2月10日、マクラーレンF1チームは新車「MCL36」を発表しました。
ドライバーは、2025年まで契約延長したランド・ノリス、チーム2年目のダニエル・リカルドとなります。
メルセデスPU専用設計となる2022年、テクニカルディレクターのジェームス・キーの手腕が問われる。
マクラーレン MCL36
ザッツ・オーソドックス!
アストン・マーチンのような冒険はしてこなかったマクラーレンです。
フロントサスペンションは噂度通りのプルロッドになり、逆にリアサスペンションは車体側が上になるプッシュロッドになりました。
ディフューザーの始まる位置や角度が大きくなった為、その上面空気の流れを乱すものを無くす考えのようです。
フロアの端は、ボルテックスを発生させてリアタイヤ内側の乱流を吹き飛ばす、全体的な空力コンセプトは今までと同じ様な思想に基づいていると思われます。
発表会の実車だとフロア形状が違っていました。
レンダリング画像のコクピット周りにフィンがありますが、発表会の実車にはありませんでした。
フロア前部のストレーキは無く、まだまだ未完成状態のマシンです。
う~ん、どこぞのチャンピオンシップのワンメイクシャーシを思わせるような全体像。
90年代前半のF1カーシルエットです。
今年はメカニカルな部分に注力、来年以降は空力中心に攻めていく、そんな計画なのかなぁ。
AMR22の衝撃が強すぎて、面白味は無い、だけど堅実に速そうな雰囲気を漂わせています。
ロードラッグなのは確かでしょう。
今年も高速サーキットでは強い、そんな感じです。
アストンと違って、普通に速そうですね。
理論上正しそうな方向を全て形にしてきた。これだけやってアストンに負けたらショックでしょうね。
カラーリングのブルーは昨年のようにもう少し濃いほうが良かったです。
DeWALTの文字が入った部分は実質の小型バージボードですよね?
造形としてフロアと繋がっているから、フロアの一部としてOKって事なんでしょうけど。
アストンマーチンも似たいようなのついてましたね。
トンネルの入り口の壁を少し伸ばしてるのかな?
この辺りはレギュレーションの解釈が各チームによって違うようですね。
フロントは予想通りプルロッドでしたけど、リアがプッシュロッドとは驚きです
DRSは一本のスワンウィングにアクチュエーターがついたパターンになっていますし、コンセプトはハースと近い感じがしますが違いが見られますね
サイドの絞り込み具合はハースほど攻めてませんね
フロントウィングも低めでアストンとのコンセプトとどちらが良いのだろうか?
マクラーレンがハースほど絞ってないのはキャノンクーリングで暖かい空気をビームウィングに当てるのが狙いみたいですね
フロントのプルロッドは期待通りでしたが、リアにプッシュロッドの採用というのは、そう来たか!と驚きました。発表でもリアエンドは隠しているようです。
もしこれがリアの空力の最適解だとしたら、他チームはもう今シーズンは追従できないです。RB5が発表を遅らせてリアプルロッドをギリギリまで隠していたのを思い出しました。
F1レポーターのAndreas Haupt氏もリスクを取ったと評価してました。
https://twitter.com/andihaupt1/status/1492224602055102465?s=21
アストンはミッション、リアサスをメルセデスから購入ですよね。
つまりメルセデスもプルロッド。
マクラーレンはオリジナルで作り、プッシュロッドにして、ミッション下回りの空間を活かそうとしてるのかな。
メルセデスが、解釈が間違ってるチームは苦労するだろうと言ってましたが、PU供給してるチームのアプローチの違いを掴んでての発言だったのかな。
リア周りのまとめ方で違いが早くも見えてきて、開幕が楽しみです。
待望のプルロッド式フロントサスペンション発表、第1号車ですね。
リヤサスペンションのプッシュロッド変更は意外でした。
完全メルセデスPU専用車体を出したマクラーレンの意気込みを感じます。
同じメルセデスPUのアストンマーチンとサイドポッドのボリューム全く違う?
きっとメルセデスワークスやウィリアムズも違ってくるでしょうね?
昨年のMCL35Mと比べてインダクションポッド後部(シャークフィン)曲線度合いを見ると膨らみ具合が押さえられているので、
センタークーリング自体が無くなる訳では無いですが
(後部カウルカバーを外すと一目瞭然ですね)
レッドブルやアルファタウリ、アルピーヌ?みたいにPU上部に抱える巨大な熱交換器を小型化して代わりにサイドポッド側に比重を高める方向にシフトしてくるので無いかと思うのですが?
アルファタウリ、アルピーヌのマシンも発表されてくると更に詳しい事が分かってくる。
個人的予想ですがアルピーヌの巨大インダクションポッドも、
ルノー新型PUがセパレート式となれば、かなりスリムでスマートになったニューマシンとして現れるのではないかと期待しています。
マクラーレンはロングホイールベースですかね?
ハースはコクピットが他の2チームよりだいぶ前に来てますね。
アストンのマシンはスリットが沢山なのが気になります。空力に影響しないのかな?
まだ3チームなので何とも言えませんけど特徴があって面白い。
他のチームの発表も楽しみですね。
規定が厳格化されたのに、三者三様で非常に面白いカーラウンチになってます。
今のところマクラーレンが一番ロングですが微々たるものだと思います。
今年はギアボックスケース内部の位置も明確化され、重心を決めるのは熱交換機とバラストになります。
アストンが軽く作られて、バラストをモノコック下に多く配置していれば、差を相殺できるかもしれない。
本家メルセデスワークスが独占使用かなぁ?水冷インタークーラーは車体中央部に設置が出来てマスの集中可能ですが
空冷インタークーラー使うメルセデスPUカスタマーのマクラーレン、アストンマーチン、ウィリアムズはサイドポッドに配置しないといけないハンディありますね。
しかもレッドブルやアルファタウリの左右振り分けの対称では無く、左右どちらかに片寄せる非対称レイアウト。
バラストで調整出来ますが
コーナリングでロール抑制させるのに左右バランス均等させる事も?
ホンダPUは水冷インタークーラーを採用する気配は無いですね。
フェラーリPUも水冷インタークーラー使ってカスタマーのハース、アルファロメオも水冷インタークーラーが使える。
メルセデスの水冷インタークーラーは、長方形型をエンジン前の下に配置。
モノコックの燃料タンク後方下側部分が内側にラインを描き、直に走行風も当てている。
(サイドポッドのインタークーラー用ラジエーターを小型化できる)
スペース確保が上手です。
タウリ公式サイトのちょい見せだとルーバーがあるアストンコンセプトですけど、リークされた画像だと従来型のコンセプト
どちらなんでしょうかね?
レッドブルの今年のパーツ使うのでレッドブルのサス周りも分かるかも?
さぁ出回っているAT03の画像は本物か偽物か?
やたら、デカいような感じがしますが(笑)
今年の規制が盛り込まれてるしタイミング的にも本物だと思います。
明日の発表に向けてわざとリーク、マーケティング巧者ですなぁ。
フェラーリばかりに気を取られてプルロッド式フロントサスペンションを取り入れた最初の発表チームが、マクラーレンMCL36だった事に驚きと言うか?嬉しさを感じるばかりです。
それよりもリヤサスペンションのプッシュロッド式変更の方が正直驚いています。そこまでやるか?って感じ。
こうなるとメルセデスワークスのマシンにもプルロッド式サスペンションを期待せずには要られません。
しかもプッシュロッド式で使っていたロールロック機構(あの葉っぱみたいな形をした)をプルロッド式でも使ってくるか?
プルロッド式のモノショックがあっても良さそうと思いますが?
姿勢変化を限りなくゼロに近い状態を求められるグラウンドエフェクトカー用のサスペンションユニットには、これまでとは違うシビアなセッティングが求めらそうです。
MCL36がMCL36Aの形式名に変わっているのですが、
シーズン途中でB仕様のMCL36Bが登場する前提なのでしょうか?
メルセデスのようにサイドポッドを小さく縮小させた仕様を投入させるとか(そのためにマクラーレンも水冷インタークーラーを使う必要ありますね)
1992年マクラーレンホンダMP4/7Aを思い出しますが、
結局MP4/7B(アクティブサスペンション付き?)フリー走行でテストしただけで決勝では登場しませんでしたね。
1993年ウィリアムズルノーFW15Cのように、レギュレーション改訂でAとBを通り越してC仕様で開幕戦スタートした例もありますが?
Aですか、Bなら大体の場合骨格に関わる部分を変えたとなりますが、Aとは?なんだろう。