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F1ドライバー市場は、ライコネンの引退によって出来た空きシート、夏休み明けのボッタス移籍発表から瞬く間に決まっていった。

ボッタス・ラッセル・アルボンの玉突き発表、ペレス・角田の残留、ベテラン勢アロンソ・ベッテルの残留。

残る席は、ボッタスのチームメイトとなるアルファロメオの一席となっています。

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2022年F1ドライバーラインナップ

チーム ドライバー1 ドライバー2
メルセデス ハミルトン ラッセル
レッドブル フェルスタッペン ペレス
マクラーレン リカルド ノリス
フェラーリ ルクレール サインツ
アルピーヌ オコン アロンソ
アルファタウリ ガスリー 角田
アストンマーチン ベッテル ストロール
ウィリアムズ ラティフィ アルボン
アルファロメオ ボッタス ジョヴィナッツィ?
ハース シューマッハ マゼピン

各ドライバー起用の経緯

※注:これは私の想像であります。

F1ドライバーになるには、飛びぬけた才能があってもチーム・スポンサー・後援者との関係が一番重要になります。

メルセデス

ラッセルの起用は早々に決まっていた、それをハミルトンが受け入れた事でボッタス放出が決定。

ハミルトンが引退をちらつかせていたが、結局折れた。

レッドブル&アルファタウリ

フェルスタッペンとガスリーは複数年契約があり残留は決定事項。

ペレスの残留は約20億とも言われるメキシカンマネーに支えられています。

レッドブルパワートレインズの運用予算は年間5,000万$以上になり、今後の自社開発を含めてもお金はいくらあっても足りません。

 

角田の残留は、本人が知らないだけで最初から2年だったのではないかな?

完全な撤退では無いホンダとレッドブルの関係次第なところ。

ウィリアムズ

ラティフィのスポンサーマネーは生命線のため継続起用、今年は速さも見せている。

アルボンは、レッドブルのマシン開発に大いに貢献、その後援(資金)を受けてウィリアムズのシートを得た。

メディアを使ってメルセデスの圧力を排除した途端の発表が面白すぎた(笑)

 

ラッセル放出でメルセデスPU関連の減額が無くなるため資金面の補填は必要、加えて今年はランキング8位確実、分配金も増えるためチーム力アップのためにドライバーを選んだのだろう。

アルボンはレッドブルに2年以上帯同していて、トップチームのやり方を学ぶ事ができる貴重な戦力となる。

アルファロメオ

ライコネンの後任としてボッタスを起用、確実な速さがあるベテランドライバーを欲するチームの考えに合致した。

ジョビナッツィの残留は確実かと思っていたのだが、ここにきて資金面の不安も騒がれ始めた。

 

アルファロメオとの関係も2022年いっぱいと聞こえる中、フェラーリが影響力を失っているらしい。

マクラーレン&フェラーリ&ハース

今年が始まった時から、来年も固定ラインナップだと決まっていた。

アルピーヌ&アストンマーチン

アロンソとベッテル、来年はオプション契約だったようだが、チームに対する貢献度が評価されオプション行使となった。

序盤は苦労していたベテランだが、その卓越した経験とセンスは関係者を納得させた。

 

ビックネームである二人は、宣伝効果も非常に高い、ともにブランドを掲げるチーム、ドライバー選定も一苦労だ。


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まとめ

F2からのステップアップは、周 冠宇(ジョウ・グアンユー)が巨額なスポンサーマネーと共にアルファロメオのシートを狙ってる。

このシートはクビサのスポンサー次第なところもある、他のシートが決まったので急ぐ必要は無い、ゆっくり吟味した上で決定されるだろう。

予算制限1億4,000万$は、マシン製造費と人件費(高額給与3名とドライバーを除く)に適応されるのみ、下位チームにしてみれば全く関係が無く、スポンサーを持ち込めるドライバーが必要です。

 

2022規定マシンは、ガラッと操縦性が変わる。

特に18インチホイールタイヤの剛性アップによって、ドライビングスタイルの変更を余儀なくされる。

ダウンフォースが減り、タイヤも変わる、毎戦アップデートされていくマシン、その変化をドライバーは速さにつなげていかなければならない。

 

速いF1ドライバーとは何か?

慣れてる、慣れてない、そんなものは関係無い本当の速さ、2022年はそんな部分に注目すると面白いと思う。