シンガポール市街地サーキットバトル開幕です。
オーバーテイクが凄く難しいサーキットの為、予選の順位は決勝結果へと直結します。
レッドブル対フェラーリのポールポジション争い、決着は如何に?!
シンガポールGP予選レポート
天候は晴れ、路面がところどころ濡れています。
気温26℃、路面温度27℃でスタートしました。
Q1
メルセデス2台がインターで早々にコースイン。
所々にウェットパッチがあり、全車がインターでコースイン。
走り続けるミニレースとなっています。
残り6分、ルクレール54.2、フェルスタッペン54.3、ハミルトン54.6、サインツ55.0、ストロール55.6となっているトップ5です。
残り5分、ペレス54.4で3番手に入る。
2セット目のインター使ったドライバーのタイムアップが大きいです。
マグヌッセンが55.1で7番手に飛び込む、角田は55.3で8番手。
Q2
全車インターでコースインしています。
ルクレール52.3、フェルスタッペン52.7、ペレス52.8、サインツ53.4、ハミルトン53.9、ノリス53.9となっているトップ6です。
残り4分、アストン2台がソフトを投入しました。
時間ギリギリのアタック、ガスリー7番手、角田8番手に飛び込む。
ラッセルが11番手でQ2敗退、アストン2台はソフトでタイムアップ出来ませんでした。
Q3
角田とマグヌッセンがインター、他の8台はソフトでコースインしています。
序盤はインターの角田がトップタイムを記録しました。
時間が経つにつれてソフトのタイムが上がっていきました。
タイヤの温まりと路面の渇きが、Q3中盤になってようやく合ってきています。
ハミルトンが調子よく、一旦トップに躍り出る。
ルクレールが49.4、ペレスが49.4、ハミルトンが49.4でトップ3となる。
フェルスタッペンは最終アタックラップ、燃料不足になる為ピットロードへ入りマシンを止めました。
シンガポールGP予選結果
まとめ
トリッキーな路面状態で始まった予選、最後の最後でフェルスタッペンがアタックラップをまとめられずに、ルクレールがポールポジションを獲得しました。
フェルスタッペンのチャンピオン確定を阻止できる二人がフロントローに並ぶ事になりました。
燃料不足・・・チームの最初の設定ミスなのか?1周多く走る事になった為に起こったのか?
前者だろうとは思います。
路面状態が良くなっていくコンディションにおいて燃料をギリギリにしすぎたのだろう。
仮に最終アタック前のラップが決まっていればポールだった思う、前の車が見えてやめたのか?大きめのミスがあったのかはわからない。
(前のガスリーとは3秒差であり乱流の影響は最小限、ターン18までルクレールに対して0.48秒マージンあり、チームが止めさせたとマックスが発言している。)
オーバーテイクが難しいコース、決勝レースの天候は雨予報、かなり厳しいフェルスタッペンの8番グリッドです。
まぁそれでも上がってくるんだろうけどね(笑)
アルファタウリがトップ10に2台送り込む、とりあえずアップデートフロントウィングが効果を発揮しているようです。
Q2の最後のアタックで新品インターを投入する戦略も良かった。
Q3で最初からソフトを温めた角田のアタックラップが見たかった・・・今回はガスリーを上回れる走りだったと思います。
決勝レースは2時間レースとなるはず、長い時間で何かが起こる。
波乱必死なシンガポールGP決勝です。
まさかのアタック中止だったので燃料かな?とは思いましたが、その通りとは。
まぁチームとしては、前のラップが最終のつもりで燃料計算していたのかもしれませんね。
コンディションが変わるウェットとドライが要り混ざったレースになれば優勝のチャンスはある。
でも、チャンピオン決定は鈴鹿にして(笑)
ガスリーもアタック中だった最終前ラップ、セクター2通過時点で4秒差、セクター3で1秒速くても最後には3秒差なんだよね。
クリアラップと呼ぶには十分なマージンだと思うし、乱流の影響も最小限なはずなんだが・・・。
これはチーム判断ミスかなぁ。
フェラーリなら判るけど、レッドブルがやるかねコレ?>燃料
あのタイヤ交換コメ聞いててツボりましたが・・・
以前のマシンでは追い抜きが難しかったコースで新規格ではそこそこ抜けてるので、シンガポールと雨でもハンガリーのようにフェルスタッペンなら抜いていくと思っています
最終ラップの前のラップでも走り切っていればポールだったと思うけど・・・
抜けないシンガポールはスタートポジションが重要という事で、ここ数戦の決勝重視のセッティングから予選重視のセッティングに変えているとフェルスタッペンも言っているから、これまでみたいな訳にはいかないだろうけど、「振り向けばマックス」は今回も健在でしょう。
そう言えば「振り向けば○○」と古館さんに名付けられたF1ドライバーが昔居たような。
予選で角田は旧ウィングを使用していましたね。
まだ数が揃っておらず新ウィングはガスリーのスペア用のストックにしたのかなと思いました。
新旧でどれ程パフォーマンスに違いがるのか気になるところです。
https://pbs.twimg.com/media/Fd_M4ioWQAAqQ2h.jpg
予選から角田とガスリーは共に新型フロントウィングです。多分スペア無しの強行だと思う。
私があげた写真はアルファタウリが予選時にリアルタイムにのせた写真なんですが間違っているという事ですかね?
スペアなしならフロントウィングを壊した時点で即リタイアで物凄くリスキーな戦略です。
すでのスペアも揃っていれば問題ないですが決勝で確認してみます。
予選時のツイートはリアルタイム画像ではありません。リアルタイムはF1だけがもっている権利です。
レースのスペアは旧型でも罰則は無い。
壊さなければいいだけとなります。
写真の件、了解しました。
ただ旧型をスペアにしていても、決勝でのスペック違いでの交換は不可なのでそういう意味でリスキーだなと思っていました。
もちろん管理人さんが言う通り壊さなければいいだけですが波乱の多いサーキットなのでスタートの接触でフロントを壊して交換できずにリタイアだと目も当てられないなと。
そういう意味ではもしかたら新型のスペアは揃っているのかなという気もします。
公式がYouTubeにアップしている予選のハイライト見ましたか?
冒頭(10秒から14秒の間)に角田選手が写っていますが「間違い」なく新型のFW付いてますよ。
また、Jinさんも触れられていますが、ツィッタラーやインスタバエの方々と違い企業はコンプライアンスがありますので投稿されたタイミングの物がリアルタイムの物ではありません。
必ず、ワンテンポ、ツーテンポ遅れます。
これはどのチームも同じですよ。
最終ラップ前のラップを中断したのはそのまま走り続けた場合、トラックエボリューションの大きい最終ラップ途中でガスリーに追いついてしまうのでそうならない為のギャップを作るのが目的だったみたいです
先の事を考えすぎてしまったのと、路面の改善が良くて余分に一回ラップ出来てしまったのも誤算だったのかな
結果的には一つ前のラップを完了してガスリーに追いついてタイムが上がらない、もしくは燃料セーブで最終ラップを途中で放棄の方が良かったですね
マックスにトラベル発生したとは言えチェコの予選2番手獲得は、
地元メキシコGPを控えて良い兆しだと思います。
まだマックスとの差は歴然かも知れないですが、チェコのフォームを取り戻して決勝に挑んで欲しいです。
ルクレールやメルセデスのラッセルとのドライバーランキング2位争いを制すればチェコの評価もっと上がる事でしょう。
最終ランキング3位でもレッドブルのコンストラクタータイトル獲得は充分ですが?