2月14日、スクーデリア・フェラーリはマラネロで新車「SF-23」を発表しました。
いつもなら従業員が並び厳かな雰囲気の決起会なのですが、今回はファンをスタンドに招き入れて和やかなムードでした。
発表会でシェイクダウン走行を配信する異例のファンサービスでした。
フェラーリ SF-23
ノーズは最先端のフロントウィングまで繋がっていたF1-75でしたが、SF-23では2枚目に繋がっています。
これにより隙間から空気の流れを確保している。
フラップを繋ぐチップによる小型ボルテックスジェネレーターが5つ並んでいます。
昨年メルセデスが導入しようとして禁止されていましたが、これはいいのだろうか?確かにあれよりは小型だけど・・・。
ステアリングロッドがロアアーム付近に移動したようです。
重いステアリングラックを下にして重心低下を図っています。
ヘイローの付け根に変なフィン状パーツがあるようです。
リアサスペンションはプルロッドのままですね。
サイドポッドはF1-75の正常進化版といった感じです。
コークボトルラインがかなり前から始まり緩やかなラインを描いています。
上面はタブ型を継続しつつ、後方部分は真っすぐ流すような形状になっています。
インダクションポッドを含め中心ラインはとにかく低いです。
シャークフィンの面積は他チームより圧倒的に広いです。
レッドブル型サイドポッドとは全くの逆になるフロアとサイドポッドのラインです。
フェラーリ F1-75(比較用)
ノーズが最先端まであるF1-75、ステアリングロッドが上段の中途半端な位置にあります。
タブ型サイドポッドは後方に向かって上昇ラインを描いています。
AWSロゴの下の方にある開口部はサイドポッド下の開口部と繋がってるという分析がありますね
Sダクト的な感じでしょうか
サイドポッドの下側には多くの電子機器が配置されています。
そこに空気を送るダクトがサイドポッド内部の内側に隠されていたりします。
気温が高くなるとヘイローあたりにアウトレットが表れますが、その部分の空気を抜き出す為です。
しかし、単純なSダクト的な使い方も創造できますね。
フェラーリのアンダーカットラインは急で高圧空気が停滞します。
フェラーリはサスペンションに力を入れたと言ってます。
昨年のRB18の素晴らしいサスペンションみせられたら、当然チャレンジしますよね。
SF23、パッと見は去年の車とあまり変わらないように見えるものの、上の方が言われてるようにサイドポッド下のアンダーカット部にあるナゾの吸気口やバスタブ部の排気口が意味深で、細部がすごく面白いですね~
しかも実車走行まで見せてしまう大サービスっぷりはかなり好印象、チームも完成度に自信があるんでしょうかね
>昨年メルセデスが導入しようとして禁止されていましたが、これはいいのだろうか?確かにあれよりは小型だけど・・・。
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管理人により一部削除
F1ゲート、TNトップニュース、F1データcom、これらの海外記事翻訳サイト(別に違法じゃないけど)はリンク禁止です。
https://www.autosport.com/f1/news/why-ferrari-can-run-the-front-wing-design-that-mercedes-could-not/10432027/
英国オートスポーツでその情報は確認済です。
しかし、F1はこれに自由を与えて何がしたいんだろうか?
>これらの海外記事翻訳サイト(別に違法じゃないけど)はリンク禁止です
了解です。お手数をおかけしました。
特にゲートは見出しと内容が異なり、明らかなゴシップトレンドサイトなのでご注意下さい。
Sダクト(かも)が注目ですね。効果があればフォロワーは多そう。
それにしてもミラーがデカくなったけどあんまり無骨じゃないですね。去年のテストでは「デカ!」って感じでしたけど。