予選ではトップ3チームの実力が拮抗して0.1秒以内に3台がひしめいている。
ハミルトンの6回目チャンピオンは確定的で、表彰台フィニッシュで決めるために5番手からスタートする。
スタート順とタイヤ
ピットインロスタイムは約20秒です。
アメリカGP決勝レポート
天候は晴れ、気温21℃、路面温度29℃でスタートしました。
スタートではフェルスタッペンが2位、ハミルトンが3位、ルクレール4位、ノリス5位、ベッテルは6位、アルボンはターン1で接触があり1周目でピットインしてMへ
Lap2:リカルドはベッテルをパスして6位
Lap3終了後
ベッテルはアンダーが強くペースが上がらない、どんどん遅れています。前3台は2秒間隔の攻防、ルクレールはついていく事ができません。
Lap7:ガスリーは一度抜かれたサインツをパスして8位
Lap8:ベッテルは右リアサスペンションが壊れてリタイアしました。
Lap9:リカルドがノリスをパス5位
Lap11:ハミルトンがフェルスタッペンの1秒以内に迫りつつあります。
Lap14:フェルスタッペンはHへ4位、アルボンは14位までポジションを回復している。
Lap15:ボッタスはHへ3位
Lap16:ボッタスはルクレールをパス2位、フェルスタッペンもパスして3位
中団勢もピットインが始まりました。
Lap21:ルクレールはHへ、7.7秒停止して6位
Lap24:ボッタスはハミルトンをパス1位
Lap25:ハミルトンはHへ3位、ぺレスはHへ14位
Lap25終了時点
Lap28:ヒュルケンベルグはMへ15位
Lap29:アルボンはガスリーをパス8位
Lap30:ストロールはSへ16位
フェルスタッペンは左フロントがきついと無線で訴えています。今年のCOTAはタイヤがもたないですねぇ。
Lap32:アルボンはサインツをパス7位
Lap33:クビサはピットインしてリタイアしています。
Lap35:フェルスタッペンはMへ3位、2位ハミルトンまで15秒となりました。アルボンはノリスをパスして6位
Lap36:ボッタスはMへ2位、ハミルトンまで9秒後ろフェルスタッペンに4秒差です。
Lap38:アルボンはリカルドをパス、リカルドはもう一度ピットがあるアルボンと無理なバトルをせず行かせた感じです。
Lap40:ヒュルケンベルグとクビアトが同時にSへ
Lap40終了時点
Lap42:アルボンはSへ10位、ライコネンはSへ11位
Lap46:アルボンはサインツをパス6位
Lap49:アルボンはリカルドをパス5位、8位ガスリーにはノリスが迫っています。ボッタスもハミルトンを射程に捉えました。
Lap50:ノリスはガスリーをパス
Lap52:ボッタスはハミルトンをパス1位、フェルスタッペンもハミルトンの後方3秒です。
ガスリーはタイヤが終わってどんどんポジションダウンしています。
Lap54:フェルスタッペンはハミルトンのDRS圏内へ
マグヌッセンはターン12の先でストップしてしまい、オーバーテイクポイントがイエローとなってしまった。フェルスタッペンはハミルトンをパスするチャンスが無くなった。
Lap56終了:ボッタス、ハミルトン、フェルスタッペンの順でフィニッシュラインを越えました。
アメリカGP決勝結果
まとめ
ボッタスが2ストップの最速戦略で優勝!見事なスパートでした。ハミルトンはハードを終盤何とか労わり最後の最後のフェルスタッペンの攻撃をかわして2位フィニッシュ。
メルセデスチームが1,2フィニッシュでハミルトンのチャンピオンを確定させました。
2008、2014、2015、2017、2018、2019年「ルイス・ハミルトン6度目のチャンピオンおめでとう!」
ハミルトン&メルセデスのレースペース最速戦略によって決めたチャンピオンと言ってもいいぐらい決勝レースに強かった!序盤戦フェラーリの不甲斐なさが彼らを楽させてしまったのが一番大きかったね。
フェルスタッペンは最後にマグヌッセンがオーバーテイクポイントでマシンを止めた事で2位チャンスを無くしてしまった。
ベッテルはLap1で右リアロアアームが損傷していて、ペースがおかしかったのか?多分そうなんだろうね、左フロントが接地しないでタイヤロックやアンダーステアになってしまっている。大きなバンプで完全に壊れてしまった。
しかし今年のCOTAはタイヤに厳しかった、最後の最後でマグヌッセンがターン12で止めなければ、フェルスタッペンはハミルトンを、ノリスはリカルドをパス出来ていただろう。
タイヤ間のペース差がしっかりと表れて、2ストップと1ストップが入り乱れるレースは面白い。全体を通してトップ3台のバトルは見ごたえのあるものだったし、中団勢のポジション争いも素晴らしかった。
非常に引き締まった本当に良いレースだったと思う。
あと2戦となった今シーズン、トップ3チームは失うものが無くバトルは活性化し、中団勢は少しでもポイントを稼ごうと引き締まったバトルが展開される。
ブラジルはレッドブルホンダの優勝ラストチャンスになるだろう。
※クビアトにはぺレスをパスする際に接触押し出しペナルティが出て12位へ降格。
上空からのスタート映像観る限り、ベッテルは誰とも接触してないと思います。
恐らく縁石が濃厚だと思います。
ベッテルは接触してないですね、ボケて見てました(笑)
今回レッドブルが流量計のトリック?についFIAに質問したけど、それが駄目だと言われた途端のこの遅さ…当たり!てことなんですかねぇ?
どうでしょうね?依然としてストレートラインは速い。
ここは全開率そんなに高くない方で、ベッテルがほぼポールタイム。
決勝についてはタイヤに厳しいって事で、ダウンフォース無い分影響が大きかったのでは?
ベッテルはリタイアしたし、ルクレールはスペック2に載せ変えてましたので、今回のアメリカでの結果で断定出来るようなものは無かったと思います。
それにレッドブルの仮定が正しかったとしても、それが威力を発揮するのは主に予選ですから、今後の予選結果次第かと思います。
タッペン君のルク君への「口撃」はよろしくない、チャンピオンを目指す者としては今後自重してもらいたい。
フェラーリはレースを初めから諦めてしまった走りだった、このチームは良く分からない。
今回のFIAの通達(指令?)がこのレースに及ぼした影響は判らないが、FIAは他にも問題の事柄を周知しているだろうからチームからの提議がなくとも調査研究して積極的に通達するべきである。そのことは、レギュレーションが機能し公正さを保つことになる。やった者勝ちでは困るのである。不正が発覚した時ペナルティが通達まで遡り増大となるので不正の抑制となるのではないか?
仮に今回の問題が事実、行われていたとしたら今迄のリザルトはどうなるのか?今年のレースは何だったのか疑問が残ることになる。
まずはハミルトン、チャンピオンオメデトウ!
メルセデスに乗れば誰でも勝てると言う人もいますが、これだけの結果を残し続けてきたハミルトンはやはり偉大なチャンピオンだと思います。
果たして世代交代はいつ誰に渡されるのか、まだまだ目が離せません。
フェルスタッペンは惜しい3位でしたが、久々に危なげないレースで安心してみていられました。アルボンは今回のレースで来期のシートをかなり手繰り寄せた気がします。アクシデントにも焦らず着実にポジションを挽回して、車のパフォーマンスに見合った結果を残すドライビングは、間違いなくトップチームのドライバーに必要な資質を持っていると思います。このまま経験を積み一度表彰台を経験して一皮剥けると、ハミルトンに匹敵するドライバーになるのではないでしょうか。
予選のスピードトラップはフェラーリ遅いけど
ストレートラインは速いってのがよくわからんですなw
予選テレメトリー分析リンク
トップ3チームでは依然として最高速度は速いです。
特に加速に優れているので優位は変わりません。
メルセデスが遅い理由は明らかで低速コーナーに強いダウンフォースがある事です。
低速でも効果があるダウンフォースって高速度域ではドラッグの塊みたいなものです。
フェラーリのPUについて、タッペン君は厳しいコメントしましたが、レッドブルで確実な情報を得てるんでしょうかね?
フェラーリPUは異常!違反してるに決まってる!のような風潮がありますが、ハース&アルファは同じPUのはずなのに順位は・・・メルセデスPUもウィリアムズなんか悲しいレベルですよ。
フェラーリのPU・空力・サス・セッティング等の総合力が格段に進歩しただけかもしれない。(いつまでたっても作戦はひどいもんだがw)
もちろんフェラーリだけグレーゾーン使ってるかもしれません。が、今はわかりません。
確実でないならあのコメントはするべきじゃないと思いますね。
レースについてはレッドブルがそこそこ戦えたのは収穫ですね。
次戦に期待!
マックスの発言は良くないね、ドライバーがまだ確証も無い技術的部分に踏み込むのはダメだ。
それに対抗したルクレールも然り、F1は若いドライバーが技術に対して喧嘩する場所じゃないよ。
フェラーリは終盤にきてピークパワーが落ちているのは明らか、メルセデスもね、ホンダだけがストックを多く持ち有利な展開。
ただそれだけだよ、そんな有利な状況でも逆転できないんだからホンダはまだまだだって事です。
フェラーリはトップ3チームでは依然としてホイールスピンが関係なくなる速度域からの加速に優れる。
ドラッグが少ないマシンとレーキ角が多めでリア車高をしっかり下げている。
レッドブルも同じでリア車高を下げている。更にリアウィングをフレキシブル化ギリギリまで追い込んでいる。https://www.racefans.net/wp-content/uploads/2019/09/racefansdotnet-20190929-145045-95.jpg
メルセデスは自身のドラッグ値を棚上げして数値を出す、レッドブルも同じ。
フェラーリとシェルの驚異的なパフォーマンスはどこか違うとこにあると思う。それがもしタンク外に許される2ℓの燃料にあるのなら来年わかります。
タンクにもフローメーターがあるし、それらのセンサー数値記録がどのような互換性があるのかわからない現状ではレッドブルの机上の空論が正解だとは言えない。
ホンダPUもまだまだってのもありますが、今年は車体もまだまだですね。
今年前半の車体の出来の悪さから考えればよくやってるとは思いますが、メルセデスより先にタイヤが終わるとは・・。
タイトルはコンストもドライバーも決まった残り2戦。
来年は大きな変更のないマシンですし、有意義なレース(テスト)にしてほしいものです。
今年のレッドブルのリヤウイングはそんなにぶらぶらしてて大丈夫なの?って思うぐらい動いてましたよね。
ウインターテストの時だったかは剛性が無さ過ぎて補強バー付いてましたね笑
グリッドでのリヤウイングの交換も今回が初めてではないですし。
エクストラパワーはよく分かりませんが高圧ポンプからインジェクターまでの容量も決まってましたっけ?
高圧ポンプからインジェクターまでの燃料量規定は今まで目にしたことはないですね。
貯める事が出来る場所としてはそこですけど、500barの圧力がかかる先の部分でそれを行うのは困難でしょう。
緻密な燃料噴射が出来なくなってしまう。
ポンプもインジェクターもFIA公認パーツです、たしか2社ぐらいしかないはず。
FIAから技術的に可能との見解が示され、レギュレーション違反と通達された以上、机上の空論ではない。
「500barの圧力がかかる先の部分でそれを行うのは困難でしょう。
緻密な燃料噴射が出来なくなってしまう。」これを机上の空論というのですよ。技術的裏付けのない思い込み。
確かに、思い込みと机上の空論ですね。
流量計が測定しない時間での流量増加については、FIAが技術的にできるとは言っていないです。
レッドブルが電子機器で流量計を欺く事ができるシステムは使っていいのか?と聞いた。
そして、そのようなレギュレーション解釈は違反だと言う指令書をFIAが発行したって事です。
マシンに新システムを組み込む場合には、FIAへ設計などの含む概要説明や報告が必要、燃料ラインは特に監視が強い部分です。
初書き込みです
何時も楽しませて頂き有り難うございます
フェラーリPUの問題は素人の自分はデジタルゆえのサンプリングの問題と思っていました
常時監視してるのでは無く例えば一秒間に0,1秒間のデータをサンプリング デジタル化して 一秒間に一回監視装置に送っているのなら残りの0,9秒は流量を増やしても違反として検出されないのでは無いかと CDと同じような仕組みと思ってました
勿論一秒間の総量を積算監視しているならこの考えは当てはまりませんが
PUの事は全く解りませんので見当外れと思いますが 間違いが解ればそれも進歩かと思って書いて見ました
コメント送信してから見たら管理人さんの16番のコメントが有りました
>>流量計が測定しない時間での流量増加については、FIAが技術的にできるとは言っていないです。
此れが答えになってますね、失礼しました
これはその解釈で合っていると思います。
今回の騒動は、レッドブルがそのような仕組みを作れる?(作って稼働させてはいない)、だからFIAに新システムとして審査してもらった。
それの回答として技術指令が出たってところなのです。
あたかもフェラーリが使ってるみたいな報道が多すぎる。
もし仮にフェラーリがその方法を使っているとしてもそれはフェラーリがグレーとか黒とか言われる物では無く FIAシステムの脆弱性の問題では無いでしょうか?
FIAはF1参加者に対して説明義務がありシステム改善すべきと思います
技術はそのように進歩して行く物ですからその事に気がついた者が責められる理由は無いと思う
メルセデス、レッドブルともに今回のレースのデータ見る限り
フェラーリは黒という心証のようですね。
直線の優位性が消えたという明らかにこれまでと違ったデータということ。
大前提として燃料流量は規定数値を超える事は許されないとあるので、流量計前の1.8リットルに何か仕掛けはありそうな気がします。
あとトトは何かヒントを掴んだって話もある、トトは今回の件にほとんど発言していない。
全く違う部分じゃないのか?
皆様色々とコメントしていらっしゃいますが取りあえずハミルトン、ドライバーズタイトルの方おめでとう!天国のラウダ非常勤会長もきっと喜んでいられるでしょう。しかしマックスのフェラーリに対する発言はちょっと・・・ヤバ過ぎると思います。幾ら何でも公の場で言っていいことと悪いことがあると思いますので・・・。正に「口は災いの元」だという気がします。マックスの言いたい気持ちも分からない訳ではありませんがフェラーリのビノット代表(間違いでしたらごめんなさい)怒り爆発も最もな気も致します。訴訟沙汰にならなければいいんだけどな・・・。本当に謹んでもらいたいな、こういう場外乱闘の様な事は。
Maxが、将来、メルセデスやフェラーリ移籍することを考えて、発言を謹みなさいと言うのであれば、良いアドバイスです。しかし、Maxに、RBに残って欲しい小生には、大歓迎の発言です。
技術者としては、今回のRBの抜け穴案に、FIAが技術指令書を出さざるを得なかったことは、FIAがこの抜け穴を想定した測定を行っていなかったことの自供です。
Maxは、F1は、スポーツであるべきと考え、ドーピングの可能性があるのに検査していなかった自供に、フェラーリの追加パワーが無くなったのが重なったのだから、ドーピングがあったとしか考えられないと言っているだけです。フェラーリの自信は、痕跡の残らないドーピングと判断されます。
今後のフェラーリの予選での追加パワーの有無が楽しみです。無くなっても、状況証拠なので、罰されることはありません。
移籍とこの事がリンクするのは不思議な感覚ですね?
答えが明確になってから発言するべきです。マルコやトトに任せて置けば良いのです!
ヨスの出番かも知れませんネ(笑)ドライバーはサーキットで自己表現し慎むべきです。
以前から知り得た問題を放置したFIAに全責任があります。
フェラーリのPUは優秀ですよ!でも、もし本当に事実だったとしたら遅きに失したということです。