低い気温、滑る路面、高空気圧タイヤ、どれもこれも条件が悪いトリッキーなラスベガスです。

ターン区間のクリアラップ、ストレートのトウ、トラックエボリューション、全てを得られた者に最高のグリッドが与えられます。

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ラスベガスGP予選レポート

天候は晴れ、気温15℃、路面温度17℃で予選はスタートしました。

Q1

マグヌッセンが最初の計測ラップ35.9でした。

ルクレール34.8、ペレス35.3、ノリス35.4、ピアストリ35.7となっている序盤の上位勢です。

残り10分、フェルスタッペン34.9、サージェント35.0、マグヌッセン35.0

 

フェラーリの2アタック目、ルクレール34.0、サインツ34.7

ペレス34.5、ハミルトン34.6、ノリス34.7、ラッセル34.7、フェルスタッペン34.1

 

トラックエボリューション狙いで大渋滞です。

 

残り2分ぐらいから始まったQ1最終アタック、角田は失敗して最下位。(あぁトラフィック無常・・・

マクラーレンがなんと2台共に脱落です。(ドラッグ酷い)

Q2

新品タイヤを使ったアロンソ33.8、同じくペレス33.9で1,2番手。

中古でアタックしていたフェラーリは新品へ交換しています。

 

フェルスタッペンは33.6、マグヌッセン33.8

ルクレールが速い!32.8の圧倒的なラップです。

 

サージェント33.7、アルボン33.5、フェルスタッペン33.5、ウィリアムズ2台がQ3進出へ

ペレスとハミルトンが脱落!

Q3

ルクレール33.021、サインツ33.043、フェルスタッペン33.104となった1回目のアタック。

アロンソ33.5、ガスリー33.7、マグヌッセン34.2

 

ラッセルが33.5でガスリーを上回る。

 

全車が最終アタックに入ります。

ルクレールとサインツが速い!

フェルスタッペンは1アタックした中古タイヤでコースインしましたが、セクター2のタイムが遅くアタックをやめています。

 

ルクレールが32.726

サインツが迫るが32.770

フェラーリが1,2タイムです。

ラスベガスGP予選結果

まとめ

華やかなラスベガスで高級カーブランドのフェラーリが予選1,2となりました。

ルクレールの速さは別格とも言えるスピード、サインツも肉薄しましたが10グリッド降格が悔やまれます。

 

ローダウンフォースセッティングでドラッグを削減、ソフトのグリップでタイムを出す。

市街地のストップアンドゴー、低速ターンの速さを決めるターンインの速さ、ロードラッグを生み出す専用リアウィング、フェラーリがそれら全てをもっていました。

 

レッドブルはやはりと言うべきなのか、フロントの入りが悪いマシン、極端なローダウンフォースでは圧倒的な速さが無くなります。

特にタイヤへ熱が入りずらく、タイヤに優しいマシンである事が予選で負けた理由になるだろう。

 

 

レースペースは、レッドブルがトップ、続いてフェラーリとなっています。

しかしその差は0.1秒と大接戦になる予感です。

 

 

標高の高いサーキットで調子の良かったマクラーレンとアルファタウリ、共に自身が持つドラッグによって予選順位を失いました。

マクラーレンはストレートが全く伸びずにタイムを失い、アルファタウリはストレートは伸びたが(リアウィングペラペラ)コーナーが全くダメでした。

 

タイヤへのダメージが少ない市街地路面と低い気温はレースペース差が無くなります。

抜けそうで抜けないパレードラップの戦いになるかもしれない。