スプリントの結果でスタートするオーストリアGP決勝です。
アロンソはパワーユニット新規投入で最後尾スタート、ボッタスは5基目のTC,MGU-Hを入れてウィング交換してピットレーンスタートです。
スタート順とタイヤ
ピットインロスタイムは約21秒です。
オーストリアGP決勝レポート
天候は晴れ、路面はドライ、気温20℃、路面温度30℃でスタートしました。
スタート:フェルスタッペンがホールショット、ラッセルがサインツに並びかけるがサインツが3位を死守。
ターン4でアウトから突っ込んだペレスはラッセルに押し出されコースアウト。
ラッセルには5秒ペナルティです。
Lap2:ペレスはピットインしてハードへ最後尾です。
Lap5:ミックはハミルトンをパスして7位
フェルスタッペンとルクレールは1秒以内の争いになっています。
4位ラッセル以降はDRSトレインで5台が連なってます。
Lap10:フェルスタッペンにルクレールが並びかけるバトルが発生。
Lap10終了時点
Lap12:ターン4でルクレールがフェルスタッペンのインに飛び込んでトップに立ちました。
ラッセルはピットインしてフロントウィング交換をしています。
Lap13:フェルスタッペンはハードへ8位
Lap15:ハミルトンがミックをパスして5位、ノリスはハードへ13位、ハミルトンはマグヌッセンもパスして4位
Lap16:マグヌッセンはハードへ12位、フェルスタッペンはミックをパスして4位
Lap18:フェルスタッペンはターン4でハミルトンをパスして3位
※F1アプリのタイヤ履歴が停止して何周使っているのかわからなくなってしまった。
Lap23:ロングスティントしているジョウとアロンソに、ノリスとハース2台が絡んで5台のバトルが発生
Lap24:ジョウはミディアムへ19位
Lap27:ルクレールはハードへ3位、ペレスはピットインしてリタイアしました。
Lap28:サインツはハードへ4位
フェルスタッペンは約1秒ペースが悪くなってます。
Lap29:ハミルトンはハードへ4位
Lap32:ルクレールはフェルスタッペンのDRS圏内に入りました。
Lap33:ルクレールはフェルスタッペンをパスして1位
Lap35終了時点
Lap37:フェルスタッペンはハードへ3位、フロントウィングを掃除していました。
フェルスタッペンはタイヤ交換したらペースが戻りました。
Lap40:ベッテルとガスリーが接触してベッテルがターン4でコースアウト17位
アウトへはらんだガスリーには5秒ペナルティです。
Lap42:ノリスはマグヌッセンをパスして7位
Lap50:ルクレールはハードへ3位
Lap51:サインツはハードへ3位
Lap51終了時点
Lap53:ルクレールはフェルスタッペンをパスして1位に戻りました。
ハミルトンはミディアムへ4位
Lap55:サインツはフェルスタッペンに追いつきそうなペース差です。
Lap57:サインツが白煙を上げてリタイア、リアカウルから炎が見えています。
VSCになりました。
ルクレールはミディアムへ、フェルスタッペンはミディアムへ
Lap60:レース再開
ルクレールとフェルスタッペンのファーステストの応戦が発生しています。
フェルスタッペンが7.2秒台でファーステストラップを保持。
Lap65:ボッタスはアルボンをパスして10位
ルクレールはスロットルが0%に戻らなくなるトラブルが発生しています。
テレメトリーでは約10%スロットルが開いています。
Lap68:ルクレールよりフェルスタッペンのペースは約0.4秒速いですが追いつけるタイム差ではありません。
Lap71:アロンソはボッタスをパスして10位
Lap71終了:ルクレールがトップでチェッカーを受けました。
オーストリアGP決勝結果
まとめ
スタートしてすぐにフェラーリのレースペースが良い事が明らかになった。
スプリントとは状況が逆転、デグラデーションに苦労するフェルスタッペン、早めにタイヤ交換してアンダーカットするがルクレールに対して計3回のオーバーテイクを許してしまった。
A hat-trick of overtakes for Charles Leclerc 💪#AustrianGP #F1 pic.twitter.com/coLQbKutuP
— Formula 1 (@F1) July 10, 2022
今シーズン3勝目おめでとうルクレール!
空気が薄いレッドブルリンク、ダウンフォースがレッドブルより多いフェラーリの優位が明らかになったレースでした。
フェラーリとしては1,2フィニッシュが狙えた、しかしサインツのエンジンは息絶えた。
フェラーリPUの信頼性問題は深刻です。
レッドブルとしてはオープニングラップでペレスがコースアウトしてしまったのが痛かった。
ベテランらしからぬ早すぎる仕掛け、今回は乗れていない焦りがそうさせたのかな?
4位にペレスが居れば、レッドブルは戦略的に何か出来たでしょう。
ミックがドライバーオブザデイを獲得!
チームメイトのマグヌッセンより前でフィニッシュ、レース中も力強い走りでした。
開幕以降ほとんど開発されていないハースですが、マクラーレンやアルピーヌと同等のダウンフォースがある。(ドラッグもあるけど)
アルピーヌはオコンが中団グループのトップ、最後尾からアロンソが10位入賞出来ている。
2強から良い部分を融合させてきたマシン、開発の方向性は間違っていない事を証明しています。
アルファタウリは序盤ポジションアップしていたが、レースが進むにつれてポジションダウン、全くコースに合っていないマシン、開発遅れは深刻な問題です。
そんなアルファタウリですが、フランスでアップデートがあるとの噂です。
角田の活躍のためにも、少しでも速くなる事を願うのみです。
フェルスタッペンとルクレールのポイント差は38になりました。
あと11戦、得意不得意のサーキットが半々だとしても、フェラーリPUの新規投入ペナルティが終盤にある為、レッドブルとフェルスタッペンが大きな優位を保っています。
ラッセルは充分にスペース残してますし、インに寄ってペレスが自ら当たりに行ったようなもの。
あれでラッセルにペナルティは判断ミスでは?
微妙ですよね、私もペレスがインに寄りすぎたと思っていますが、ラッセルもスロットルオンではらんでいる。
タイヤがまだ温まっていない1周目のターン4アウト側は危険すぎます。
レッドブルのタイヤが、これほど早くタレるとはなあ・・・今後のレースに
大きな影響が出そうですね。アップデートで少しでも改善が出来ると良いのですが。
低速ターンのボトムが遅いので、若干のダウンフォース不足だと思います。
リアの構成がカナダと一緒でした。
レッドブルの低速ターンのボトムが遅いのは
ここ数年ずーっとじゃないですか?
ぶっちゃけホンダPUになって以来の持病のように思います
陰謀論者的には看過できません
想像以上にレッドブルが遅かったので驚きました
フェラーリ、レッドブル、メルセデス間のペースに大きな差がありフェラーリのトラブルがなければ2位は無理でしたし最後は差を詰める事が出来なかった
メルセデスはライバルになるレベルではない遅さ
ペレスは確実に抜ける場所で抜いて欲しかったですね
面白さは今シーズンワーストかな…
ルクレールがフェラーリの勝てたのでそれは良かった
ハース躍進はフェラーリの新型ERSが投入された事も関係ありそうです
本家に投入されたらストレートスピードが脅威になりそうです
スプリントではフェルスタッペン余裕の勝ちに見えたのに、何で決勝でここまで差がついたんでしょ?
ハードでフェラーリ優位なら判るんですが、スプリントで使ったミディアムまでフェラーリよりデグラデーションが酷い。
路面温度はスプリントより少し高く、前日の雨でラバーが流れた。
燃料搭載量も多かった。
これらの影響でスプリントと決勝でこんなにも差がつくものですかね?
パルクフェルメで触れない部分以外で何か悪い方向に触ったか、何処かを痛めていたのでは?と感じました。
最終スティントで履いたミディアムは問題なかったみたいなので軽量タンクかつラバーがある状態ではパフォーマンスがあったという事かもしれませんね
雨が降らなければ別の結果になってたかも
シーズン当初はフェラーリの方が速くて
タイヤの保ちも良かったように記憶してますが
途中、トラブルやサーキットの相性もあって
後退したように見えただけで
今回の結果は実力通りではないでしょうか
前にルクレールとフェルスタッペンがぶつかった時と同じで、外側の車が半車身以上前に出ているのに内側の車がターンインの時に引かないから、外側の車が立ち上がる時に後輪をぶつけてしまう、って事ですね。
今回は他にガスリーとベッテルが同じ事をしてました。
前は外側の車が外にはらんで避けないとペナルティになってましたが、最近はどちらが前に出ていたか、でペナルティの出方が変わってきている様です。
最近の車はぶつかってもケガをしないから、F2もF1も粗い運転が多くなりましたね。
いまのうちになんとかしないと、ひどい事故がおこりそうで心配です。
しゃるる君やっと勝てましたね~
おめでとう
たっぺん君は目からビームを出してカルロス号を撃沈ww
これは「持ってる」部類のパワーですね
しかし
そこかしこでバトルがあってめまぐるしいレースでしたね
なかでもミック君の活躍が凄かった~
これは覚醒真近?? 心なしか最近の顔つきもキリッとしてて
勢いみたいなものを感じます。(宣材のぬるい顔の写真を変えて貰いましょう)
オブザデーおめでとー!
チャールズの勝利を祝うマックスのシャンパンアタック!
じゃれ合う二人が楽しそうでしたね。
大人な方は、微笑みだけでした。
サインツのターボは多分、オレンジの煙を吸ったせいですね。
あやつら、やる事が斜め上ですよ(笑)
大人な人は、控室とかでも若者に絡めてないですね~
なんか空気感が違う。
いつもサッといなくなってます。
居場所がない感じで。
表彰台3人がパルクフェルメ違反で罰金(執行猶予)となりましたが、「今更?」って気がしました。
今年もどこかのレースで、体重測る前に水分ガバガバ摂ってる映像が流れていましたが、そのときは何もなかったと思うし。。。判定がいちいち曖昧。
優勝したルクレールのスロットル戻らないトラブルなんですが、
ドライバーの足元アクセルペダルは、リターンスプリングが付いていると思うので踏み込みを止めればバネの力でペダルは元に戻ると思うのですが、PU側の絞り弁(スライド式なのか?バタフライ式なのか?)が、ある所で開きっぱなしで動かなくなったのでしょうか?
今のF1は、電子制御スロットル(ドライブバイワイヤー)でしたね?
スロットルポジションセンサー故障の可能性でしょうか?
仕組みも含めて解説して頂けると嬉しいです。
スロットルの負荷は通常油圧制御ですが、フェラーリは電気モーターを使っています。
カナダのパルクフェルメではサインツがそれを交換していました。
Ferrari: Car 55: LHS throttle electrical motor and control unit
それに問題があり全閉にならなかったと考えられます。
スロットル20%以上では正確に作動しているのでスロットルポジションセンサーの故障ではないでしょう。
エンジン側はには弁はありませんよ、全て電子制御です。
仕組みは知りません、f1 pedal などで検索しましょう。
https://twitter.com/ScarbsTech/status/1546144083781079040
解説の方ありがとうございました。
後は自分で検索調べて見ます。
0%に戻らないと言うだけで、全くスロットルが反応作動しない訳では無いですが、それでも手負いのマシンでルクレールが敵地で優勝した意味は大きいですね(フェラーリが優位のサーキットでレッドブルに優勝を奪われた御返し?)
ランキングも再び2位に返り咲いた(ペレスがリタイアノーポイント)のでトップのマックスを追いかける事が出来る?
マックスがリードしている状況に変わり無いですが、
まだシーズンも半分消化している段階で世界タイトルほぼ決まってしまうのは早過ぎて面白くないです。
昨年みたいに最終戦で決まる展開がワクワクドキドキです。笑
レッドブルが思わぬペース不足でしたが、それ以上に心配なのが、ペレスとマックスのペース差が昨年同様になってきてしまっていることです。
ペレスも最近なアップデートによって、シーズン開始前より快適で無くなってきているとこぼしています(チームは否定してますが)。
https://jp.motorsport.com/f1/news/red-bull-downplays-claim-that-f1-car-has-gone-away-from-perez/10335478/
リアがナーバスなシャシーになってきているとすると、デグラレーションが悪化したのも、もしかしたらマックス寄りのマシンになってきたからかもと思ったのですが、どう思われます?
ビームウィングに1枚タイプ(ローダウンフォース)を採用してから差が開いているように感じます。
レッドブルRB18のリアダウンフォースは変幻自在!リアウィングとビームウィングの組み合わせ
リアダウンフォースの若干の少なさによりバランスが前寄りになったかな?
ターンアウトでステアリングを残したまま加速する度合いが多ければ多いほどタイヤを痛めます。
V字ラインが必要になります。
素早く向きを変えて、加速時はなるべくタイヤを真っ直ぐに、ということですね。
マシンの素性はセカンドドライバーで分かる部分があるとすると、サインツがマシンを乗りこなしてきているのに対し、ペレスは苦労するようになってきてしまって、ルクレールとマックスのタイム差以上にマシンの熟成の差が付いてきてしまっているのではないか・・・と思ってます。
マックスがファーストだと、どうしてもピーキーな車になっちゃうのかなあ。