フェルスタッペンのチャンピオン決定条件はこのグランプリ終了後60p差です。
※GP25×2+FL1×2+SP8=60p
現時点で62pあり表彰台圏外ではノリスより一つ後ろのポジションでも決定になります。
スタート順とタイヤ
ピットインロスタイムは約21秒です。
ラスベガスGP決勝レポート
天候は晴れ、路面はドライ、気温18℃、路面温度18℃でスタートしました。
スタート:ラッセルがホールショット、ガスリーが4位へ落ちる。
ルクレールが2位へ、角田は7位キープしています。
Lap2終了時点
Lap4:フェルスタッペンはガスリーをパスして4位
Lap5:ルクレールがラッセルに急接近バトル
Lap8:ルクレールが3位に下がってペースダウン、そこをフェルスタッペンが抜いて3位
Lap9:ノリスはガスリーをパスして5位、ハミルトンが角田を抜いて5位
Lap10:ルクレールはハードへ、ノリスはハードへ、角田、ガスリーと続々とピットインしています。
Lap11:フェルスタッペンはサインツをパスして2位
Lap12:フェルスタッペンはハードへ
Lap15:角田はコラピントをパスして10位、ガスリーはノーパワーで落ちていく、白煙を上げてピットへ。
Lap17:角田はマグヌッセンをパスして8位
Lap18終了時点
Lap22:ほぼ全台がハードになり、様子見展開になっています。
Lap26:アルボンは問題ありでピットへ、ピアストリはハードへ
Lap28:フェルスタッペン、ハミルトンはハードへ、サインツはピットインのロード方向へ入りコースへ戻る。
ハミルトンはペースアップしています。
Lap30:角田はハードへ13位
Lap32:ハミルトンはフェルスタッペンをパスして2位、ルクレールはハードへ5位
Lap33:ラッセルはハードへ1位
Lap34終了時点
Lap38:ペレスはローソンとマグヌッセンをダブルパッシングで12位
Lap40:角田にヒュルケンベルグが迫る、フェルスタッペンにフェラーリ2台が迫る
Lap41:サインツはフェルスタッペンをパスして3位
Lap42:ハミルトンはペースを緩める事無くラッセルまで5秒に迫っている。
Lap42終了時点
Lap45:ヒュルケンベルグは角田をパスして8位、流石に抑えきれなかったが角田は頑張りました。
Lap47:ルクレールはフェルスタッペンをパスして4位
Lap49:ノリスはソフトヘFL狙いです。
Lap50終了:ラッセルがトップチェッカー、ハミルトンが2位です。
ラスベガスGP決勝結果
まとめ
1ストップレースかと思っていたらミディアムが10周しか行けない、2ストップに変わった。
燃料が軽くなった後半のハードはペースが良く、その中でもメルセデスとフェラーリは速かった。
ラッセルはポールトゥウィン・全リードラップでした。
ハミルトンは10位から攻めのピットストップでアンダーカットを決めまくり2位まで上がってくる素晴らしいレースでした。
フェルスタッペンはノリスの前で走り続け、追いついてきたフェラーリには抵抗することなく抜かせて安全にレースを走り切って5位フィニッシュ。
4年連続のチャンピオンを決めました。
前半戦の貯金が多く、苦しい後半戦でしたが結果的には2戦残しての決定となっています。
止めるべきノリスのマクラーレンはセットをミス、フロントのダウンフォースを削りすぎターンインアンダーが強くなってしまっていた。
フロントをこじってしまう事がペースアップを妨げていました。
角田は7番スタートでポジションを守っていましたが、ピアストリとヒュルケンベルグに抜かれてましたが。
9位フィニッシュで見事なレース展開だったと思います。
2ストップになった事で随所に攻めた展開が見られ面白いレースになったと思います。
タイヤは後半に燃料が軽くなりラバーがのった状態であれば周回数が増えました。
ハミルトンは3ストップだろうと思っていたら2だった事からも、来年以降はその辺りも考慮する必要があるでしょう。
雨がタイトル争いに大きな影響を与えたシーズンと言えば1984年。もし、モナコで雨が降らなければワールドチャンピオンはラウダではなくプロストだったかも?
そして2024年もブラジルで雨が降らなければチャンピオン争いはどうなったのでしょうか?
ブラジルといえば天才セナの母国。あの雨は自分の後継者と認めたフェルスタッペンのためにセナが降らした、はずはないのですがF1にはいろいろな因縁がありますね。
管理人さま、技術に関係のない話ですいません。
雨でタイトル決定のレースといえば、やはり2008年のブラジルでしょうか。
ウェット路面でペースダウンしたティモグロックをハミルトンが抜けなかったら、マッサがワールドチャンピオンだったので、あれば劇的でした。
例年だとコンストラクタータイトル決まってからドライバータイトル決まる順番パターンですが、
やはりシーズン前半で圧倒的に連勝してポイントリーダーの座を一度も譲る事無く死守し続けたマックスだから4連覇達成出来たのが正直なところでしょうか?
後はコンストラクタータイトルのみですが、
首位マクラーレンと2位フェラーリのタイトル争いする展開。
メルセデスはランキング4位以上は望めそうに無いので逆にプレッシャーから解放されて自由にラッセルやハミルトンの優勝狙い易い状況に有るのでは?
ノリスの4勝目も遠く連勝も無い?
残り2戦は誰が優勝して勝利数を増やすか?
とにかくマックスのドライバータイトル4連覇おめでとうございます。
残り2戦コースレイアウト的にはマクラーレンが強そうです。
ドライバータイトルも決まった事なので
マクラーレンとしてはノリスとビアストリにチームオーダー縛り設ける必要も無くなったから、後は余程の事が無い限りコンストラクタータイトル獲得は確実ですね?
余裕有れば来年に向けて色々試せる機会にして欲しい残り2戦。
マクラーレン以外のチームにとっても最後は良い結果で締め括れるように願っています。
レッドブルは毎回最終スティントのタイムの伸びが他のトップチーム(特にマクラーレン)に比べると悪い気がします
これは何か車の技術的な問題が要因なんでしょうか?姉妹チームのVCARBも後半のペースが他より悪くて角田くんはいつも追い立てられて苦しいレースを強いられてますよね…
基本的にはドラッグレベルが関係します。
レッドブルは適切なリアウィングがない
RBは車体ドラッグが多い
このマックスのタイトル獲得は1997年のウィリアムズを見ている気分です。レッドブルはこれからニューウェイとホンダPUを失うことになりますが大丈夫なんですかね?
それにしてもコンストラクター3位以外のチームのドライバーがタイトル獲得って何年ぶりの快挙なんでしょうか?
2008年の失格になったマクラーレンを除くと相当昔になると思います。
ガスリーの車は、角田の強力なトウでエンジン回転数が想定以上に上がって壊れたらしいですね。
今のF1だと珍しいことかと思いました。
https://x.com/FDataAnalysis/status/1861077420054598046
ドライバータイトルは決まりましたが、
コンストラクタータイトルは完全に決着がついていないので残り2レースが消化試合にならずに良かったです。
ノリスはドライバータイトル初制覇ならずでしたがランキング2位でルクレールと、ビアストリはランキング4位でサインツと争っている?
レッドブルにもコンストラクタータイトル可能性残っているけれども?
ほぼマクラーレンとフェラーリに絞られていますね。
ノリスには気持ちを切り替えて自身勝利数を上乗せしてシーズン5勝達成して欲しいです。
来シーズンのためにも?