壁にタッチすればクラッシュやデブリが発生、VSCやSCが多発するバクー市街地サーキットです。
先に行われたスプリントでは約1/3がSCラップになったが、各マシンのミディアム消耗度は丸わかり。
フェラーリはどれだけ負担を掛けずに速く走れるか?
勝負はタイヤ交換、それに絡むSCになりそうです。
スタート順とタイヤ
ピットインロスタイムは約19秒です。
アゼルバイジャンGP決勝レポート
オコンとヒュルケンベルクはピットスタートです。
天候は晴れ、路面はドライ、気温25℃、路面温度44℃でスタートしました。
スタート:全車綺麗なスタートでした。
角田はラッセルとストロールに前に出られ10位です。
Lap3:ルクレール、フェルスタッペン、ペレスがDRSバトルになりました。
Lap4:フェルスタッペンがルクレールをターン1でパスして1位
Lap6:ペレスがルクレールをパスして2位、ガスリーはハードへ20位
Lap6終了時点
レッドブル2台が1秒速いペースでマッチレースを展開
Lap7:ボッタスはハードへ20位
Lap8:アルボンはハードへ18位
Lap9:角田、ピアストリ、サージェントがハードへ
Lap10:ハミルトン、ノリスはハードへ
デフリースがターン6で停止
Lap11:フェルスタッペンはハードへ
ここでSCになりました。
ピットストップしていないドライバーが続々ピットへハードへ交換しました。
得したペレスは1位で戻っています。
SC中13周目
Lap14:レース再開
ターン3でフェルスタッペンがルクレールをパス、ターン4でアロンソがサインツをパス
Lap15:ハミルトンはラッセルをパスして7位
Lap20:ターン16でスライドしたストロール、ハミルトンにその後抜かれました。
ペレスとフェルスタッペンはルクレールより1秒速いペースでバトル中
早めに全車ハードになり、ロングラン耐久戦になっています。
Lap21終了時点
Lap24:ガスリーはハードへ19位
特に動き無くラップを重ねる全車です。
Lap31:アロンソが徐々にルクレールとの差を詰めています。
路面温度は41℃、自己ベストを出すドライバーが多くなっています。
Lap35:ボッタスはミディアムへ18位
Lap36:ペレスが44秒台に入りました。
サインツの後方0.5秒にハミルトンが迫っています。
Lap37:ジョーがピットへ戻りリタイアです。
Lap37終了時点(TOP8)
Lap38:サインツとハミルトンは延々とDRSバトル中、ハミルトンはDRSを開くまでに離されるため並ぶ事も出来ない。
Lap44:ルクレールの43周目は44.6のファーステスト
Lap46:ノリスはヒュルケンベルグを捉えて10位
Lap47:角田はヒュルケンベルグをパスして11位
Lap48:ピアストリはヒュルケンベルグをパスして12位
Lap49:ラッセルは新品ソフトへ交換しています。
Lap50:ヒュルケンベルグはソフトへ17位
Lap51:オコンはソフトへ
Lap51終了:ペレスがトップチェッカー、フェルスタッペンが2位、ラッセルは43.3でファーステストです。
アゼルバイジャンGP決勝結果
まとめ
ペレスがSC中ピットの利点を生かしてトップに立ち、そのまま好ペースでフェルスタッペンを従え優勝!
ファーストスティントのミディアムでタイヤを労わって速く走れたペレス、ハードでも変わらず速かった。
フェルスタッペンが追ってきても一定距離を保つラップを延々と続ける事ができた。
フェルスタッペンは30周を過ぎたあたりから2秒離れた位置をキープしていた。
金曜からセッティングに不満を持っていた事もあり抜くのを諦めたようにも見えました。
レース自体は、序盤にデフリースが壁にフロントひっかけてステアリングロッドを破損、そのSCによってタイヤ戦略が限定されてしまった。
約40周をハードで走り切る耐久レースが開幕!
タイヤを最後まで持たせなければならない事が過度なバトルを制限。
じっとチャンスを待つ、ペースを上げたり下げたりで様子を伺う、見えない戦いが多かった。
フェラーリは素の状態のストレートスピードが速く、それによってレッドブル以外には抜かれない車に仕上がっていた。
ルクレールはアロンソを、サインツはハミルトンを抑え切った。
課題はもう少しレースペースを上げる事だけど、今回は車高を下げる事が出来てフロアダウンフォースを安定させる事が出来た。
車高を上げなければならないコースではどうなるかわからない。
今季初表彰台となったフェラーリに、とりあえず安堵しました。
ハードスタート勢のオコン、ヒュルケンベルクに延々と抑えられたノリスと角田、本当に我慢のレースだった。
アルファタウリの超ローダウンフォースパッケージは、ストレートで抜かれない抜けるマシンだったのが功を奏し、角田は10位入賞。
見事にやり切ったレースでした。
今年になって一気に成長している角田は、安定感が急上昇しています。
10位入賞は優勝に値する頑張り、2戦連続10位入賞おめでとう。
メルセデスはなんであんな大きなリアウィングだったのか?謎すぎる。
追いついても抜けないストレートスピードは最初から勝負を捨てていた。
次のマイアミ、スパ、モンツァはDRS単独で335km/h以上は必要だけど・・どうするの?
あと3戦のために予算を使わない作戦なのかな。
レッドブル2台は本当に速い、一矢報いるにもレースラップ1秒違えば話にもならない。
フェラーリとメルセデスのアップデートに期待するしかない現状況です。
レッドブル、フェラーリ、メルセデス、アストンがいる時点で8位までが埋まっている状態
その中で9位10位は本当にすごいと思います!
角田くんほんとレース運びが上手くなりました。
レッドブルタイヤに優しいのに速いってもはやカテゴリー違いですね。
アップデート入れてたけど不要なのではって思います。笑
絶対的な速さにおいてはマックスの方が上回っていますが
タイヤマネジメントを得意とするペレスの良さが発揮されたレースですね。
過去2年間(2021年、2022年)は、マックスのタイトル獲得サポート役に徹したペレスですが、
今シーズンは自分自身の世界王者獲得のため(チームを優先しながら)重視に気持ちを切り替えているでしょうね?
マックスのモチベーションを高めるためにも良い効果?
フェルスタッペンのタイヤ交換タイミングは、結果的に1周早すぎましたね。
ただ、レースペースはペレスの方が良かっただけに、フェルスタッペンのプライドとチームとしてのポイント最大化を守る為に、あえて早目に交換させたようにも感じました。
それにしても、本当にレッドブル全勝でもおかしくない可能性が出てきました。
一矢報いるとすればモナコやシンガポールくらいしか無いかもしれない。
このまま最後まで1強(レッドブル)状況が続けば
マックスとペレスの2人しか優勝出来ない場面も続く。
更にレッドブルのワンツーが繰り返されば早い時点でコンストラクターも決まってドライバータイトルもマックスとペレスの2人だけに絞られる。
ほんと2人以外に3人目の今シーズンウィナーが出るには
マックスとペレスの両方がリタイアするほどのトラブルが起こらない限り可能性無い?
その3人目に該当するドライバーでも誰が一番近いポジションにいるか(アロンソ?ルクレール?ハミルトン?)
見方によっては
ペレスにとっては天下取り(世界王者獲得)の千載一遇の機会チャンスとも言える今シーズンです。
ほーんとに耐久レースみたいでしたね
スプリントでは「大穴」あけてフェラーリと丁度良い
戦いだったたっぺん君ですが、決勝ではセーフティーカー以降は
「行くの?行かないの?」な感じでww
今回はペレ助が一枚上手だったのでしょうね。おめでとーペレ助~
トップ争いはそんな感じでしたが3位お立ち台争いもフェラーリVSあすとん号
今期絶好調の「中の人」はトップ争いみたいに、行くのか?行かないのか?www
アンドレアちゃんと別れて、もうすでに新型マシン投入の噂も・・・
今度はBIGネームじゃないですか~テイラー・スウィフトって!!!
こちらの方も「行くのか?行かないのか?」
お後がよろしいようで・・・
DRSゾーン100m削減が結構効いてた印象です。
あれが無ければサインツは抜かれてたでしょうし、オーバーテイクはもっと多く、DRSトレインはもう少し小さかったように感じます。
来年は元に戻す可能性あるかも?
私もチーム内対決を避けるためにフェルスタッペンをピット入れたと思います
レッドブルのエアロダイナミクス責任者のエンリコ・バルボがフェラーリに引き抜かれたみたいです
フェラーリ側はガーデニングを短くしてもらう代わりにメーキズのタウリ移籍をスムーズに行えるようにするとか
また名前の分からなかった2人目のエンジニアは無名の方のようですがDRS関連で重要な役割にいたようです
これでフェラーリのマシンが良くなればいいのですが…
レッドブルがエアロ系のエンジニアを他チームから引き抜いたという話は最近聞きませんね
なんか引き抜かれすぎのような笑