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2017年最終戦前マクラーレンホンダのトップギャップ一覧とパワー差の考察

2017年最終戦前マクラーレンホンダのトップギャップ一覧とパワー差の考察

とうとう今年のF1もあと1戦となり、マクラーレン・ホンダとしてのグランプリも最後となります。3年間で結局トップとの差は縮まっているとは言えず残念な事になっています。

今年に限って言ってもホンダのPUは研究段階で投入され、序盤戦は散々な結果を引き起こしてしまっています。しかしながら終盤戦ではどのタイプのサーキットでもTOP10に入る実力を見せています。

予選タイム差一覧とサーキットデータ

R GP 予選gap 1周
(km)
平均速度 全開率
(%)
燃費
(kg)
周回数 ERS
影響度
予選 決勝 備考
1 AUS 3.237 5.303 232.28 70 1.90 58 13 13
2 CHN 2.694 5.451 214.04 55 1.70 56 13 R
3 BRN 3.285 5.412 219.48 64 1.80 57 15 14
4 RUS 3.466 5.848 206.85 60 1.90 53 15 14
5 ESP 1.899 4.655 211.72 65 1.70 66 7 12
6 MON 1.071 3.337 166.43 50 1.50 78 10 R
7 CAN 2.234 4.361 219.70 67 1.80 70 12 14
8 AZE 3.741 6.003 214.83 56 2.00 51 16 9
9 AUT 1.351 4.326 241.93 66 1.70 71 12 12
10 GBR 2.818 5.891 244.89 66 2.40 66 9 11
11 HUN 1.273 4.381 206.77 55 1.50 70 8 6
12 BEL 2.537 7.004 245.86 70 2.27 44 11 14
13 ITA 3.603 5.793 243.62 75 1.89 53 10 R Q雨
14 SIN 1.688 5.065 183.27 47 1.90 61 8 7
15 MAS 1.506 5.543 221.53 65 1.79 56 7 7
16 JPN 2.430 5.807 239.41 65 1.80 53 10 11
17 USA 1.899 5.515 213.15 63 1.80 56 9 12
18 MEX 1.222 4.304 202.57 47 1.45 71 14 10
19 BRA 1.271 4.309 227.04 62 1.49 71 7 8
20 UAE 5.554  59?  1.74? 55

※平均速度は予選ポールのもの(イタリアのみ決勝時

https://www.formula1.com/

パワー差比較表

パワーエフェクトは10kw単位でシルバーストン0.25秒、ハンガロリンク0.15秒、インテルラゴス0.18秒(推測値)で計算しています。

GP 対チーム 車体 PU 総合 パワー差
GBR メルセデスQ3モード 1.5 1.3 2.8s 53kw(72ps)
GBR フェラーリ 1.3 1 2.3s 40kw(54ps)
GBR レッドブル(ルノー) 0.8 0.5 1.3s 20kw(27ps)
HUN メルセデスQ3モード 0.2 0.8 1.0s 53kw(72ps)
HUN フェラーリ 0.6 0.6 1.2s 40kw(54ps)
HUN レッドブル(ルノー) 0.4 0.3 0.7s 20kw(27ps)
BRA  メルセデス 0.55 0.72 1.27s 40kw(54ps)
BRA  フェラーリ 0.73 0.54 1.27s 30kw(40ps)
BRA  レッドブル(ルノー) 0.52 0.18 0.70s 10kw(13ps)

今まで出てきた情報(ほとんどヨネヤさんがエンジニアから聞き出した数値)を元に算出しています。フェラーリとの差は+5kw程度はあるかもしれません。

最高速度不足の原因

ブラジルにてマクラーレンがハイドラッグ仕様なのにホンダのパワー不足を理由にしていると言う話は本当でしょうね。比較できる画像がほとんどないのが残念です。

「ウイング立てて直線伸びず。なのにアロンソはホンダ批判という理不尽」⇒https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/motorsports/motorsports/2017/11/15/___split_44/

バンドーンがサンドイッチになった時の画像↓

https://www.formula1.com/

レッドブルとハースに比べて明らかにリアウィング立ってますねぇ。これに加えてハイレーキ角でさらに抵抗が増えているのでスピードトラップはFP2で327km/h⇒Qで316km/hになってしまってます。

セッティング面でコーナー重視にするマクラーレン、ホンダのパワー不足で速度が遅い訳ではないという事。それによって終始安定したラップを刻み結果を出しているので間違ってはいなんですけどね。

こんな文句を言われるのもあと1戦、すべてが終わった後に口撃してもいいんだよホンダのスタッフさん。

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コメント Comments

コメント一覧

  • 悠々 がコメント

    2017-11-16 14:58

    こんばんわ
    メルセデスとフェラーリとの馬力差が約14馬力ぐらいですか…
    ソレであれだけ戦ってるのに何故ホンダは13馬力差のレッドブルに追い付けないのだろうか…
    まあ、そんな事は解りきってるのでもう言いませんが、次はラストレース。
    去年のバトンみたいに縁石に乗っただけでサスペンションが折れるみたいなしょうもない終わり方だけないようにしてほしいですね!

  • メルシーパパ がコメント

    2017-11-17 10:46

    管理人さん、いつも楽しみにしてます。今シーズンの前半戦は、目も当てられないタイム差でしたね。ここ数レースで、遅いのはホンダだけの責任ではないというコメントが目立つ様になって来ましたが、これもスペック3.5以降の成果ですね。来シーズン、STRシャシーと新人ドライバーで戦うとなるとスペック4には、何としてもあと20KWは2月のスペインテストまでには達成してもらいたいと思います。メルセデス、フェラーリの来シーズン用PUの見込みはどうなんでしょうか?

    • F1モタスポGP管理人 がコメント

      2017-11-18 08:35

      ホンダはMCLに提供していた財政支援金(約100憶)を開発に回すはず、最適化されたベンチでトライ&エラーを死に物狂いでやって結果だしてほしい。

      メルセデスはやばいですよねベンチ上で熱効率50%とか尋常じゃない。
      メキシコGPではメルセデス89k、フェラーリ101kの燃料使用量だったみたいな記事がありました。
      https://www.auto-motor-und-sport.de/formel-1/mercedes-volle-power-12796761.html
      シュミットさんはどっから情報得たのか?F1が常時テレメトリーで監視している流量計データからなのかはわからないけど、事実とすれば2020年までメルセデスはトップに君臨するでしょう。
      この差があっても年間基数制限のためすべてのパワーが解放できないから、速さでの差が少なくなっていると考えられます。ピークパワーでの差は無くなり今後は燃費競争に発展していくのかな。

      • メルシーパパ がコメント

        2017-11-18 14:13

        熱効率50%の記事は読みましたが本当なの?と半信半疑でしたが、いくらメキシコGPでの使用量とはいえ、89Kは凄いですね。どうやったら、12,000回転以上回ってこれだけの燃料ですむのか?本当に良い燃焼がシリンダー内で行われているのでしょうね。FIAからOIL量の制限もされているし、事実なのかもしれませんね。HONDA F1には、少しでも良い燃焼システムを開発してもらってメルセデスを脅かしてほしいものです。

  • HONDA応援魂 がコメント

    2017-11-18 06:39

    「9.15以降、ポジティブな傾向のパワーエフェクト!」

    第14戦(SIN)以降の×6戦中のうち4戦は全開率概ね65%のコース、予選タイム差は第16戦(鈴鹿GP)除く×5戦で1.5秒台前後差に短縮して保っている傾向⁉︎とみれましたが、そうであればパワーエフェクトによるポジティブな傾向が数値にも表れているという印象です。
    気を緩めないで!一歩一歩「その調子で頑張れ!HONDA」

    『(祝)Pierre Gasly・Brendon Hartley ’18フルシート確定おめでとう!』~Toro Rosso HONDAを、何とぞよろしくお願い致します!~

    (モタスポGPさん、今回も力作ありがとうございます。+年間の数値で“年間の微々な変化推移もみれた印象です!)

    • F1モタスポGP管理人 がコメント

      2017-11-18 08:17

      もっとわかりやすくしようと思ったのですが、この程度で申し訳ないです。
      コース概要がいまいち掴めませんよね。
      オフシーズンに何かいい表現を見つけたいと思っていますw

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