予選ではプラクティスでの優位性をフェラーリが失い、メルセデスが1,2体制となっています。路面温度が下がり過ぎたトラックではメルセデス有利でしたが、現地16:10スタートの決勝ではどうなるかわかりません。
クラッシュすれば即SCとなるこのコース、どんなドラマチックな展開となるのか。
ライコネンはフロントウィングの荷重検査で規定違反が発覚、交換するためにピットレーンスタートとなる。
スタート順とタイヤ
ピットインロスタイムは約21秒です。
アゼルバイジャンGP決勝レポート
天候は晴れ、気温20℃、路面温度42℃でスタートしました。
ペレスがフェルスタッペンの前へ、ノリスがクビアトの前へ、アルボンは右リアでターン1クッションを削っていきました。大きな混乱なく非常に静かなスタートでした。
ボッタスが一気に2秒突き放す、
Lap3終了時点
Lap5:クビアトは一気にポジションダウン12位までさげました。ルクレールは7位まで回復。
Lap6:フェルスタッペンはペレスをパスして4位、クビアトはピットに入りMへ最後尾までポジションダウンしています。
Lap7:ルクレールはペレスをパスして5位、ライコネンはMへ
Lap10:ルクレールはフェルスタッペンをパスして4位
ソフト勢は早めにMへ交換する状況となっています。クビアトはラップタイムが回復して13位まで上がっています。
Lap12:ベッテルはMへ
Lap13:ボッタスはMへ、サインツはMへ、アルボンはMへ
Lap14:ハミルトンはMへ
Lap15:フェルスタッペンはMへ
全車Mタイヤとなった、路面温度は39℃となっている。
Lap15終了時点
Lap17:フェルスタッペンはガスリーをパスして5位、これは入れ替えですね。
ハミルトンはピットストップ時にフロントウィングを調整してからペースアップLap20時点でボッタスの後ろ2秒まで迫る。
Lap25:グロージャンはオーバーシュートして17位までポジションダウン
Lap25終了時点
Lap28:アルボンはヒュルケンベルグをパスして16位
気温20℃・路面温度38℃となっているがSの作動温度まではまだ交換が早いのか。
Lap31:ルクレール、ボッタス、ハミルトンがDRS圏内バトルに発展
Lap32:ボッタスはルクレールをパスして1位、リカルドはクビアトのインをついたがオーバーシュートしてクビアトのラインを潰して二人とも停止、リカルドはバックしてクビアトに接触、2台はピットインしてリタイアを選択しました。
Lap33:ハミルトンはルクレールをパスして2位
Lap34:ルクレールはベッテルを先に行かせている。ベッテル3位へ、トップ3は2秒間隔です。
Lap35:ルクレールはSへ
Lap36:ヒュルケンベルグとグロージャンはSへ
Lap40:ガスリーがパワーダウンしてエスケープゾーンでストップしたがVSCとなった。は?なんのため?
グロージャンはガレージへ入ってリタイア。
Lap43終了時点
Lap48:ルクレールがSへ、ファーステスト狙いです。
トップボッタスにハミルトンが急激に接近する。Lap50でファーステスト更新して逃げるボッタス。
そこへルクレールが43秒フラットでファーステスト更新しました。
Lap51終了:ボッタス、ハミルトン、ベッテルの順でチェッカーを受けました。
アゼルバイジャンGP決勝結果
まとめ
いつも荒れるグランプリは、全く荒れぬ良いレースが展開された。
アゼルバイジャン⇒アレルバイジャン⇒アレヌバイジャン
面白くないダジャレだわ(笑)
スタートでインに入ったハミルトンに対してアウト側で延々と耐えたボッタスがトップを守るとそのまま逃げ切り優勝となった。ハミルトンのプレッシャーは常にありタイム差で見れば実に白熱したレースだった。
終盤の無駄なVSCがなければベッテルとフェルスタッペンはもっとトップに接近していただろう、あの局面でタイヤが冷やされてベッテルはフロント、フェルスタッペンはリアのグリップに苦しんでいた。
約10%薄くなった今年のタイヤは作動温度幅が狭く非常に扱いにくい、走っている方も見ている方も大変だ!
中団勢は、やはりここで強いペレスが6位、レーシングポイントはストロールが9位でダブル入賞、マクラーレン2台が良いペースでダブル入賞、そしてライコネンがピットレーンスタートから10位入賞している。
クビアトのスタート直後のスローペースは何だったのか?気になるがピットストップ後に回復して良いポジションだったと思うが、リカルドのバカみたいな突進によってすべてを失った。
しかしリカルドは何のためにルノーワークスに行ったのか?ロードラッグコースではマクラーレンの方が上な状況が面白い。あぁあのレーキ角の付け過ぎが原因だな、付けてる割に車体ダウンフォースが足りなくて、結局ウィングに頼る事になってドラッグが多くなってしまう。
ドライブシャフトが壊れてストップしてしまったガスリー、予選で燃料流量違反があり、ホンダはマッピングを変更して戦っていた。
フェルスタッペンはエンジンブレーキがおかしいような事も言っていたし、レッドブルとホンダのマッチングはまだまだ詰められる余地がありそうです。
ふぅ・・メルセデスが開幕から4戦連続1,2フィニッシュだってよ・・。
ボッタス頑張ってハミルトンを追い詰めてくれ!チャンピオンシップの面白さは君にかかっているぞ!
過去2年も春先はボッタスのほうが乗れてるんだよね
シーズン中盤になるとハミルトンが差をつけて
終わってみると年間で5回ぐらいしか予選で勝てない
クビアト号の修理代はリカルド持ちですねwフロアバッキバキで気の毒でした
>ドライブシャフトが壊れてストップしてしまったガスリー
ドライブシャフトだったのか、PUじゃなかったから良かったけどモヤモヤするな~。
フェルスタッペンがSC後にベッテルについていけなかったのはガスリーリタイアで
セーフティーにPUをいたわっての走行だったのかな・・・。
リカルドさん、もう乗ってるのはレッドブルじゃないんですよと言いたくなる
ブレーキングからの追突・・・呆気にとられるとはこのことか・・・。w
赤牛離脱に色々説明してたリカルドだけど結局は自分のキャリアに傷付けてるだけと言う・・・
しっかしトロロッソは相変わらず何やっとん?見ていて歯がゆい感じ
フェルスタッペンの走りホンダPUの使い方で気付いた事
ベッテルから10秒差のところから7秒差まで急に詰める
ここは高出力ロングランモードを使ったのかな
そして何故かしばらくペースダウンしてまた7秒差から3秒差まで急に詰める
ここも高出力ロングランモードかなと思わせる
そしてまた休憩を入れてしばらくして高出力ロングランモードで
詰め始めたところでVSCという残念な結果
これがスペック2の使い方?と思える部分が見えたのは面白かったです。
タイヤがオーバーヒートして休憩とも取れるしどっちかな。
フェルタッペンは燃料不足によるペース配分だったと思われます。川井さん情報によると昨年12周SCラップがあったのに一番燃料を使ったドライバーが104.4kgだったとの事。
スペック2はかなり良さそうな気がしますね、全開モード時間の増加は今後の戦線に大きく影響しそう。
ガスリーはかなりマシンの感触が良くなってきている。予選でのあの一発タイムには驚いたし決勝でのペースも良かった。レッドブルはウィング寝かせた方がリアの上下動が上手く機能しているみたいだ。
クビアトの序盤のペースダウンは単純に作動温度を大きく外しただけなのか?未だにわからずです。
トロロッソのどちらかが、序盤に後輪を壁に擦っていましたが
クビアトだったのかな?
序盤に壁に擦ったのは、アルボンでした。失礼しました。
序盤でのクビアト失速は、早々にタイヤが終わったらしい
トロロッソ2人はマネージメント面での取りこぼしという感じがしてもったいないね
個人的 感想ですが
レッドブルさん まだ ホンダのPUを100%信頼していないのかなぁ?
旧ルノーPU搭載時からの セッティング変更で お茶を濁しているようにしか 思えません。
パワーアップが信用できないから ガスリーのドライブシャフトの破損が 発生したのではと 勘ぐってしまいます。
ちゃんと PUのレベルを認識していたら、ドライブシャフトの破損は あり得ない気がします。
確か ガスリー ペナルティーついでに ギアボックスも交換したと 情報が出ていましたよね。
トロロッソ含め次戦に期待します。
サーキットにもよりますが最近の縁石はデコボコが大きく(わざと?)、乗り上げた際のスローをみるとタイヤやサスペンションに尋常ではない負荷(振動)が加わっており、当然ドライブシャフトもしかりで、終盤のフェルスタッペンへの縁石禁止の指示はその予防措置ですね。
サスペンションやドライブシャフト周りは多少の縁石のデコボコやガードレールヒットでも壊れずミッションにも負荷を掛けない様に設計されていると思いますが、今回のガスリーの原因は想定以上の縁石の負荷 or ロット不良では?
※一昨年だったか、縁石に乗ってサスペンションがバラバラになった車が・・・