F1日本GPの延長が決定しました!

今年契約切れ、ホンダが今年いっぱい、マイアミ開催決定、年間23戦以上増やさないなど、色々な状況からやばいよなぁ~っと思っていたのですが、2024年まで延長と嬉しいニュースが舞い込んできました。

そして、今年はホンダが冠スポンサーになり、Formula 1 Honda Japanese Grand Prix 2021 となります。

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F1は鈴鹿サーキットと契約延長を合意

F1のCEOであるステファノ・ドメニカリはこう述べました。

「フォーミュラ1が鈴鹿サーキットでさらに3年間レースを続けることを本当に嬉しく思います。日本は世界中のF1ファンの心の中で特別な場所を占めており、鈴鹿は11のドライバーズタイトルが決定され、スポーツの最も伝説的な瞬間の多くを主催してきました。日本グランプリは常に魅力的で最先端のドラマを披露してきましたが、F1であるアクションと興奮を日本の情熱的なモータースポーツファンに提供し続けることができることを嬉しく思います。」

「この延長は、アジアでスポーツを成長させるという私たちの長期的な取り組みの一環であり、Mobilitylandとの良好な関係を継続できることを嬉しく思います。この合意に達するための継続的な努力に対して田中氏と彼のチームに個人的に感謝したいと思います。そしてそこでのF1の人気とファンベースを増やすためにプロモーターと協力することを楽しみにしています。」

 

モビリティランド株式会社代表取締役社長の田中薫氏はこう述べました。

「F1との交渉を重ねた結果、2022年以降の開催契約を締結することができました。交渉中に示された深い理解に対して、まずはステファノ・ドメニカリ氏を含むF1メンバーに心からの感謝を表明したいと思います。」

「鈴鹿サーキットが世界中のファンに愛され続け、モータースポーツ文化の繁栄に貢献できるよう、三重県や鈴鹿市の地域住民と一緒に努力していきたいと思います。」

「2022年、鈴鹿サーキットは創立60周年を迎えます。2022年以降に開催されるF1日本グランプリに加え、スポーツの歴史と伝統を大切にしながら、未来への新たな挑戦を行い、ファンに驚きと喜びを与え、感情的な経験。今後のイベントにご期待ください。」

ホンダ製レッドブルエンジンと角田を見れる鈴鹿

オールホンダで製作された2021年のパワーユニットは、今のところメルセデスと互角かそれ以上の力を発揮している。

そして、来春の開発凍結へ向けて、E10燃料に合わせた開発も継続し、レットブルパワートレインズに貸し出される。(知的財産権の使用契約、譲渡契約では無いはず)

F1は2024年から新規定パワーユニットを導入したい意向となっており、2023年まではホンダ製レッドブルエンジンが鈴鹿サーキットを走る事になります。

 

今年デビューした角田は、何年もF1に残れる可能性を秘めたドライバーであり。日本人ドライバーが走る事が、鈴鹿サーキットの集客と言う点では一番大きい事でしょう。

日本GP決勝レース観客動員数

開催場所 日曜観客数 その年の出来事
2006 鈴鹿 161,000 ホンダ3期初優勝
2007 富士 140,000 富士開催
2008 富士 100,000 ホンダ・トヨタ不調、富士不評
2009 鈴鹿 101,000 ホンダ不在、鈴鹿に戻る
2010 鈴鹿 96,000 トヨタ不在、小林可夢偉参戦
2011 鈴鹿 102,000 小林可夢偉参戦
2012 鈴鹿 103,000 小林可夢偉参戦(3位表彰台)
2013 鈴鹿 86,000 小林可夢偉去る、日本不在
2014 鈴鹿 72,000 日本不在
2015 鈴鹿 81,000 ホンダ復帰不調
2016 鈴鹿 72,000 ホンダ不調
2017 鈴鹿 68,000 ホンダ不調
2018 鈴鹿 81,000 トロロッソ・ホンダ
2019 鈴鹿 89,000 レッドブル・ホンダ(4期初優勝)

 

ホンダもトヨタもいない日本メーカー不在の中、日本のF1人気を支えたのは小林可夢偉です。

メーカーがどんなに頑張っても超えられない人気の壁を突破するのが、ドライバーなのは事実。オランダのF1人気はフェルスタッペン、ブラジルはセナやマッサです。

 

2018年の増加は日本に関りがあったガスリーの活躍が大きいですね、私も行きましたが契約延長が発表されず、最後かもしれないと言うレア感も大きかったと思う。

まとめ

いや~良かった、日本GPの延長は嬉しい事です。

とにかく、角田君の活躍次第ってところでしょうが、まぁ問題ないでしょう。トヨタデビューこそ9位だった可夢偉は、2010年のフル参戦時、開幕から4戦連続リタイアですからね。

頑張れ、角田君!

 

ホンダは2040年以降の新車を全てEVとFCVにすると発表しましたね。

内燃エンジンを止めると宣言したと言う事、F1を止める、そのうちレースを止めるって事になっていくでしょう。(EVレースならやるかもしれないが)

ホンダが日本メーカーとして、F1で活動してきた影響は非常に大きいけど、日本製品が世界で認められる切欠でも無い訳でして、ハイブリッドではトヨタに負けて、次のEVでは絶対勝つと言う意気込みなんだろう。

 

先見力の高い企業だけど、覇権を獲るような規模でもない、孤軍奮闘なバイク&車&小型ジェット機&ロボット屋さん?

本当に斜め上で、面白い企業だと痛感した発表だった。