待ちに待った3年ぶりの日本GPです。
世界屈指の高速テクニカルサーキットである鈴鹿は、ドライバーからも流れるように気持ち良く走れるサーキットだと、多くの支持を受けています。
新規定マシンになり、どのようなマシンとドライバーが速いのか?
そんなところを分析し予想していきます。
鈴鹿サーキット:セクター別分析と予想
ドライバー | S/F | T1 | S1 | S2 | S3 | タイム | Gap |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ボッタス | 269 | 328 | 30.462 | 39.502 | 17.329 | 1:27.293 | |
280 | 308 | 273 | |||||
フェルスタッペン | 274 | 331 | 30.441 | 39.800 | 17.610 | 1:27.851 | 0.558 |
278 | 305 | 273 |
これは2019年の予選タイムです。(スーパーパワーフェラーリは除外した。)
2022年の各マシンの特性を考慮すると、2019レッドブルが仮想フェラーリF1-75、2019メルセデスが仮想レッドブルRB18と考える事が出来ます。
そしてスムーズな路面は、全てのマシンの車高問題を消し去りフロアの持つ本来の性能が発揮されるはずです。
セクター1
ターン2からのS字区間、高速コーナーの速さが求めらます。
ターン2やターン6はフェラーリが速いでしょう。
ホームストレートでは2019年レッドブルの方が速いですが、エネルギーマネージメントと強い追い風の影響です。
2022年はレッドブルがトップ3の中ではストレート最速となる。
メルセデスもこのセクターは速いはずなので、トップ3チームの差はほとんどない事が予想されます。
セクター2
デグナー、ヘアピン、スプーン、DRSの無い加速区間が多くパワーやロードラッグが求められる。
車高問題で一つだけ心配なのがデグナー一つ目(ターン8)、約250km/hでボトミングする。
このコーナーだけの為に、フロアダウンフォースを妥協するとは思えないが、プランク摩耗には気を付けなければならない。
速いレッドブル>追いすがるフェラーリ>ドラッグメルセデス、と言う順になるでしょう。
セクター3
コーナーがシケインしかない。
この2019年のフェルスタッペンはシケインで突っ込みすぎてタイムロスしている。ハイレーキマシンで後から強風で煽られた事が原因だろう。
DRSの無い西ストレート、130Rのステアリング抵抗、シケインからの最後の加速で必要なエネルギーマネージメント。
息の長いエネルギー、それを生かすドラッグの少なさが必要です。
速いレッドブル>追いすがるフェラーリ>ドラッグメルセデス、と言う順になるでしょう。
鈴鹿サーキットの最速はレッドブルRB18&フェルスタッペン
鈴鹿最速をレッドブルRB18と言える理由は、ダウンフォースなどマシンバランス相性が非常にいい事が上げられます。
ミドルダウンフォースリアウィング、ビームウィングはハイorミドルを使った時のレッドブルは、予選でも速く決勝レースでも速いです。
レースでタイヤを守れるペースの持続は、今年何度も見てきた事です。
中高速コーナーを速く走れるグリップ力(ダウンフォース&メカニカル)がありながらドラッグが少ない事も相性が良くなるポイントです。
suzuka | SEC 1 | SEC 2 | SEC 3 |
---|---|---|---|
レッドブルRB18 | _ | _ | _ |
フェラーリF1-75 | 0.00 | +0.10 | +0.10 |
メルセデスW13 | 0.00 | +0.15 | +0.15 |
各セクターでの差はこんな感じだと思います。
予選のスーパーラップに、乞うご期待!!
いつも素晴らし解説ありがとうございます。ちなみにですが、アルファタウリはいかがでしょうか?早いでしょうか??フロント変更で改善されたのかなと思ってます!
ATに過度な期待はできません。
タイムを出そうとしてリアを硬くすると決勝でぐだぐだになります。
リアを硬く=フロア高さの変動を少なく
鈴鹿はタイヤの横方向に対する柔軟性が必要です。
>2022年の各マシンの特性を考慮すると、2019レッドブルが仮想フェラーリF1-75、2019メルセデスが仮想レッドブルRB18と考える事が出来ます。
正にこれですね。
違うのはタイヤへの攻撃性がF1-75は高い事。
明日から鈴鹿行きます。
フリー走行1の時間帯は降水量3mm フリー2は降水量2~1mm。
フリー1は控えめな周回数?フリー2は日曜日の天気も怪しめなのでしっかり走ってくれそうかな?
土曜日は秋晴れで問題なし。日曜日が微妙な感じ(笑)
日帰り×3です。大阪からバイクで行くので駐車場は3日間通しで1000円です。
片道2時間ぐらいですか、疲れも溜まるでしょうからお気をつけて下さい。
楽しんで下さいね!
タイヤテストはインターのみになりそうですね
無意味な、90分になりそうですね。
鈴鹿はDRSが1箇所しかないのは何故なんですかね。
ホームストレートで抜かすためにシケインはオーバーテイクポイントから除外されそうですね。
フェルスタッペンは1番調子の良いエンジンを持ってくると思うのでトラブルさえなければ、勝てると思います。
なのでペレスがどこまでフェルスタッペンについていけるかが楽しみです!
あとは角田くんが小雨のアウトラップのS字やデグナーでやらかさない事を祈ります。笑
西ストレート、130Rでサイドバイサイド、危険だからバトルさせたく無い。
あそこはコース幅も狭くてダメなんですよね。
シケインでアウトライン潰して、ホームストレートでオーバーテイクが基本です。