開幕前のテストは3日間となります。
レースシミュレーションがもっとも重要な作業です。
開幕戦バーレーンGPは、C1,C2,C3 です。
重要なのはC3のベストタイムと言う事になります。
プレシーズンテストのタイヤ
チームのタイヤ選択
C4,C5を全く使わないチームがある、メルセデスはC3を25セット選択しており、全グランプリで使用される基本的な中間に新マシンを合わせこもうとしている。
プレシーズンテスト1日目結果
フェルスタッペンのベストラップは1分31秒344で、昨年のここでのテスト初日のベストタイム(1分32秒837)よりも1秒半近く速かった。
ほとんどのチームが100周をクリアしているが、ウィリアムズだけが61周になっています。
サージェントはボトミングが激しく発生しており、コースアウトが多かった。
最後はドライブシャフトあたりが破損して走行不能になっていた。
アルファタウリ改め新生RBがこんな上位タイムを記録するなんて! 幸先良いスタートです。
VCARB01
レンダリングとはかなり違うマシンで登場しています。
2023年最終型がベースになり、フロントサスペンションの再構築、サイドポッドの形状変更などが施されています。
ステアリングも挙動もスムーズに反応していました。
ある意味冒険していないマシン、安定した速さがあります。
プレシーズンテスト2日目結果
サインツは C4 タイヤのセットでタイムを記録し、ペレスとハミルトンは C3 を使用した。
C3ペレスのタイムは昨年の予選Q2ベストに値します。
ペレスの昨年のドライビングはステアリングを切り増す感じでしたが、今年は今のところ一回で最大値まで切っています。
フロントとリアのスタビリティ、どちらも感じ取れている印象を受けています。
レッドブルRB20の冷却系
ヘイロー脇のインレットは側面ルーパーより排出されています。
サイドポッド内はくの字型とでも言えばいいのだろうか?CAC(インタークーラー)が前の方に移動している。
プレシーズンテスト3日目結果
シャルル・ルクレールがクラストップの座を譲った。
この日の後半でハンドルを握ったモナコ人は、新しい C4 のセットで 1:30.322 というタイムを記録しました。
最終日午後にステアリングを握った角田はC4でフェルスタッペンと同等のタイムを記録した。
C3とC4のタイム差は約0.6秒と言われているので、マシン差が0.6秒となる。
フェラーリは、冒険しない空力と基本的なマシン設計の組み合わせ。
レッドブルは0.3秒前に居る、セッティング次第では勝負できるかもしれない。
ヘイロー脇のインレットは中で分割していてルーバーとラジエーターに空気が送られるようになってるみたいです
FD3SのVマウントを思い出しました。
こめいえ()さん情報なんですが、ホンダPUは去年から徐々に作動温度領域を上げてきて、今年はマシン設計段階からそれを前提にしたからRB20が実現できたと。ホンダの折原さん的には今回のテストは特にその温度確認が主だったらしいです。