最後のフリー走行でも調子の上がらないフェラーリが心配でしたが、見事にベッテルがポールポジションを獲得。続いてレッドブルのフェルスタッペン、リカルドとなっています。
マクラーレンホンダは8,9番手を確保しています。
シンガポールGP予選結果
順 | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | ギャップ |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | セバスチャン ベッテル | Ferrari | 1:43.336 | 1:40.529 | 1:39.491 | |
2 | マックス フェルスタッペン | Red Bull | 1:42.010 | 1:40.332 | 1:39.814 | 0.323 |
3 | ダニエル リカルド | Red Bull | 1:42.063 | 1:40.385 | 1:39.840 | 0.349 |
4 | キミ ライコネン | Ferrari | 1:43.328 | 1:40.525 | 1:40.069 | 0.578 |
5 | ルイス ハミルトン | Mercedes | 1:42.455 | 1:40.577 | 1:40.126 | 0.635 |
6 | バルテリ ボッタス | Mercedes | 1:43.137 | 1:41.409 | 1:40.810 | 1.319 |
7 | ニコ ヒュルケンベルグ | Renault | 1:42.586 | 1:41.277 | 1:41.013 | 1.522 |
8 | フェルナンド アロンソ | McLaren | 1:42.086 | 1:41.442 | 1:41.179 | 1.688 |
9 | ストフェル バンドーン | McLaren | 1:42.222 | 1:41.227 | 1:41.398 | 1.907 |
10 | カルロス サインツ Jr. | Toro Rosso | 1:42.176 | 1:41.826 | 1:42.056 | 2.565 |
11 | ジョリオン パーマー | Renault | 1:42.472 | 1:42.107 | 2.616 | |
12 | セルジオ ペレス | Force India | 1:43.594 | 1:42.246 | 2.755 | |
13 | ダニール クビアト | Toro Rosso | 1:42.544 | 1:42.338 | 2.847 | |
14 | エステバン オコン | Force India | 1:43.626 | 1:42.760 | 3.269 | |
15 | ロマン グロージャン | Haas | 1:43.627 | 1:43.883 | 4.392 | |
16 | ケビン マグヌッセン | Haas | 1:43.756 | 4.265 | ||
17 | フェリペ マッサ | Williams | 1:44.014 | 4.523 | ||
18 | ランス ストロール | Williams | 1:44.728 | 5.237 | ||
19 | パスカル ウェーレイン | Sauber | 1:45.059 | 5.568 | ||
20 | マーカス エリクソン | Sauber | 1:45.570 | 6.079 |
予選レポート
シンガポールGPの予選は気温28℃、路面温度33℃で始まりました。
Q1からレッドブル勢が快調なペースで1,2体制をキープしています。どんどん路面が良くなっていって時間ギリギリのアタック合戦が白熱。ウィリアムズが2台共Q1落ち。最高のエンジンがあっても路面に伝わらなければ意味はないと体現してくれています。
Q2でもレッドブルが1,2体制をキープ。フェラーリが3,4番手に上がってきました。5番手にハミルトンがいて後ろは混戦模様です。マクラーレンホンダが2台ともQ2突破。
Q3では1回目のアタックからベッテルが最速タイムを記録。フェルスタッペン、リカルドと続く。2回目のアタックでもベッテルが最速タイムを叩き出しポール。白熱のアタック合戦でした。
まとめ
フェルスタッペンがFP3からの好調を維持してQ1、Q2とトップで通過してこのままQ3もトップ通過で最年少ポールポジション記録かと思われましたが、ベッテルが素晴らしいドライビングで逆転ポール。
ずっと調子の出なかったフェラーリベッテルが、徐々にマシンを合わせていき最後の最後で自分の手足のように動くマシンに仕上げた。ピークへのもって行き方が最高にカッコいい予選でした。
メルセデスは前に4台も行かれてしまい成すすべ無し、やっぱりロングホイールベースは小回りが利かないよでうです。ハミルトンのオンオード見てるとハンドル切って一瞬遅れて車が曲がりだすようなそんな印象を受けました。
レッドブルはハンドルと車がリニアに反応してオン・ザ・レールドライブで安定しています。
決勝ではベッテル、フェルスタッペンが並んだスタートですがちょっとこわいね。フェルスタッペンは失うものがないからね突っ込みすぎなきゃいいけど。
F1.com動画リンク
予選⇒https://www.formula1.com/en/video/2017/9/Qualifying_highlights_-_Singapore_2017.html
FerrariはFPの全てを決勝シュミレーションに持って行きましたね。予選はよほど自信あったみたいですし、決勝が楽しみですね。
一つ思ったのが全開率50%、ルノーとの出力差も10~20馬力で…なんでマクラーレン、ルノーのヒュルケンベルグに負けてるのでしょうか?最高のシャシとはいったい…来年レッドブルとの比較が恐いですね…
ベッテルはこういう1発タイムは得意だけど、ライコネンはある程度タイム出して限界点探りながらいかないとダメっぽいからかわいそう。
ルノーは侮れないですよ、昨年から増強された予算でマシン開発が順調なんです。パーマーがいるから本当のマシンの位置がわからないだけです。
アブデビールは嘘発言の少ない人だと思います。「今足りないのは空力エンジニアがあと何人必要」みたいな事言ってましたから。