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レッドブルは体制発表をニューヨークで行っていますが、マシンは新車では無くRB18その物でした。

 

レッドブルは2月10日、シルバーストンでシェイクダウンを行っています。

プロモーション撮影(フィルミングデイ)を利用した走行チェックとなります。

 

さて、自演リークと思われる動画を確認していきましょう。

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レッドブル RB19 のシェイクダウン動画

レッドブル公式によるピット前通過動画です。

 

 

非公式ファンサイトでありながら、この距離感での動画投稿。

 

 

Silverstone UTC 辺りから撮ったと思われる動画。

RB19シェイクダウン動画の画像解析

動画から静止画を抜き出し拡大してみました。

ノーズとフロントウィングの形状が変わっています。

フラップは中央部分が高くなるRB18とは真逆な設定、ノーズは横幅が広くなっているようです。

 

ノーズには断面積指定があるので、横幅を広げる理由は縦幅を狭める為でしょう。

ノーズの下面はかなり大きな空間を確保していると思われます。

 

これにより、ノーズとフロントウィング中央のディフィーザー効果(下面の負圧が増加)が高まるでしょう。

 

 

サイドポッドのインレットが横長になっています。

目いっぱい上部にあり、その下のアンダーカットはおそらく大きく広がっているでしょう。

 

ディフィーザー効果の高まったフロントからの上昇気流をスムーズに抑え込む為に必要な形状だと思われます。

 

 

サイドポッドの上面とエンジンカウルの繋ぎ目がよくわからないが、RB18同様に上部の角はえぐったような形状になっているでしょう。

下部はフロアエッジに沿って壁を形成しており、コークボトルラインは使っていません。

 

フロアエッジ付近にあるボルテックスなどの強い流れを、リアタイヤの下部付近にそのまま流すことでディフューザーの上面と下面の流れを乱さない。

RB18で行っていたコンセプトをそのまま使っていると思われます。

まとめ

昨年から始まったシェイクダウンの自演リーク動画は今年も行われました。

プレシーズンテスト初日までデザインを他チームに悟られないようにするのは、研究する時間を与えない為の効果的な手法です。

 

しかし、予算制限がある中では、効果的なソリューションをコピーして導入するのは簡単ではないんですけどね。

少しでも優位に立てる時間を増やす、レッドブルはそういった所でもプロ集団なのです。

 

体制発表を早めるのは、シーズン前に時間的な余裕を作りたい為でしょう。

来年以降も早めの体制発表期日では新車はお披露目されないだろう。

 

本当のRB19を早く見たいなぁ。