予選はメルセデスが完勝!ハミルトン、ボッタスで1,2でした。フェラーリは約0.5秒差でベッテルが3位につけました。コーナリングマシンとして期待されていたレッドブルは約1秒離されています。
パーマーはこの日本GPを最後にルノーを離れることが発表されました。サインツはアメリカからルノーへ移籍、これでガスリーは今年いっぱいトロロッソに乗る事が決定しSF最終戦は辞退する事になります。
スターティンググリッド
ボッタス5、ライコネン5、サインツ20、パーマー20、アロンソ35のグリッドダウンとなっています。
pos | ドライバー | pos | ドライバー |
---|---|---|---|
1 | L.ハミルトン | 2 | S. ベッテル |
3 | D.リカルド | 4 | M.フェルスタッペン |
5 | E.オコン | 6 | V.ボッタス |
7 | S.ペレス | 8 | F.マッサ |
9 | S.バンドーン | 10 | K.ライコネン |
11 | N.ヒュルケンベルグ | 12 | K.マグヌッセン |
13 | R.グロージャン | 14 | P.ガスリー |
15 | L.ストロール | 16 | M.エリクソン |
17 | P.ウェーレイン | 18 | J.パーマー |
19 | C.サインツ | 20 | F.アロンソ |
日本GP決勝レポート
決勝は53周、天候は晴天で気温26℃、路面温度44℃となってます。タイヤへの影響がどうなるかレース中の対応力で差がつきそうです。
スタートではフェルスタッペンが3位へ、サインツがコースアウト、ベッテルがヘアピンでフェルスタッペンに抜かれるその後もパワーが無く6位まで後退してしまう、ここでSCとなっています。
ライコネンもヒュルケンベルグに押し出される格好で大きくポジションダウン、バンドーンは大失敗でなんと18位になっています。
5周目ベッテルはピットへリタイアです。スパークプラグの不具合らしい。
6周目ライコネンは9位まで上がってきました。
8周目エリクソンがデグナー一つ目でクラッシュVSCとなりました。ライコネンはヒュルケンベルグをかわして8位へ
10周目バンドーンがソフトへ
11周目レース再開、リカルドがやっとオコンをパス3位へ
12周目ボッタスがオコンをパス、序盤のバタつきが収まった順位↓
14周目ライコネンはマッサをパスして7位へ
18周目マッサがソフトへ
20周目ライコネンはぺレスをパスして6位へ、マグヌッセンはソフトへ
21周目オコンはソフトへ
22周目フェルスタッペンがソフトへ、ぺレスはソフトへ
23周目ハミルトンがソフトへ
26周目リカルドがソフトへ、アロンソがソフトへ
ボッタスに追いつきつつあるハミルトンはペースが上がらなくなりフェルスタッペンに詰め寄られています。
28周目ボッタスはハミルトンに道を譲りました。
29周目ライコネンはSSへ、オコンの前へギリギリで復帰し6位
31周目ボッタスはSSへ、フェルスタッペンをきっちり抑えハミルトンをアシストしました。
33周目ライコネンがヒュルケンベルグをパスして5位へ
36周目バンドーンはSSへ
39周目ヒュルケンベルグがSSへ、ガスリーの後ろへ
41周目ヒュルケンベルグのDRSが開きっぱなしなりピットインしてリタイアとなりました。
43周目マッサをマグヌッセンとグロージャンがパスしました。
47周目ストロールが右フロントが破損してS字でコースアウトして停止VSCとなっています。
50周目レース再開10位マッサにアロンソが詰め寄ってますが抜けるスピードが足りません。
あと2周ですがハミルトンがマッサ、アロンソのバトルに追いつきペースダウン、フェルスタッペンが一気に1秒弱まで迫りましたがマッサに邪魔されてチャンスを無くしました。
ハミルトンがトップチェッカー、1.2秒差フェルスタッペンとなっています。
日本GP決勝結果
順 | ドライバー | チーム | Laps | ギャップ | ピット |
---|---|---|---|---|---|
1 | ルイス ハミルトン | Mercedes | 53 | 1:27’31.193 | 1 |
2 | マックス フェルスタッペン | Red Bull | 53 | 1.211 | 1 |
3 | ダニエル リカルド | Red Bull | 53 | 9.679 | 1 |
4 | バルテリ ボッタス | Mercedes | 53 | 10.580 | 1 |
5 | キミ ライコネン | Ferrari | 53 | 32.622 | 1 |
6 | エステバン オコン | Force India | 53 | 1’07.788 | 1 |
7 | セルジオ ペレス | Force India | 53 | 1’11.424 | 1 |
8 | ケビン マグヌッセン | Haas | 53 | 1’28.953 | 1 |
9 | ロマン グロージャン | Haas | 53 | 1’29.883 | 1 |
10 | フェリペ マッサ | Williams | 52 | 1 lap | 1 |
11 | フェルナンド アロンソ | McLaren | 52 | 1 lap | 1 |
12 | ジョリオン パーマー | Renault | 52 | 1 lap | 1 |
13 | ピエール ガスリー | Toro Rosso | 52 | 1 lap | 2 |
14 | ストフェル バンドーン | McLaren | 52 | 1 lap | 2 |
15 | パスカル ウェーレイン | Sauber | 51 | 2 laps | 3 |
ランス ストロール | Williams | 45 | 2 | ||
ニコ ヒュルケンベルグ | Renault | 40 | 2 | ||
マーカス エリクソン | Sauber | 7 | |||
セバスチャン ベッテル | Ferrari | 4 | 1 | ||
カルロス サインツ Jr. | Toro Rosso | 0 |
まとめ
ハミルトンが素晴らしいレースコントロールでしたが、前に車がいる時は大きくペースが落ちる。そこにフェルスタッペンが詰め寄る、ハミルトンに楽をさせない良いレースでした。
序盤でベッテルがリタイア、スタートでバンドーンが順位を落として、楽しみが無くなってどうしようかと思って見てましたが、リタイアも多く荒れたレースとなり退屈にならずにすみました。
最後のマッサとアロンソのバトルは良かったですね、あきらめずに最後まで入賞を狙ったアロンソには拍手を送りたいです。
ハミルトンはPUからバイブレーションが出ていたと無線で発言しており、最後までもったメルセデスの信頼性も素晴らしかったです。そのマシンに手を当ててお礼するハミルトンの姿勢も良かったなぁ。
対照的にフェラーリは信頼性の面とドライビング面で、このところレースを落としておりハミルトンに自らチャンピオンを捧げる結果になってしまいそうで残念ですね。
この優勝でハミルトンのチャンピオンは99%確定となった日本GPでした。
F1.com動画リンク
日本GP決勝⇒https://www.formula1.com/en/video/2017/10/Race_highlights_-_Japan_2017.html
こんばんわ、今日は序盤にVSCが入り、SS勢はかなり楽になってしまい1ストップだけになってしまいました?何か関係なく普通に1ストップだったよーな…
ハミルトンのインタビューで信頼性って言葉がFerrariに対しての皮肉に聞こえ笑うしかない週末でした、俺達のFerrariは、結局はオールイタリアではトップには届かないのかと思ってしまう一年になりそうです。
こんばんは。
普通に1ストップでしたね。SCも気温も関係なかったようです。
高速化して難易度はかなり上がった鈴鹿な印象。