2018年より正式導入されるヘイローは、とにかく見た目がナンセンス。オープンコクピットのフォーミュラカーにおいてはヘルメットがむき出しなのは今までの当然の流れである。
どうしてこうなった?カッコいいF1は何処にいってしまったの?
新車発表会においてチーム代表のトト・ヴォルフは以下のような発言をしていた模様。
トト・ヴォルフの発言内容
「私はそのもの全体に感心しないし、チェーンソーを渡してくれるなら、そぎ落とすよ」
「ドライバーの安全に気を配ることは必要だが、われわれが導入したものは美学的によろしくない。単純にもっと見た目の良いものを考え出さねばならないだろう」
「マシンのトップに大きな重量が乗ることになるので、重心を台無しにしてしまう。上にバスを乗せても耐えられるという印象的な統計があると同時に、これはF1マシンなんだ」
ヘイローの正式導入までの経緯
そもそもこんなものをイラストで提案したのはメルセデスですよね。3年前の2015年2月頃に発信されていたはず。
そして2016年にはフェラーリが作ってみたよと実走させる。
レッドブルはそんなヘイローに対してウィンドスクリーンを提案。
ヘルメットバイザーを大きくして付けただけのような不格好なスクリーン。
そして2017年フェラーリにより第2次ウィンドスクリーンテスト
これは良いと思っていたがベッテルのめまいがする発言で一発却下。
結局最終的にヘイローはこれになりました。
間違ったw
2018年ヘイロー搭載メルセデスW09
ヘルメットカメラによるオンボード動画
2018年インディカーによるウィンドスクリーンテスト
これカッコいいよね、F1もこれこれ!
まとめ
トトさんあなたがそんな発言はダメだろう。言い出しっぺのメルセデスのくせにさ。
余計な提案しなけりゃこんなことには・・
マッサ、ビアンキ、ベロタの事故のように、どうやって頭部に直接当たる衝撃を緩和するのかは、ずっと議論が続いていた。
ビアンキの事故では訴訟にまで発展しているからFIAとしては何らかの対策をアピールする必要があった。
そしてヘイロー導入に踏み切った。
F1としては、インディのテストでの良結果を受けて協力していくなんて姿勢もでているから、将来的にはカッコいいウィンドスクリーンの導入をお願いしたいね。
下駄の鼻緒…(笑)
Hello!個人的には、
1.「ドライバーは、視野にHello!が“こんにちは”してますが、多くマシンが出走するレース時にも視野順応出来るデータ取りされているのでしょうか?」
視覚の順応性、例えば車のルームミラー下に何かユラユラするアクセサリーつけたとすれば、当初はその刺激が気になりますが、徐々に順応が生じ数日後に気づくと全く気にならなくなっている。など資知覚も外界刺激に対し一定の時間で柔軟に適応をする能力や、(人)眼で見た景色はハッキリ見えるけどカメラで覗くと逆光条件など人には視聴覚に補正能力がある事を云われれば無意識に経験していると思います。また、機械映像は観察条件の距離等が単眼視の様ですが?、人は例えば眼の前に指があってもその後ろが知覚出来るなど両眼視からの情報と中枢系(脳)が、まるでHonda R&DのエンジニアやA.ニューウェイの様に“最適化して映像を知覚させる”ので、少しドライバー目線は状況が違うかもしれません⁉︎。
(と学生時に教科書で学びました。)
ただ、AMGのドライバー視野動画を参考にすれば、想像を超えヘイローが常に視野の中心と上部に大きくある印象です。また、動画はコースのみに対応する一台走行ですが、レースでは他のマシンと抜き抜かれ並走しますが、ヘイローの死角と他マシンとの関係などのデータはどうなのでしょうか?。マシン転倒等時の安全対策上の物なのでイイと思います。絶え間なく続くPU開発の中で出てくる試行錯誤と同じで(笑)次々と対策スペックが必要かもしれませんね⁉︎。
2.外観は、当方すでに見慣れて特に違和感ありません。逆にチームによってはWILDで見栄え良い場合もあります。
(あのジェントルマンBossでも「チェーンソーで..」(笑)と酷評ですね。空力・冷却・重量の影響などチーム関係者泣かせだったのでしょうね。)
それより、シャークフィン小さくなった’18年見たら、見慣れたはずの’17年の巨大さは本当に不恰好です!。
3.他の疑問です。
「FIA指示、同一メーカーPUの全使用条件レベルの同一化と、燃料と潤滑油。」
同一PU使用の全チームが同じ仕様の燃料とオイルを使用して走行することは、燃料OILメーカーも1社になるって事ですか?
(例:AMGがPETRONASでフォースインディアとウィリアムズもPETRONASになる?」
1.ヘイローの視界についてはほぼ問題はでないと思います。ただアップダウンの激しいところでは上部の横バーが悪さをするでしょう。
空間把握能力がそれらを補ってくれると思います。
2.形状が正面に△状にシャープになればもうちょっと格好は良くなると思うんだけど、脱出できなくなりそう・・。
3.PUのソフトウェアについてワークスだけが使用できるプログラミングがあってはならないとなる。
オイル、燃料については同一が基本であるが、チームによってのサプライヤーの違いは考慮される。
最大の関心ごとはオイルの成分規定と使える種類が1つに限定される事、消費量は0.6ℓ/100kmは変わらず。
パワー面と燃費面にどれだけ影響がでるかと言ったところですかね。
Reコメント「ありがとう!」ございます。
追伸
上記「人間の最適化能力について、各自動車メーカー関連部の方にとっては入門基礎編であるはずです!」
非自動車関連のレベルで詳細に確認せずにコメントしてしまいましたが、
すでに、数年前から安全サポート機能が装着された各自動車メーカーの大量市販車が実用されています。このため、例えばF1界ではTVで観た高度自動運転化を先導するメルセデスや、ホンダも安全運転機能にかなり前からあるアシモ(会話に対応したり外界に適応してボール蹴る)や、福祉(医療的⁉︎歩行サポートマシン)もすでに実現化しているのを見た事あるので、それらの実行プログラムを実現させるには人間の見る聴くなどの知覚とその分析及び最適化後の伝達(実行)などまでを、我々素人一般人の想像つかない緻密な高いレベルの能力で理解し開発及び製造しているはずなので、これらは世界中の各自動車メーカーとうの関連部の方は入門基礎レベルとして理解している内容なはずです。
ヘイロー装着は、プレテスト前ですが個人的には本当に見慣れました。とにかくドライバーへの上部方向からの安全性の高さは強固に伝わります。(ドライバーの方はじめチーム関係者の方はいろいろ大変でしょうが)
美的には、車体色全体との関係やチームにより形状の微妙な太さや湾曲の繊細差の影響があるかもしれませんね。
ただ、コメント数みる通りこの専門的な話題よりも、多くのF1フリークの皆様はおそらくグリッドガールの方について興味深くかつ熱い議論がなされたと思います?。(笑) おそらくファイナル出走前に出て来られるたのでしょうが、当方ら一般ピーポーはレースウィーク週末は非グランドスタンドなので一度も見る機会なく終えました。