
バルセロナテストの3日目、最終日です。
午前と午後でほとんどのチームがドライバーを交代して走行しました。
午前は赤旗5回で大荒れ模様、午後は放水して疑似ウェット路面を作り走行を開始しています。
プレシーズンテスト3日目結果
順 | ドライバー | チーム | タイム | Gap | Laps | Tyre | Day |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | L.ハミルトン | メルセデスAMG | 1:19.138 | 94 | C5 | 3 | |
2 | G.ラッセル | メルセデスAMG | 1:19.233 | 0.095 | 66 | C5 | 3 |
3 | S.ペレス | レッドブル | 1:19.556 | 0.418 | 74 | C4 | 3 |
4 | M.フェルスタッペン | レッドブル | 1:19.756 | 0.618 | 59 | C3 | 3 |
5 | S.ベッテル | アストンマーチン | 1:19.824 | 0.686 | 48 | C5 | 3 |
6 | C.ルクレール | フェラーリ | 1:19.831 | 0.693 | 44 | C3 | 3 |
7 | C.サインツ | フェラーリ | 1:20.072 | 0.934 | 92 | C3 | 3 |
8 | A.アルボン | ウィリアムズ | 1:20.318 | 1.180 | 94 | C4 | 3 |
9 | N.ラティフィ | ウィリアムズ | 1:20.699 | 1.561 | 13 | C4 | 3 |
10 | D.リカルド | マクラーレン | 1:20.750 | 1.612 | 86 | C3 | 3 |
11 | L.ノリス | マクラーレン | 1:20.827 | 1.689 | 52 | C3 | 3 |
12 | F.アロンソ | アルピーヌ | 1:21.242 | 2.104 | 12 | C3 | 3 |
13 | G.ジョウ | アルファロメオ | 1:21.939 | 2.801 | 41 | C3 | 3 |
14 | P.ガスリー | アルファタウリ | 1:22.469 | 3.331 | 40 | C4 | 3 |
15 | N.マゼピン | ハース | 1:26.229 | 7.091 | 9 | C3 | 3 |
16 | V.ボッタス | アルファロメオ | 1:30.433 | 11.295 | 10 | C3 | 3 |
午前の出来事
午前中、開始早々にアロンソが白煙を上げて停止、赤旗。

フェルスタッペンはC3タイヤで19.7秒台へ、ラッセルがC4で19.6秒台トップタイム。
残り80分、ガスリーがターン5でクラッシュ赤旗。
残り1時間、ジョウがターン10でコースアウトして赤旗。
残り37分から再開、ベッテルがC4で19.9秒台、ラッセルがC5で19.2秒台。
気温は19℃まで上昇している。
残り20分、またまたジョウがコースアウトして赤旗。
残り6分、ベッテルが白煙を上げて赤旗。
赤旗5回、大荒れの午前でした。
アルピーヌは油圧問題で停止したマシンの修復が出来ない為、午後の参加をやめました。
ハースはリークが発生しているとか?
午後の出来事
放水による疑似ウェットで始まった午後です。

アストンマーチンは午前のオイル漏れにより、マシン修復が間に合わず走れない。
アルファタウリもフロント周りの修復が間に合わず、角田は走行出来なかった。
路面は開始90分よりスリックが使える状況になった。
ウィリアムズはターン5のスロットルオンで白煙を上げているとの事です。
これは、燃料の供給が何らかの問題で間に合っていない為に起こっています。
アルボンはC4で20.3秒台、ハミルトンはC2で20.4秒台、ペレスはC2で20.4秒台、段々とタイムが上昇しています。
残り30分あたりから柔らかいタイヤでアタックラップが多くなっていった。
ペレスがC4で19.5秒台、フェルスタッペンのタイムを上回った。
残り15分以降、ハミルトンがC5で19.1秒台のトップタイム、サインツがC3で20.0秒台。
ポーポイズ現象への対策としてマクラーレンはフロア後方の端に平行なスロットを作りフロアがたわんだ際に空気が逃げれるようにしてるみたいです
ハースは同じ事をして大きな成果があったと
フェラーリはリアを高くしサスペンションの可動量によって問題を解決してるみたいです
レッドブルとメルセデスはまだ解決策を見つけてないようですが、バーレーンで大型のアップデートを投入するみたいなので予算制限下でもコピーしやすいマクラーレンの解決策は投入されそうです
FIAはフロアの端が25mm上に曲がるのを許可したようです。
それらと、マクラーレンの解決法を組み合わせて、次のテストまでに対策してくると思われます。
”ポーポイズ現象”を初めて聞いて驚いてましたがふとした疑問はインディでは問題になってなかったのか?という点。
もしかしてインディにも供給しているダラーラの知見がハースにも伝わっているのではと想像したりします。