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2020年F1第8戦イタリアGP決勝は、SCが絡むピットストップタイミングと赤旗中断後のリスタートで2位へ上がったガスリーが、ハミルトンのペナルティストップでトップとなり、サインツの追い上げを跳ね除け、初優勝のチェッカーを受けました。
サインツは自身最高の2位、ストロールが3位に入り、フレッシュな表彰台の顔ぶれになった。
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イタリアGP決勝結果
順
NO
ドライバー
チーム
周回数
Gap
Int
ピット
1
10
P.ガスリー
アルファタウリ
53
1:47’06.056
2
2
55
C.サインツ
マクラーレン
53
0.415
0.415
2
3
18
L.ストロール
レーシングポイント
53
3.358
2.943
1
4
4
L.ノリス
マクラーレン
53
6.000
2.642
2
5
77
V.ボッタス
メルセデスAMG
53
7.108
1.108
2
6
3
D.リカルド
ルノー
53
8.391
1.283
2
7
44
L.ハミルトン
メルセデスAMG
53
17.245
8.854
3
8
31
E.オコン
ルノー
53
18.691
1.446
2
9
26
D.クビアト
アルファタウリ
53
22.208
3.517
2
10
11
S.ペレス
レーシングポイント
53
23.224
1.016
2
11
6
N.ラティフィ
ウィリアムズ
53
32.876
9.652
2
12
8
R.グロージャン
ハース
53
35.164
2.288
2
13
7
K.ライコネン
アルファロメオ
53
36.312
1.148
2
14
63
G.ラッセル
ウィリアムズ
53
36.593
0.281
2
15
23
A.アルボン
レッドブル
53
37.533
0.940
2
16
99
A.ジョビナッツィ
アルファロメオ
53
55.199
17.666
3
dnf
33
M.フェルスタッペン
レッドブル
30
23 Laps
23 Laps
3
dnf
16
C.ルクレール
フェラーリ
23
30 Laps
7 Laps
1
dnf
20
K.マグヌッセン
ハース
17
36 Laps
6 Laps
1
dnf
5
S.ベッテル
フェラーリ
6
47 Laps
11 Laps
1
決勝タイヤ交換状況
スピードトラップ
POS
DRIVER
KM/H
1
Lewis Hamilton
360.8
2
Valtteri Bottas
360.8
3
Daniil Kvyat
357.2
4
Alexander Albon
357.0
5
George Russell
356.0
6
Sergio Perez
354.0
7
Lance Stroll
353.4
8
Daniel Ricciardo
352.0
9
Lando Norris
351.5
10
Esteban Ocon
351.3
11
Carlos Sainz
349.8
12
Romain Grosjean
348.4
13
Nicholas Latifi
348.2
14
Sebastian Vettel
345.8
15
Max Verstappen
345.6
16
Charles Leclerc
344.0
17
Pierre Gasly
342.3
18
Kimi Raikkonen
341.5
19
Antonio Giovinazzi
339.8
20
Kevin Magnussen
323.9
https://www.formula1.com/
ベストセクタースピード
INTERMEDIATE 1
INTERMEDIATE 2
FINISH LINE
POS
DRIVER
KM/H
DRIVER
KM/H
DRIVER
KM/H
1
V. Bottas
344.2
L. Hamilton
350.6
M. Verstappen
328.3
2
S. Perez
343.4
D. Kvyat
341.5
C. Sainz
327.5
3
A. Albon
341.6
D. Ricciardo
341.0
L. Norris
327.1
4
L. Norris
341.6
A. Albon
339.6
L. Hamilton
326.4
5
E. Ocon
341.4
P. Gasly
339.1
C. Leclerc
322.3
6
L. Stroll
337.8
K. Raikkonen
339.0
S. Perez
321.5
7
C. Sainz
337.1
A. Giovinazzi
338.4
D. Ricciardo
321.1
8
L. Hamilton
337.0
R. Grosjean
338.3
D. Kvyat
320.8
9
A. Giovinazzi
336.8
L. Stroll
337.9
E. Ocon
320.4
10
N. Latifi
336.7
E. Ocon
337.1
V. Bottas
319.9
11
K. Magnussen
336.4
V. Bottas
336.6
A. Albon
319.7
12
R. Grosjean
336.3
S. Perez
336.5
G. Russell
318.5
13
C. Leclerc
333.6
N. Latifi
334.5
R. Grosjean
317.1
14
D. Kvyat
332.9
M. Verstappen
333.9
N. Latifi
316.9
15
D. Ricciardo
331.8
G. Russell
333.4
L. Stroll
316.4
16
M. Verstappen
331.7
C. Leclerc
332.5
K. Raikkonen
316.3
17
K. Raikkonen
331.7
K. Magnussen
331.8
A. Giovinazzi
315.4
18
P. Gasly
330.7
L. Norris
330.8
P. Gasly
314.1
19
S. Vettel
325.9
S. Vettel
328.7
S. Vettel
310.0
20
G. Russell
325.8
C. Sainz
326.6
K. Magnussen
302.5
ベストセクタータイム
SECTOR 1
SECTOR 2
SECTOR 3
POS
DRIVER
TIME
DRIVER
TIME
DRIVER
TIME
1
L. Hamilton
27.163
L. Hamilton
27.834
L. Hamilton
27.396
2
D. Ricciardo
27.375
P. Gasly
28.164
V. Bottas
27.649
3
S. Perez
27.483
L. Stroll
28.217
L. Norris
27.661
4
D. Kvyat
27.490
D. Ricciardo
28.319
P. Gasly
27.742
5
A. Albon
27.516
C. Sainz
28.348
C. Sainz
27.747
6
C. Sainz
27.549
L. Norris
28.357
G. Russell
27.826
7
V. Bottas
27.552
V. Bottas
28.366
E. Ocon
27.850
8
L. Stroll
27.554
A. Giovinazzi
28.403
L. Stroll
27.854
9
L. Norris
27.555
E. Ocon
28.492
D. Kvyat
27.932
10
M. Verstappen
27.614
S. Perez
28.569
S. Perez
27.953
11
E. Ocon
27.619
D. Kvyat
28.598
D. Ricciardo
27.981
12
R. Grosjean
27.791
G. Russell
28.635
K. Raikkonen
28.016
13
K. Raikkonen
27.825
N. Latifi
28.652
N. Latifi
28.062
14
P. Gasly
27.870
R. Grosjean
28.697
A. Albon
28.119
15
G. Russell
27.891
K. Raikkonen
28.725
R. Grosjean
28.218
16
A. Giovinazzi
27.911
A. Albon
28.757
M. Verstappen
28.317
17
C. Leclerc
27.926
K. Magnussen
28.822
A. Giovinazzi
28.385
18
N. Latifi
27.928
C. Leclerc
28.95
C. Leclerc
28.471
19
S. Vettel
28.189
M. Verstappen
29.210
K. Magnussen
28.637
20
K. Magnussen
28.262
S. Vettel
29.581
S. Vettel
29.195
ファーステストタイム
POS
DRIVER
LAP TIME
LAP
GAP
1
Lewis Hamilton
1:22.746
34
2
Carlos Sainz
1:23.882
40
1.136
3
Lance Stroll
1:23.897
42
1.151
4
Daniel Ricciardo
1:23.898
38
1.152
5
Valtteri Bottas
1:23.961
51
1.215
6
Pierre Gasly
1:24.037
34
1.291
7
Lando Norris
1:24.232
50
1.486
8
Sergio Perez
1:24.336
50
1.590
9
George Russell
1:24.421
39
1.675
10
Daniil Kvyat
1:24.479
44
1.733
11
Esteban Ocon
1:24.490
52
1.744
12
Romain Grosjean
1:24.785
48
2.039
13
Kimi Raikkonen
1:24.835
29
2.089
14
Antonio Giovinazzi
1:24.856
43
2.110
15
Alexander Albon
1:24.926
48
2.180
16
Nicholas Latifi
1:24.999
39
2.253
17
Max Verstappen
1:25.539
10
2.793
18
Kevin Magnussen
1:25.787
10
3.041
19
Charles Leclerc
1:26.026
19
3.28
20
Sebastian Vettel
1:27.107
4
4.361
ガスリー初優勝おめでとうございます!
改めて色んな角度からレースを振り返ると、本人の力とチーム力も素晴らしかったけど、全てがガスリーに味方した結果でもあると思いました。
SC前にタイヤ交換してしまい”ミスった!”と思いましたがこのおかげで3位までジャンプアップ出来た事、その際Hに履き替えたおかげで赤旗の際にロス無しで新品のM履き替えた事、リスタート後にライコネンがサインツを抑えてくれたおかげでサインツのタイヤを消耗しリードを稼ぐ事が出来たなど(ライコネン Good Job!)、どれ一つ欠けても優勝は無かったかもしれません。
でも、この1年半努力してきた経験や思いが最後の10周に凝縮されて、ガスリーは勝者にふさわしい真のDrives of the Dayだと思います。
メルセデスのマシンがクリーンエアで本気で走れば、他のマシンより1秒以上速いのがデータでも判ってしまいますね。
それだけに空力的進歩を優先して、乱流であるトウを避けた予選アタックは理にかなった事だった。
メルセデス頭脳集団には頭が上がりません。
赤旗直前、ペナルティのハミルトン、タイヤ交換していないストロールに続いてガスリーが3位。
実質、1位だ!と思ったら、赤旗中にストロールがタイヤを換えていた。
ノリスも批判してるように、明らかにアンフェアなルール。
ガスリーが優勝したから良いようなものの、ストロールが優勝していたら提訴ものだった。
今回はピットロード近くで停車したマシン撤去のためピットクローズだった事が問題を大きくしていますね。
マグヌッセンはガードレールの切れ目にわざわざ停車して、そこからマシンを待避できると思ったのでしょう。
しかしオールドコースであるモンツァにはそのようなスペースがなかったのです。
赤旗中断はSC同様タイム差が無くなる処置なので、中断でのタイヤ交換はアンフェアどころかフェアなルールです。
※これはフェアなのか⇒トップ独走、後続はタイヤ交換したが赤旗、再スタート後タイヤ交換して最後尾へ。(今回のハミルトンみたいにノリスはなったらどう言うのかな?)
スポーティングレギュレーションに同意して参加している以上は、もっと紳士的に改善の提案をする必要がある。
※ノリスの批判なんて大々的に書かれてますが、ちょっと言って吐き出したかった自分の素直な気持ちだったのでしょう。
それを、バカなメディアが騒ぎ立ててるだけと推測。ゴシップに踊らされるのはやめましょう。
赤旗中断は大きなアクシデント後なので、タイヤの安全性を担保するために交換するようになっている意味もあります。
何がアンフェアかは立場によって変わり得りますが、レギュレーションは過去の経験の積み上げからも出来ているのですから、基本的に正しいし、尊重しないといけません。
赤旗中断自体が滅多にないので、実際に起こってみないと何が正しいかは判らない事の一つだったと思います。
レギュレーションに沿っている以上、アンフェアだとは思いませんが、雨やデブリが散らばっていて多くのマシンのタイヤが傷んでいる等が無い限りは、交換出来ない等の改訂は必要かもしれませんね。
安全確保のための交換は仕方ないと思いますが
使用義務にカウントしないとか、同コンパウンドへの交換(ピレリから支給)のみなど
改定する必要はあるかもしれませんね