昨日行われた予選ではハミルトンが激速でポールを奪取しました。2位にベッテルが入り後半戦の始まりもメルセデス対フェラーリの並び対決で始まります。
レッドブルは3列目を確保しています。
スターティンググリッド
パーマーはギヤボックストラブルでQ3停止したため交換で5グリッド降格となっています。
バンドーンは65グリッド、クビアトはPU交換で20グリッド、ウェーレインは5グリッド、エリクソンは5グリッド、マッサが5グリッドそれぞれ降格になっています。
pos | ドライバー | pos | ドライバー |
---|---|---|---|
2 | S. ベッテル | 1 | L.ハミルトン |
4 | K. ライコネン | 3 | V.ボッタス |
6 | D.リカルド | 5 | M.フェルスタッペン |
8 | S. ペレス | 7 | N. ヒュケンベルグ |
10 | F.アロンソ | 9 | E.オコン |
12 | K.マグヌッセン | 11 | R.グロージャン |
14 | J.パーマー | 13 | C.サインツ |
16 | F.マッサ | 15 | L. ストロール |
18 | P.ウェーレイン | 17 | M. エリクソン |
20 | S. バンドーン | 19 | D.クビアト |
ベルギーGP決勝レポート
44周で決勝は争われます。天候は晴れ、気温22℃、路面温度は34℃となっています。
スタートではトップ6が順位変わらず綺麗なスタートでした。10位スタートのアロンソが一時7位まで上がりましたが最終シケイン前に逆転され1周目8位。
2週目ケメルストレートでアロンソが抜き返す。7位以下はアロンソがいい感じで後続を抑えて混戦模様面白いバトルが展開されています。
3週目ヒュルケンベルグがアロンソをまたもパス。ウェーレインはリタイアしています。
4週目オコンがアロンソをパス。
5週目ぺレスがアロンソをパス。
6周目グロージャンがアロンソをパス。アロンソは11位まで転落しました。
7周目ハミルトンとベッテルの差は1.7秒となっています。
8週目フェルスタッペンがパワーダウンで停止しました。オランダからファンが多く来ていましたが残念な結果となりました。
10周目を過ぎ各車ぞくぞくピットインしています。
13周目ハミルトンがソフトへ
14周目ボッタスがソフトへ
15周目ベッテルがソフトへ
16周目ライコネンがソフトへ
17周目にはハミルトンにベッテルが急接近。ソフトに換えてからベッテルの方が1秒速いペースです。
ライコネンに10秒ストップペナルティで8位まで転落。イエローフラッグ無視との裁定らしいです。
ライコネンの怒りの追い上げレースがスタートしました。まずはペレス、オコンをパス
20周目ハミルトンとベッテルの差は約1秒
25周目ライコネンがヒュルケンベルクをパス、5位に復帰です。
27周目アロンソがリタイアしました。
オコンとぺレスが接触してオールージュ手前から破片をまき散らしたため30周目にセーフティカーが出動
各車一斉にピットインしメルセデスはソフトへフェラーリはウルトラへ交換しました。これでレースはわからなくなりました。
34周目レース再開、リアルドが一気に3位、ライコネンが4位、ボッタスは5位になっています。
ウルトラのベッテルがハミルトンに追いつけません。ソフトのハミルトンが速い。
ハミルトンとベッテルは1.5秒前後のギャップで白熱したバトルを展開しています。
リカルドは完全にライコネンを引き離しています。このスパでも前走者の乱流の影響で1秒以内に近づくのは困難ですね。
44周終了ハミルトン、ベッテル、リカルド、ライコネン、ボッタスの順でチェッカーを受けました。
ベルギーGP決勝結果
順 | ドライバー | Chassis | Laps | ギャップ | ピット |
---|---|---|---|---|---|
1 | ルイス ハミルトン | Mercedes | 44 | 1:24’42.820 | 2 |
2 | セバスチャン ベッテル | Ferrari | 44 | 2.358 | 2 |
3 | ダニエル リカルド | Red Bull | 44 | 10.791 | 2 |
4 | キミ ライコネン | Ferrari | 44 | 14.471 | 3 |
5 | バルテリ ボッタス | Mercedes | 44 | 16.456 | 2 |
6 | ニコ ヒュルケンベルグ | Renault | 44 | 28.087 | 2 |
7 | ロマン グロージャン | Haas | 44 | 31.553 | 2 |
8 | フェリペ マッサ | Williams | 44 | 36.649 | 2 |
9 | エステバン オコン | Force India | 44 | 38.154 | 3 |
10 | カルロス サインツ Jr. | Toro Rosso | 44 | 39.447 | 2 |
11 | ランス ストロール | Williams | 44 | 48.999 | 2 |
12 | ダニール クビアト | Toro Rosso | 44 | 49.940 | 2 |
13 | ジョリオン パーマー | Renault | 44 | 53.239 | 2 |
14 | ストフェル バンドーン | McLaren | 44 | 57.078 | 2 |
15 | ケビン マグヌッセン | Haas | 44 | 1’07.262 | 3 |
16 | マーカス エリクソン | Sauber | 44 | 1’09.711 | 3 |
17 | セルジオ ペレス | Force India | 42 | 4 | |
フェルナンド アロンソ | McLaren | 25 | 2 | ||
マックス フェルスタッペン | Red Bull | 7 | |||
パスカル ウェーレイン | Sauber | 2 | 1 |
まとめ
ハミルトンが必死に追いすがるベッテルを抑えきりポールトゥウィンを達成しました。
パワーサーキットでのメルセデスはやっぱり強かった、そしてドライバーハミルトンもやっぱり強かった。ベッテルも負けてはいませんこの両者の差は紙一重です。
あと8戦もこの二人のバトルを見られる2017年F1シーズンは近年では最高のシーズンですよね。来週は連戦でイタリアGPとなっています。
ペレス対オコンは今後ますます熱い戦いを見られそうで良いですね。チームメイト同士どんどんやっちゃって下さい。
マクラーレンホンダは見せ場を作りながらも結果には繋がらず。来週のイタリアも厳しいでしょうからシンガポールへ向けてしっかり準備するのがいいでしょう。
F1.com動画リンク
シューマッハ初チャンピオンマシンをドライブする息子ミック・シューマッハの動画⇒https://www.formula1.com/en/video/2017/8/Mick_Schumacher_honours_father_Michael_with_Spa_demo_run.html
ベルギーGPハイライト⇒https://www.formula1.com/en/video/2017/8/Race_highlights_-_Belgium_2017.html
お疲れさまでした。今回は最初から最後までずっと見入ってました!
上位陣はSCが入らない場合、以前言ったUS→Sの1ストップ作戦っぽかったので、個人的には予想が当たって嬉しかったです。
今回夏休み明けでメルセデスとフェラーリとの差が広がる訳でもなく、パワーサーキットの割に縮まったように見えたので、最終戦までもつれそうですね!
タイヤ戦略的中でしたね。
ソフトの安定度合いがすごすぎる。
私の予想は「はずかしい、はずかしい」アロンソ状態でしたw