テスト初日、これまでレンダリング画像も無く、シェイクダウン画像も無く、加工した動画のみ。
謎だったレッドブルRB19がお披露目されました。
RB18の正常進化だと度々発言していた訳ですが・・・。
チャンピオンチームのマシンをチェックして行きましょう。
レッドブルRB19
リークされていた特徴的なフロントウィング、フラップが直線的にエンドプレートまで繋がっています。
全体像は大きく変わった様子はありません、予告通り正常進化ですね。
サイドポッドの前半部分は可能な限りシェイプアップされて、アンダーカットが広がっています。
ノーズの先端は若干平たくなったようです。
その分この裏側は空間体積が増加しているはずです。
リアサスペンションレイアウトに変更なし、ディフューザーに張り付いたギアボックス後方の細さが際立つ。
デッキ型エンジンカバーは必要最低限の大きさを保つ。
あくまでも冷却用空気の排出を、空力に影響を与えない場所に排出するためのものです。
レッドブルRB18(比較用)
低ドラッグでありながら安定したダウンフォースを発生させていたRB18です。
特徴的なサイドポッドと後ろまで大きく離れたフェンスの最終出口(青矢印)です。
角度が緩く直線的なフェンスから排出されるボルテックスは、フロア後方に入り込もうとする正圧を妨げる機能に適していた。
それを助ける長いアンダーカットによる流れも存在する。
RB18の最後のアップデートは絞ったエンジンカウルを初期型より盛り上げる形状にした事です。
ヘイローの付け根とコクピットガードに妨げられた流れはそこで溜り、横にずれて再び流れ出すときに加速します。
加速して負圧になった流れは通常の流れと交わる時に乱れてしまう。
わざと遠回りさせる事で流れを正常化してディフューザー上面まで届ける工夫です。
2023年マシンでは全車が同じようなデザインになっています。
ニューウェイ先生がライバルはフェラーリ、メルセデス、アストンマーチンになると言っていましたが、まだ1日しか経ってませんが本当にそんな感じがしてきました
代走のドルゴヴィッチはともかく
アロンソが初日にしてあれこれ設定を試しながらポンと2番手タイム出しちゃってますからね
レッドブルに寄せたタイプである今年のマシンは相当ポテンシャルがあるんでしょう
テスト初日が終わりましたが、レッドブルのロングランのペースが良さそうです。
今回三日しかないのでサンドバッグする余裕はないのか、初日の午後から多数のチームがレースシミュレーションをしていましたね。
まるでFP1,2を見ているようでした(予選シミュレーションはしてませんが)
フェルスタッペンはロングランでもずっと35秒台キープで安定してましたね。
ロングストレートでポーパシングらしき擦ってる音がしたのが気になりました。
サイドポットの上側はこれから溝を掘ってきませんかねえ?
どうでしょう?
あの溝は流れを固定化するにはいいのですが、表面積が増える、粘性抵抗も増える。
それを上手く利用して他の部分でドラッグを減らせればいいのですが。
ニューウェイ先生は外見も気にする方ですからね。
速く格好いいものを求めます。
ヘイロー上のフェアリングの重要性をしっていながら、見た目が太くなってかっこ悪いから付けないとかね。
RB19は拍子抜けするほど前年のマシンを踏襲してきましたね。あまりにも違いが少ないので、Bスペックマシンを隠してるのかと思うほど
まあ、テスト日数が少ないのでそれはないとは思いますが、出すとしたら本日午後のマックス担当のタイミングでしょうか
それかメルセデスが何かやってくれないかな~
テスト見てたら、お天気良いせいもあって
日差しの下でF1カーが正面からやって来てる
映像が映ると・・・
アルファロメオとフェラーリの区別がつきません~
JINさん、皆さん
パっと見て解りましたぁ??ww
わかります!!タブン
並んでるとかで見比べ出来る状態なら直ぐに判ると思いますが、それぞれ単体だとパッと見だと判らないかも(汗)
見比べれば色は明らかに違うんですけどね。
リアウィングのスポンサー文字で判別してます(笑)
インダクションポッド入口開口部分が、楕円形→正方形に近い丸型に変わりましたですね。2016年RB12以来久しぶりでしょうか?
ロールフープ(ロールバー)規則変更に伴う形状変更なのでしょうか?
センタークーリングの容量を減らしたみたいですね。
センターラジエーターが小さくなっているようです。
PU本体に直接手を加えるなどのアップデートがダメでも
熱交換器のサイズを小さくしても安定したPU性能を出せるのは大きな改善進歩ですね(冷却効率アップ)
車体トータル重量も減らせる、重心も下げる事が出来るなど、
昨年型をベースに継続しながら洗練させる余裕が感じられますね。
レギュレーションを知れば知るほど、これらの巧妙な融合に脱帽します。
レッドブルの強さはPUを含む基本骨格にあります。
横方向への張り出しが大きい一方で上下方向はかなり狭いので断面積は小さい
&その断面積がリアに行くにつれて緩やかに減少している
&風を乱さずにうまくリアセクションに流す形になっている・・・
メルセデスが目指したコンセプトをうまく実現したのは、実はレッドブル?