エイドリアン・ニューウェイ著書「HOW TO BUILD A CAR」は2017年に出版されている。

 

F1ロスの2020年、そんなところに舞い込んできた発売情報、日本語版が制作されていたなんて知らなかった!速攻で予約しました。

2020年4月27日発売で、我が家にきたのは30日、そこから大事にゆっくり読み進め、5月11日に読み終わりました。マジに面白い。

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エイドリアン・ニューウェイ著書「HOW TO BUILD A CAR」

エピソードを一部紹介

  • FW15試乗中、走りながらマシン改善の考え事をしてる時に雨が降ってきてスピン
  • トップギアの司会をやっていたジェレミー・クラークソンと同じ学校に通っていた
  • インディではマリオ・アンドレッティのレースエンジニアをしていた
  • インディ500を3連覇するマシンを開発
  • フランクとパトリックは約束を破り勝手にドライバーを決める
  • ハッキネンのレースエンジニアをしていた
  • 灰色一色のマクラーレンのファクトリーは嫌いだった

税込5,280円、最初は高いなぁ~なんて思っていたが、この厚さに納得でした。

ニューウェイ氏、ここが凄い!

自ら進んでレースエンジニアを務める事も多い。ドライバーから直にマシンの情報を収集し新たな設計に役立てるなど、現場を大事にしている。自らもドライバーとしてレース参加するなど、ドライバーからのフィードバックに対する理解が深いのだと思う。

子供の頃から車いじりが好きな親に影響され、ペダルカートを改造したり、エンジンカートを改造したり、車のあらゆる部分に精通している。レーシングポイントの神野さんのブログで紹介されている通り、全体最適化に優れる人だという事が良くわかる経歴です。

 

F1ロスのこの時期に是非読んでもらいたい一冊です。

マシンの違いやドライビングスタイルの違いなど、何が違うために速さが変わるのか、そんな部分がちょっとでも理解できる良い本です。

p.s. 私の場合、読む方が面白くて、ブログ記事作成に頭が回りませんでした;;