2021年ルノーにアロンソが帰ってくる。アロンソは2日間エンストンでシミュレータテストなどをした後に、フランスのヴィリー・シャティヨンにあるRenault Sport Racingを訪れている。
2020年9月24日に公開されていたルノー公式サイトには、それについての記事と画像があります。
Fernando Alonso and Renault DP World F1 Team start work for 2021
こちらの画像より解析をおこなった結果、驚くべく事実が映し出されている事が判明しました。
ルノーテストベンチルーム
テストベンチルームで、何かの説明をうけているアロンソです。モニター類には、ぼかし処理がされていますが、テストベンチは丸見え。
窓の右上にパワーユニットが映っているので、拡大してみましょう。
ルノーPUのエアボックス形状
エアボックスに、空気を送り込む金属のダクトが繋がっていて、2個のプレナムチャンバーみたいなのが見えます。
手前のエアボックスのダクトが・・あれ?下に伸びてる??ルノーのコンプレッサーは後ろなのに、もしや?この形はホンダやメルセデスに似てます。
2019年型ルノーPUエアボックス
コンプレッサーが後ろなら、上画像のように後ろにエアボックスが伸びる。
メルセデスPU&ホンダPUのエアボックス
エアボックス形状が2019年型ホンダPUにそっくりですよね~。
まとめ
アロンソも一緒に映っていることから最新のテストベンチルームのはず、たんなる比較テストのものなのか?フェイクなのか?時間制限もあるし、そんな回りくどい事をする意図もつかめない。
これはルノーがわざと提示したリーク画像だと思う。追いついてやるとの意思表示だろう。
ルノーは2021年もしくは2022年に、スプリット式ターボレイアウトのパワーユニットを導入するかもしれない。スプリット式のシャフト振動問題などは、ホンダが対応策を公表しているようなものですしね。
最近メルセデスPUを色々とチェックしてきてスプリット式は、後ろのスペースでタービンを改良できる、熱いタービンをギアボックスから離す事ができる、前のコンプレッサースペースはタンク形状でどうにでもなるなど、利点が多い気がしています。
タービン&コンプレッサーがMGU-Hと一体となるため、トラブルがあると同時交換しなければならない、交換に時間がかかる不利もありますけどね。
ルノーがレイアウトを変更すれば、フェラーリだけが仲間外れになってしまうが・・・果たして真相は?2021年テストで判明するのか?2022年なのか?
様子を見てみよう。
ルノーも遂にでしょうか?
タービンとコンプレッサーを繋ぐシャフトは、心配のネタでしょうか?
先行するメルセデス、ホンダ、どちらも同じ問題を抱えていたと公表している。
これでもしルノーも同じ問題に直面したら、おいおいってなりますね。
先日からのフェラーリの動向からフェラーリもセパレート型のような感じが…
全マニュファクチャラー同じはつまらないので、何か違う方式であっと驚くものが見てみたいような(笑)
PUランクはメルセデスに次いでルノーがパワー出てるって説もあるし、表彰台予想のつきやすい今期のような勢力図は勘弁。ダークホース的な存在になって欲しいですね。
実戦投入に見通し立ったからなのか?
これまで頑なに採用しなかったのは、ベンチテストしていたが実戦投入が難しいからなのか?
でもホンダが苦労した様に、実際使ってみたらトラブル続出する事態は避けたいですね(^.^)
(その意味でホンダPU無くなるのが、もったいないです)
スプリット式にしたからパワーが上がる訳では無いですが、
確かにスプリット式は、コンポーネント交換する時が大変だけれど、
逆に考えると耐久性、信頼性が確保出来て頻繁に交換する回数が少なければ、
メルセデスのように、コンポーネント単位では無くPU全体を計画的に交換するのであればデメリットは有って無いようなものですね。
来年ルノーPUまだ現行タイプを使用するが、
2022年の新しいF1の車体に合わせてPUもリニューアルするのでは無いでしょうか?
難しい技術ではありますが、スプリット式は市販車にも使われていないF1専用みたいなモノなので、ルノーもフェラーリにも挑戦して欲しいです。
余談ですが、
2輪世界GPの2ストロークV型4気筒500ccのエンジンを思い出します。
ホンダだけが、難しい1軸クランクを採用して(クランクシャフトを短くするのが難しい?)ヤマハ、スズキ、カジバなどは2軸相互逆回転クランクを採用していた。
スプリット式ターボは、この1軸クランクに匹敵する技術と思っています。
長文で失礼しました。
本来なら2021年新規定だったので、そのために準備されていたと考えると、既に完成していてもおかしくない。
ホイールベース3,600mm規定なので、後ろにコンプレッサー&タービンがあると具合が悪いと判断したのかも。
まだPU単体をベンチテストで回しているので、
車体に搭載しての実走行テストに進みたい所ですが、
現在のレギュレーションでチーム単独テスト出来ない事になっているのでしたね(2018年仕様車体を改造して使っても)
アロンソも来年の開幕戦に備えてテスト走行していますが、
全て旧型2018年仕様を使っていますね(^.^)
最新型をドライブしたくてウズウズしているので無いでしょうか?
アロンソのやる気モチベーション上げるべく、ルノー(アルピーヌ)もやる気満々と言う雰囲気が感じられます。
PUの燃焼系技術については全く解りませんが、“レイアウトにより影響が考えられるのはエアロダイナミクス系”でしょうか。例えば、Eifel-GPよりRB16がショック・アブソーバー(減衰)面よりも空力効果向上を図るためにアップデートされたリアサス形状を投入してからフロア・ボトム側のダウンフォースが増し(ディフューザー流速⇧)W11とのギャップが縮まった様に空力の与える効果は著しい影響を与える印象です。そして、’19年RB15やSTR14がHonda PU搭載に応じギアボックスに関連してホイールベースを短くする事が可能であった様に、スプリットターボ・レイアウトのMerce や Honda PUと比較して、Renaultはエンジン後部からタービン間にコンプレッサーとそのエアインテークのためのエアボックスがプラス配置されます。それはスプリット・レイアウトの方がシート後方のリア(エンジンカバー)エリアを一見してよりタイトで‘なだらか’に施工可能(細く左右幅が鋭角・下方へのスロープもより前部より鋭角化)出来ていることからも判ると思います。また、視覚印象のみですがスプリット・レイアウトの方がより車体の中心に荷重が集中出来ている様な感も?。