砂漠のサーキット、ルサイルで行わる予選です。

砂と風、予測と反射神経によるドライビングテクニック差が現れるアタックラップになるでしょう。

こういった曲面だと無類の強さを誇るフェルスタッペンです。

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カタールGP予選レポート

天候は晴れ、気温32℃、路面温度35℃で予選はスタートしました。

Q1

レッドブル2台はすぐにコースイン、フェルスタッペン26.4が基準タイムになります。

1セット目は、アロンソ25.6、オコン26.3、ルクレール26.4、フェルスタッペン26.4、サインツ26.6、ピアストリ26.7、角田26.7

 

2セット目を早々に入れたハミルトンのタイムが伸びない、アロンソが久々に上位での争いをしています。

https://twitter.com/F1

 

2セット目のソフトでは全車大幅なタイムアップ、ハミルトンが危なくQ1を突破した。

Q2

フェルスタッペン24.7、ラッセル24.9、ハミルトン25.1、ガスリー25.2、アロンソ25.2、ルクレール25.3となったトップ6です。

残り3分をきって、マクラーレン2台がアタック、ノリス24.6、ピアストリ24.7でフェルスタッペンを超えました。

 

サインツが思ったように走れない、アタックラップをことごとく潰してしまう。

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ハミルトンがトップタイム、ペレスはタイム抹消で敗退、ボッタスが調子よく10番手、角田はギリギリ敗退です。

Q3

フェルスタッペンが1回目で23.7、後続は太刀打ちできないタイムです・・・。

 

ノリスはトラックリミットでノータイム。

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最大ダウンフォースウィングセットで安定性に振ったメルセデス2台が2,3番手になっています。

※ピアストリはタイム抹消で6番手です。

カタールGP予選結果

まとめ

フェルスタッペンがオンザレールドライビングでポールポジション!

綺麗な挙動でオーバドライブさせない、素晴らしいドライビングでした。

 

対抗するべきマクラーレンはターンアウトでリアが安定せずにトラックリミットを連発してしまった。

あのノリスがQ3ノータイムと言う結果はセッティングの詰めが不十分だったと言えるでしょう。

 

ピアストリはインタビュー中にトラックリミットのタイム抹消が伝えられ、さすがのポーカーフェイスでも動揺した表情をみせた。

(トラックリミット判定が遅すぎるよ・・・)

 

 

メルセデスは完全な最大ダウンフォースセット、ストレートスピードを完全に捨て去った潔い選択だった。

それがスリッピーな路面と強風の中、安定したドライビングに寄与した。

 

フェラーリは長くステアリングを切るターンは不得意、高速コーナーでは安定したグリップを持続できずに不安定だった。

ドラッグレベルはレッドブルと同等だけど全体ダウンフォースが不足している。

 

 

ホームストレートしか290km/hを超える全開区間が無い為に、ウィングレベルが最大値となったルサイル。

ドラッグに苦しんでいたマシンが上位に顔を出している。

 

アストンはドラッグ差が無くなり、アルピーヌはパワー差が無くなった感じです。

ボッタスや角田はソフトタイヤを全域で上手に使っていた。

 

 

フェルスタッペンだけが流れるようなコーナーの連続に対して流れるように走っていた、そんな感じの予選です。