2020年F1開幕前に発生した新型コロナウィルスは、中国から全世界に感染が拡大中です。

全世界で人が多く集まる色々なイベントが取りやめになる中で、3月13日から始まる開幕戦オーストラリアGPは行われる。モータースポーツの世界選手権では既にMotoGPがキャンセルになっている中、それでいいのだろうかとの疑念もあるが、やってほしいとの思いもあり、史上初めての事に皆さんも困惑しているでしょう。

私は一早く緊急事態宣言を表明した北海道の札幌に住んでいますが、経済活動の衰退は計り知れないほどの影響がでています。もともと中国・韓国・台湾からの観光客に支えれてきた北海道観光業は沈黙、それらを取り巻くあらゆる産業に影響があります。

やみくもに検査をするのではなく、感染経路を断ち把握し感染者を隔離する今の対応は間違っていません。感染力が強いからこそ、このような対応がとられている。しっかりと皆が協力し同じ方向を向いて、立ち向かっていかなければならない。

モータースポーツ、特にF1を愛するものならば当然分かっている事と思います。

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新型コロナウィルスに対するF1の対応

2020年3月13日時点

F1やそれに関連する各国の対応など

感染が急激に拡大し死者も多いイタリアに対する各国の対応がキーポイント、フェラーリ・アルファタウリ・ピレリの関係者に影響が出ている。

開幕戦の急遽中止の影響から各チームは14日間の隔離処置となりました。

FOMは一部チームが参加できないGPは、ノンチャンピオンシップにすると発表している。

F1グランプリ

  • 開幕戦オーストラリアGPの中止
  • 第2戦バーレーンGPの延期
  • 第3戦ベトナムGPの延期
  • 第4戦中国GPの延期
  • オランダ、スペイン、モナコGPも延期する予定

各国の対応

  • オーストラリア:イタリアから到着する外国人に対して,到着時の医療スクリーニング及び検温措置が強化
  • バーレーン:14日以内に日本、イラン、イラク、イタリア、タイ、マレーシア、シンガポール、韓国に経由または渡航歴がある方は入国不可
  • ベトナム:イタリアから入国する全ての乗客の14日間の医療隔離
  • イタリア:全域で移動制限

チームへの影響

  • ホンダF1日本在住現場エンジニアはイギリスに待機中
  • イタリアの全域で都市間移動封鎖制限により、フェラーリ(モデナ)とアルファタウリ(ファエンツェ)にも影響がでそう。
  • オーストラリアから帰国後、各チームは14日間の隔離処置