タイヤへの負担が高くなるバルセロナ、戦略が勝敗を分けます。
優勝候補はノリス、フェルスタッペン、ハミルトン、ラッセル、ルクレール、サインツとなります。
高ダウンフォースのフェルスタッペンが勝ってしまうのか?
スタート順とタイヤ
アルボンはピットスタートです。
ピットインロスタイムは約22秒です。
スペインGP決勝レポート
天候は晴れ、路面はドライ、気温24℃、路面温度42℃でスタートしました。
スタート:ラッセルが大外刈りでホールショット、フェルスタッペンとノリスが続く
Lap3:フェルスタッペンがラッセルをパスして1位
Lap3終了時点
Lap7:ボッタスがアロンソを、ジョーが角田をパスしています。
ザウバーのダブルパッシング
最初のスティントを15周まで伸ばすためには抑えペースです。
Lap10:ジョー、角田はミディアムへ
Lap11:マグヌッセンはミディアムへ20位
Lap12:ペレスは10位
Lap12終了時点
Lap13:ヒュルケンベルグはミディアムへ16位、角田は最後尾まで落ちている。
Lap14:ペレスはソフトヘ
Lap16:ラッセルはミディアムへ遅れて8位、サインツはミディアムへ9位
Lap17:ハミルトンはミディアムへ7位
Lap18:フェルスタッペンはミディアムへ4位
Lap19:ハミルトンはサインツをパスして6位
Lap21:路面温度が39℃まで下がっています。フェルスタッペンはピアストリをパス
Lap22:ピアストリはミディアムへ11位
Lap24:ノリスはミディアムへ6位
Lap25:ルクレールはミディアムへオコンの前7位
Lap27:ノリスはサインツをパスして4位、ルクレールはガスリーをパスして6位
Lap28:ピアストリはペレスをパスして9位、角田はハードへ20位
Lap29:ボッタスはハードへ19位
Lap31:ノリスはハミルトンに迫るがスピードが少し足りない。
Lap32:ノリスはハミルトンをパスして3位、ペレスはミディアムへ14位
後ろのハード勢が速いです。
Lap34:ピアストリはガスリーをパスして7位
Lap35:ノリスとラッセルがターン3からサイドバイサイドバトル、ターン7まで続きノリスが2位へ
Lap35終了時点
Lap37:ラッセルはハードへ7位、サインツはハードへ8位
Lap38:ラッセルはガスリーをパスして6位、オコンとストロールはハードへ
Lap42:ノリスが若干ペースアップ、フェルスタッペンまで5秒です。
Lap43:ジョーはハードへ17位
Lap44:リカルドはハードへ19位、ハミルトンはソフトヘ7位
Lap45:フェルスタッペンはソフトヘ3位
Lap46:角田はソフトヘ20位
Lap47:ピアストリはソフトヘ8位
Lap48:ノリスはソフトへラッセルの前2位、ルクレールはソフトヘ6位
Lap50:ペレスはソフトヘ10位
Lap50終了時点
Lap52:ハミルトンはラッセルをパスして3位
フェルスタッペンとノリスは5秒差
Lap55:トップ2は17秒台でプッシュプッシュ、サインツはルクレールを前へラッセルを追いかけます。
Lap60:アルボンはコースアウトするが18位を維持
Lap61:フェルスタッペンとノリスの差は4秒
Lap63:フェルスタッペンとノリスの差は3.9秒
Lap64:フェルスタッペンとノリスの差は2.9秒、ラッセルとルクレールの差は1.1秒
Lap66:ペレスはガスリーをパスして8位
Lap66終了:フェルタッペンがトップチェッカー、ノリスが2位
スペインGP決勝結果
まとめ
フェルスタッペンはタイヤが元気な序盤で1位に立ち、後ろの差をコントロールして優勝!
一番ダウンフォースを付けていたレッドブル、DRSデルタがありラッセルを早々にパスして勝負あり。
追うべきノリスは1stスティントを伸ばしすぎた、タイヤのオフセットを生かせない差がついてしまった。
最終のガチンコ勝負は見ごたえがあったけど、フェルスタッペンは余裕のマージンがあり、後ろを見てペースコントロール、大きな差がある2秒差だった。
メルセデスは優勝できるペースは無いが手堅いレース運びでハミルトンが3位表彰台、スタートでトップに立ったラッセルだけど速攻で抜かれ優勝のチャンスが消えた。
フェラーリはリアダウンフォースが足りない、踏めない時間が多く離される一方だった。
ペレスはなんとかトップ4の一角を守る8位フィニッシュ。
アルピーヌはダブル入賞ラインを守り切った、タイヤ交換後追いついてくるトップ4チームに対して抵抗することなく抜かせる手堅いレース運び。
ワークスチームの意地を見たスペインでした。
VCARBはどうにもならない遅さ、新リアウィング不良のダウンフォース不足、突っ込みで稼ぐリカルドの方が常時速かった。角田はただただ走るだけのテスト走行でした。
3連戦の初戦が終了、来週はオーストリアSPフォーマットです。
ノリスのセクター1が驚異的に速くて毎回ラップダウンする時にDRSを使えてるのかと思いきや、フリーエアでもやたら速くてビックリしました。
あとカナダ、スペインでマクラーレンのピットコールするタイミングがどうにも遅いなと。
ノリスのターゲットはマックスであってラッセルでは無いのは判ってますが、ラッセルはタイヤ交換でタイムロスしていたので、翌周に入ればラッセルをオーバーカット出来ていたはず。
何で25周まで引き延ばしたんでしょうね?
ほんとなんででしょう・・・ストラテジーミスでしょうね。
5秒どころじゃない失いようでしたし、あーもったいない、もっと凄い勝負見れたのになぁ~っと。
マックスのレッドブルRB20はフレッシュ新品のホンダPU4基目搭載でしょうか?
最大ライバルのノリスに2勝目を与えるわけには行かない?
ノリスもマックスだけに焦点当てたいけれどメルセデスが割って入っ来た。
でも良い雰囲気ですね。
まだマックスとノリスの戦い見たいです。
メルセデスのハミルトンが虎視眈々と勝利を目指している気配を感じています?
マクラーレンのFWがたわみすぎ。こりゃマルコが文句言うのも当然
直線、コーナー両方速くなるので結構ラップタイムに影響するはず
レッドブルもシルバースートンまでには用意できますかね
https://i.imgur.com/FDhDDeR.gif
マクラーレンはフラップが下がるタイプですが、レッドブルはメインも含めて全体が捻じれて下がるタイプ
どっちもどっち・・・ですが、レッドブルの不安定さの一部は、このメインも捻じれるフロントウィングのせいだと思っています。
荷重テストをクリアしている以上、レギュ違反ではありません。
そもそも変形量を規定するのって難しいですね。
剛体(外力により変形しない物質)はこの世に存在しないので。
特にカメラ映像の場合「ある角度で見たときに大きくたわんでいるように見える」のは当然です。形状が違うのでたわみの特性(量・方向性)が異なります。
なので「あそこのチームは変形させている!」って言い合うよりは「FIAの規定を満足している」というジャッジが適切と思います。
荷重テストが未だ、フロントは垂直方向だけだったはず、水平方向も同時じゃないと、これは無くならない。
ポールポジションのノリスがオープニングラップでトップを決められず2位フィニッシュでしたが優勝マックスの次が定位置ですね。
チームメイトのビアストリがグリッド上位であればチーム戦略的にもノリスのサポート助けとなってマックスにプレッシャー掛けられたと思いましたが?
フェラーリに少し内紛(チームオーダーに関する?)が起きたのでマクラーレンにもいずれ起きるか注視しています。
レッドブルについてはマックスとペレスに開きが有るのでチームオーダーの心配は無いと思いました。
VCARBはFP3で試しにモナコ用のリアウイングを使ったりしてたようですが、決勝は角田とリカルド共に同じリアウイングだったんでしょうか?
特にセクター2がリカルドに比べて角田が遅すぎたので、ウイングも違ったのかなと思ってしまうくらいだったのですが。
ストレートの伸びは308km/hで一緒なので多分同一だと思います。
お返事ありがとうございます。
リアウイングは同じなのですね。
レースペースだけでなくデグラデーションも角田のほうが酷かったみたいですが、ドライビングスタイルの違いだけでこうも差が出るものなのでしょうか?
ダウンフォースは車高が0.1mm違うだけで変わるのものですので、簡単ではないですね。
例えばフェラーリ、高速コーナーでポーパシングしたので車高を上げた、結果ダウンフォースを大幅に失った。
その分をリアウィングの大型化で対処しなかったためにメルセデスに負ける失態を演じた。
アルピーヌも「やれば出来るじゃない?」って思いました。
これを弾みにヨーロッパ連戦でもコンスタトにW入賞すれば中団チーム争い(アストンマーチンやRBとの)面白くなりそうです。
アルピーヌのマシン成績良くなれば他ドライバーもシート希望するかも知れない。
喉から手が出るくらい欲しかった表彰台を獲得したメルセデスのハミルトン。
マックスやノリスに追い付くにはまだまだ改善必要だと認識していましたが
本当に嬉しそうでメルセデスの改善効果に手応え感じていた様子でした。
来年フェラーリに移籍する前にメルセデスで優勝して卒業したいと思っている雰囲気が感じられます。
チームメイトのラッセルよりも先に勝利して?