F1伝統のサーキット、シルバーストンで行われる予選です。
平均速度は高く、空力効率が良くなければ話にならない、少しのミスも許されない、この戦いを制するのは誰か?
イギリスGP予選レポート
天候は曇り、気温19℃、路面温度25℃で予選はスタートしました。
Q1
フェルスタッペン26.0、ノリス26.1、ピアストリ26.0、ハミルトン26.2、ルクレール26.3
コラピントがスピンしてクラッシュ、走り出したがピットへ戻れず停止赤旗。
残り6分から再開しましたが、天候が傾きつつあります。
フェルスタッペン25.8でトップタイム
ベアマン26.0で3番手
かなりタイトなタイム差での戦いです。カットラインまで0.5秒ぐらいになりそうです。
サインツ、ガスリーが更新して、ローソンが敗退です。
Q2
フェルスタッペンが25.3でトップタイム、ピアストリが同タイムで2番手
ノリス25.2でトップ更新!
ラッセル25.6、アロンソ25.7、サインツ25.8、アルボン25.8
新品アタックのフェラーリ、ハミルトン25.0、ルクレール25.1で1,2タイム
角田は25.8で10番手になるが、アントネッリとガスリーに上回られて敗退です。
Q3
フェルスタッペン25.267で先行するが、ピアストリ24.995で更新する!
ノリス25.167で届かない
ハミルトン25.130で2番手へ、ルクレール25.292で5番手
ピアストリはタイム更新ならず、ノリス25.010で2番手
ハミルトンは途中までトップペースでしたが25.095で4番手、ラッセル25.059で3番手
フェルスタッペンが最後尾のアタック、セクター1,2を最速で来る!
24.892でトップタイム!ポールポジションです。
イギリスGP予選結果
まとめ
レッドブルは今回新しいリアウィングを持ち込んできた!
今まで頑なにメインプレート3種類で回してきたが、ドラッグが多すぎて不利になっていた。
新リアウィングはかなり薄い仕様で、他のチームならモンツァ用なものですが、種類が無いレッドブルはこれを使うしかない。
ストレートは最速、ターンの走りを改善していって、最後の最後のラバーグリップを使いフェルスタッペンはポールポジションを手にした。
到底無理だと思われる事をやるマックス、本当にバケモノです。
角田君も同じ空力セットで頑張りましたが、もう一歩でした。
昨日から速かったマクラーレンとフェラーリ、その間に割って入ったラッセルはお見事です。
ストレート最速を誇るフェルスタッペンがスタートでトップに立てば、後続がオーバーテイクするのは困難です。
雨予報もある決勝レース、何が起こるかわかりません。