでポールポジション!今季初優勝に向けて幸先良いスタートをきった。

なんなのこの穏やかな感じの予選は!!Q3に向けての争いが無いだけでこんなにも面白さに欠けるとは思わなかった。加えてフェラーリが全くメルセデスに食いつけない事も原因か。

メルセデスはハミルトンがチャンピオンの可能性が高いため、ボッタスがトップで1コーナーを抜ければそのまま優勝させる事も考えているだろう。

フェラーリはコーナー区間で完全に負けている。

 

スペック2に戻したトロロッソホンダはガスリーがQ1の1セット目タイヤ時点で好タイムを記録している。良いセッティングが出来ていると感じる。スペック3に大喜びしたガスリーは気力も充実って感じ。ハートレーはガスリーより0.65秒遅くHSを機能させる事ができない。

開幕からピレリタイヤを使いこなせないハートレー、来年生き残れるだろうか?出戻りのクビアトが先に発表された事からもレッドブルは悩んでいるよね。まさかの日本人はあったりして・・。

 

決勝はメルセデスのデットヒート、ミッドフォールドの熾烈な争い、レッドブルのオーバーテイクショウ、トロロッソホンダの奮闘などと盛りだくさんならいいのですけどね。