2月23日、レッドブルは新マシン「RB16B」を発表しました。
24日4:00だと思っていたら、スタジオ撮影画像をオンラインで先行発表でした。アルファタウリに続きリアウィングにHONDAロゴを大きく描いています。
レッドブル RB16B
フロントウィングやノーズ回りは昨年の最終仕様とほぼ変わっていない。
バージボードの上部エレメントの数が増え、様々な曲面や角度が複雑に絡み合っている。サイドポッド側面に強力なボルテックスを発生させるだろう。
フロアサイドはわりとオーソドックスなもの、リアタイヤ前のストレーキは、昨年からある程度予測されていた形状。
丸みを帯びたサイドポッドが、上面を斜めに切り落としたような形状になっている。
リアカウルの空気が通る部分が上方へ移動、はっきりと区切りが見える形状へ。
RB16とRB16Bの比較
上2枚の画像比較は、RB16(2020)が開幕発表時仕様のため、あまり意味が無い比較になってしまう。
2020年最終戦仕様は下2枚の画像です。
大きく変わった点はサイドポッド形状とリアカウルとなる。
まとめ
サイドポッドの上面を斜めにカットしたような感じになり、カウルとの接合部分がくっきり見えていた所がなだらかになっている。また、全体的なサイズは小さくなっている。
サイドポッドに入った空気を排出するリアカウルは、リアサスペンションアッパーアーム下側に出口があったのが、アッパーアームの真ん中ぐらいまで上昇している。
ディフューザー上面からリアカウルを離す事で得られる空気の流れに利点を見出したのだろう。
ホンダの新構造エンジンは、アルファタウリが示していたがモノコックやギアボックス形状を変えることなくインストール出来ている。これはホンダPUのマシンとの接合部分の変更が無い事を意味する。
ギアボックスにトークンを使ったと思われるが、リアサスペンションのアーム配置が変わった。
It looks like @redbullracing spent its tokens on the #RB16B gearbox/suspension, as the lower wishbone now passes behind the pull rod (compare green arrows). Also, more vanes on the edge of the front floor (5 instead of 4). #techF1 #F1 pic.twitter.com/n4QD9RQo6D
— nicolas carpentiers (@NicolasF1i) February 23, 2021
リアロアアーム前の角度が弱まり、プルロッドの後ろになっている。リアカウルの空気排出口の場所など、よくよく考えたらメルセデスW11と配置があらかた一緒ですね。
昨年苦労したフロントウィングとノーズ回りをそのまま維持している。「空力は安定したフロントから始まる」by Jin
久しぶりに開幕から速いレッドブルを見れるかもしれないな。
フロア回りや真上からの画像が無い事から、まだ多くを隠してるとの憶測が拡がってるようです。
カラーリングも、公式グッズの色が青の迷彩柄となってる事から、今回のカラーリングはカモフラージュか?なんて憶測も出てるようです。
例年と違う事をするとこうなる?(笑)
ウエストゲートパイプが無い?見えない?ですね。
AT02だとリアアッパーアーム後ろの下から出てるので、RB16Bも同じ仕様だと思いまする。
なるほど、ありがとうございますマシンの後ろ側結構変わってるみたいですね。
ウェイストゲートはここらしい。
プレシーズンテストが始まり、チェックしてみましたが、位置はそこで間違いないようですが、ウェイストゲートパイプは一本出しのように見えました。
リヤウイングの支柱ピラーは、1本となって再びRB15に戻った感ありますが、シーズン途中で2本仕様と使い分けするとも考えられる。
それよりもマクラーレンやアルファタウリのように、上面ビューの画像無いので、フロアパネルカットの形状も分からない?
同じホンダPU搭載だからと言ってアルファタウリと同じとも限らない?
レッドブルの事だから、きっと違うと思う?手の内を見せない?
PU新型RA621Hはピット作業でしか見る事出来そうに無いので、それまでのお楽しみとしますか?
エキゾーストパイプの取り回しが一番気になります。
リアロアアームの後ろは、ドライブシャフトと共に若干斜め上がりでギアボックスと連結。
RB16とほぼ変わらない。W11ほど極端にはなっていないっぽい。
ロアアームがプルロッドの下部に配置転換されてますね。
いずれにしても、公開されてる画像が事実上、前からと斜め前からの2種類しか無いので判らない事が多過ぎます(笑)
ロアアーム前がギアボックスに対して直角方向にシフト、そしてホイールハブ取り付け位置が最下部に変わっています。
空気を乱すアーム位置まであえて上げてきたリアカウルの排出口、ウェイストゲートパイプも多分この位置になり排出効果を高めるでしょう。
テストまで全貌はわかりませんね、ただ今年は3日しかないので、フィルミングデイも含め出し惜しみ無しの外観になると思います。
エンジンカウルのHONDAマークがストレートになってますね
内部の構造も大分変わってるのですかね
リヤウイング翼端板の赤色部分(ESSO白文字)にある渦巻きスリット、
金鳥蚊取り線香?♨️マーク風?しっかり標準装備。
コースによって全くスリット無しのフラット仕様(イタリアGPモンツァ)、今シーズン中も変化見られるところかなぁ?
レッドブルのメインスポンサーだったアストンマーチンが無くなっただけでなく、長年サブスポンサーのAT&T(米国電話通信企業)ロゴマークも消えて無くなりましたね。
フィルミングデーでの走行で公開された画像には、走ってるRB16Bの画像が全く無かったようです。
シルバーストンはパパラッチ難しいよね。
よくよく見たいのはリア回り、テストでも難しい部分なんだよなぁ。