メキシコGPではトロロッソのドライバーに変更があり、クビアトが完全にクビになった。もう戻ってくるような事はないとレッドブルのヘルムート・マルコが発言している。

SF最終戦が台風により開催されなかったためチャンピオンになれなかったガスリーと前戦に引き続きハートレーが起用されます。

WECチャンピオン目前のハートレーはアメリカで非凡な才能を見せています。今回ある程度の活躍を見せることが出来れば来年のトロロッソ・ホンダの正ドライバーにかなり近づけそうだ。

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メキシコGPのタイヤ選択

https://racingspot.pirelli.com/

2016年のタイヤ戦略

タイヤ選択は「SS,S,M」で決勝は71周でTOP3は以下の戦略でした。

  1. ハミルトンS3old:(17)⇒M:(54)
  2. ロズベルクS3old:(20)⇒M:(51)
  3. リカルドSS3old:(1)⇒M:(49)⇒S:(21)
https://www.formula1.com/

2017年タイヤの状況は?

https://racingspot.pirelli.com/
 5段階指標 MEX AUS CHI BRN RUS ESP MON CAN AZE AUT GBR HUN BEL ITA SIN MYS JPN USA
ダウンフォース 4 4 2 2 4 4 5 2 2 3 4 4 2 1 5 3 3 3
路面グリップ 2 1 3 4 4 4 1 1 4 2 4 4 4 2 1 3 4 2
路面の荒さ 2 3 3 5 2 4 1 1 1 1 3 3 3 3 3 3 3 3
タイヤ横方向の負担 2 2 4 3 5 4 1 1 2 3 5 4 4 2 2 4 5 4
タイヤ全体の負担 3 1 4 3 2 4 1 2 3 2 5 3 5 5 1 4 5 3

空気が薄いためダウンフォースレベルは高い設定4となる。タイヤ全体への負担は中間指標の3となっています。

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タイヤのデグラデーション

全長は4.304kmと短い、モナコの次に短いため周回数は多くなる。

USは25周、SSは35周、Sは50周ぐらい走れるでしょう。今回は昨年データが乏しく完全なる予測です。

まとめ

今回もUSがメインとなるタイヤ選択です。昨年はQ2を中間設定だったSでクリアしたドライバーが5人おりメイン戦略はS⇒Mが基本でした。

今年はどうだろうUS⇒Sがメイン戦略となるのかな。SSを使う事の利点が今年あまりない印象なので、わざわざSSでQ2クリアする必要はないように感じます。

1.3kmのロングストレートがあるためペース差で抜くことは可能、フリーストップのシチュエーションがあればアメリカGPのように2ストップ戦略はありえます。特にレッドブルは可能性に賭ける戦略をとってくるので終盤は見逃せないですね。

昨年の成績からも、2017年の私的予想ドライバーにいなかったクビアトがクビになってホッとしています。