南半球のオーストラリアは現在秋であり気温は平均20℃ですが、金曜からそれを下回っています。
低すぎる気温と路面温度はタイヤ内部の空気温度が上がらずに表面だけ加熱されグレイニングが発生しやすくなります。
硬めのタイヤを擦り付けて走るしか道が無いのか。
ある程度のダウンフォースが必要なサーキット、レッドブルの牙城を崩すチームはあるか?!
ペレスとボッタスはピットレーンスタートです。
スタート順とタイヤ
ピットインロスタイムは約19秒です。
オーストラリアGP決勝レポート
天候は晴れ、路面はドライ、気温17℃、路面温度35℃でスタートしました。
スタート:ラッセルがホールショット、ハミルトンがターン3でフェルスタッペンのインをさす、フェルスタッペンは3位まで落ちる。
ターン3でルクレールがグラベルにはまりストップ、SCになりました。
ストロールのサイドにフロントタイヤを入れてしまったルクレール、どうしようもない事だった。
後方のドライバーはピットインして交換義務を完了しています。
Lap4:レース再開
Lap4終了時点
Lap6:ラッセル、ハミルトン、フェルスタッペンがDRSバトル
Lap7:アルボンがターン6でクラッシュ、SC2回目です。
ラッセル、サインツがハードへ
Lap8:赤旗が提示されました、ラッセルとサインツはピットイン損です。
Lap10再スタートグリッド
再スタート:ハミルトンが好スタート、角田が8位に上がる。
Lap11:サインツはノリスをパスして9位
Lap12:フェルスタッペンは裏ストレートでハミルトンをパスして1位
Lap13:ラッセルはガスリーをパスして4位
Lap14:ノリスは角田をパスして9位
Lap15:サインツはストロールをパスして5位
Lap16:ペレスは13位まで上がっています。
角田の後方にマシンが詰まっています。
角田は巧みなラインでピアストリを抑え込む。
Lap18:ラッセルのエンジンから火災、ストップしてVSCになりました。
Lap19:レース再開
Lap22:ペレスはピアストリをパスして10位
Lap23:ペレスは角田をパスして9位
Lap25:サインツはガスリーをパスして4位
Lap25終了時点
Lap26:オコンがピアストリをパスして11位
Lap27:オコンは角田をパスして10位
Lap29:ピアストリは角田をパスして11位、よーく頑張ってたね角田君◎
Lap35:ジョウは角田をパスして12位
Lap36:マグヌッセンは角田をパスして13位
Lap37:サージェントントはハードへ17位
Lap38:ハミルトン、アロンソ、サインツ、ガスリーが近い距離で延々と走行しています。
Lap41:ペレスはノリスの後方に張り付きました。
Lap43:ペレスはノリスをパスして8位
Lap45:ペレスはヒュルケンベルグをパスして7位
Lap45終了時点
Lap50:ノリスは上手くヒュルケンベルクの後ろでDRSを使いましたがブロックされました。
Lap52:ノリスはセクター3でヒュルケンベルクをパスして8位、上手いね~
Lap54:マグヌッセンが右リアを壁に接触させてタイヤをコース上に落とし、SC3回目になりました。
Lap56:赤旗が提示されました。
3回目のスタンディングスタートです。
Lap57再スタートグリッド
再スタート:フェルスタッペンが好スタート、アロンソにサインツが追突、ガスリーはコースアウトして復帰したあと右に寄せすぎてオコンを巻き込んで2台クラッシュ。
ペレスもコースアウト、デフリースはサージェントに追突されて2台共にリタイア。
おいおいおいおい~!!
赤旗が提示されました。
再スタートはローリングスタート、スタート順はLap57時点の順位に戻ります。
Lap58スタート順
Lap58:SC先導でスタート、SCがピットへ入り、そのままの隊列でフィニッシュラインを通過して終了!
フェルスタッペンが優勝、ハミルトンが2位、アロンソが3位、サインツには5秒加算ペナルティで12位
角田が10位で入賞しました!
オーストラリアGP決勝結果
まとめ
大荒れレースでしたが、最初からレースをリードした3人が表彰台をキープしました。
フェルスタッペンはオーストラリアGP初優勝、ハミルトンは今季初表彰台、アロンソは3戦連続3位表彰台です。
ハミルトンを抜いてからは後ろに合わせてペースコントロール、時折タイヤを温める為のラップなのか、速いラップを刻めば1秒速く走れるポテンシャル。
結果からは見えてこないが、圧倒的な速さは変わらない。
ハミルトンとアロンソのペースコントロールバトルは見ごたえがあった。
アロンソが上げれば、ハミルトンも上げる、常に2秒前後の差を保ったままレースは進んでいった。
アロンソはストレートが遅く、序盤にハミルトンをオーバーテイクは出来なかった。
ドラッグは燃費をも奪うのでハイペースでやり合う事はせず、ポジションを持ち帰ろうと言う終始大人なドライビングでした。
ハミルトンは失うものが無いのでオープニングラップでは果敢に攻めてポジションを奪う。
抜かれた後はアロンソとの勝負に切り替えて素晴らしいレース運びだった。
低速ターンとストレートの組み合わせならそこそこ戦えるマシンなようです。
フェラーリはサインツがまぁまぁ走れていたけど運がなかった。
ペレスは途中のペースの遅さが気になったけど5位、こんなもんかね。
最後のスタートで11位だった角田、サインツの5秒ペナルティによって10位!!
今季初入賞の偉業を達成した。
あんなマシンでよくやってくれた、実際のフィニッシュは3戦連続で11位なんだけどサインツへの厳しいペナルティに救われた。
マクラーレンはダウンフォース不足を補う大きなリアウィングでストレートスピードが遅かった。
だがしかしそこはノリス様、クロスラインでヒュルケンベルグを狙い撃ちした時は最高でした。
ピアストリは初入賞を記録、こちらも荒れたレースをよく生き残ったと褒めたたえたい。
いやまぁほんとに何だったんだこのレースは・・・アメリカンレースかよと言いたくなる内容。
赤旗中断後のスタンディングスタートは正解じゃない気がします。
スタートのポジションシャッフルはショーとしては欲しいのでしょうけど、リスクが大きすぎる。
「もうどうにでもなれ!」って気持ちでみてましたよ。
26日後のアゼルバイジャンでも似たような事が起きそう!てか起きるだろこれでは。
残り2周でスタンディングスタートはやり過ぎだと思いました。全員ギャンブルに出るに決まっているから安全よりショーを優先したと思われても仕方ない運営ですね。ピットウォールフェンスによじ登るよりよっぽど危ない。
残り5周未満での再開はローリングスタートにするルールの方が理にかなってると思いました。
チャンピオン達による良いレースの後ろでカオスが起こりまくって見ていて疲れました笑
ペレスは今週末だけ乗りこなせなかったと思いたいです
マシンのポテンシャルをフルに出してたガスリーと角田
レースが終わってみれば角田は初ポイント!おめでとう!ガスリーはペナポ次第では出場が…
予選職人のアルボン、ヒュルケンベルグも結果が大きく分かれましたね
アルボンのクラッシュはロードラッグが原因なんでしょうか?
次のレースが遠い〜
アルボンはローダウンフォースと後ろからの風が原因だと思います。
海側から時折突風がある。
セットアップはフロントウィングフラップが大きく、フロントは入るけどトラクションが弱いなどアンバランスなところも関係するでしょう。
正直最後の赤旗で昼寝してしまいました!
3回目のスタンディングスタート時にアロンソに当たったサインツ。
あれが発端でカオスな状況が起きたって事での5秒ペナルティ?
それともアロンソに当ててしまった事のみに対して?
ちょっと厳しいですね。
それならスタンディングスタートを選んだ側の責任は?って感じもします。
角田がポイント取れたのは良いですが、どうも釈然としない。
アルピーヌの同士討ちは、完全に見てなかっただけでしたけどね。
ガスリーは次戦、アウトでしょうか?
セーフです。
サインツは第1コーナーへのアプローチでアロンソよりかなり後ろに居たから充分避けられたはずと言うのが根拠らしいですね。
でもガスリーオコンの接触はリスタート1周目だから両者音沙汰無しなんですよね。
ダブスタと言われても仕方ないような……。
ガスリー、戻りは強引だし幅寄せだし、おかしいと思うね。
サージェントは避けようがない減速率になるのかな。
何度か映像を見直してみて、サインツとアロンソの接触と、ガスリーとオコンの接触は、全く別の事象だと気付きました。
サインツがアロンソに当てたのは観ての通りですが、それとは全く関係なくガスリーはオーバースピードでロックアップしてコースオフしてます。
そもそもアロンソがスピンするよりも先にガスリーはコースオフしてますので、アロンソのスピンでガスリーがロックアップしたのでは無い事が判ります。
そしてコース復帰してミラーを見る事なく幅寄せするようにオコンに当たってます。
これはサインツがペナルティなら、ガスリーにもペナルティ出ないと公平ではありませんね。
まぁアルピーヌはチームとして口裏合わせて角田が悪い事にしたようですけど(呆)
今回も中の人好調でしたね。
しかし、あのストレートの遅さは見ていて
イライラする位でした。やはり決勝はペースが落ちるので
ストレートが速い方が断然有利なんでしょうね。
しかし赤旗多すぎ! なんで「え?これで赤旗??」的な感じです。
赤旗に至る条件って決まって無いのでしょうか?
それともレースディレクターの「気まぐれ」??
少し昔風に言えば何かに対する「忖度」とかww
日曜日の昼下がり、ランチの後にスタート
スタート後の興奮が一段落した後の数回にわたる赤旗中断
ドライバーも辛かったでしょうが
見ている私たちも丁度「眠くなる」タイミングで・・・・ww
(録画しながら見たので後で見直して穴埋めしています)
しかし、AT04は絶望的に遅いですね@@。
昨日、青山のパブリックビューイングで浅木さんが仰った、
「アルファタウリに関してはお兄さんチームがあるのだから、もっとそれをまねすればいいのにとは思う。中身は一緒なのだから外見もまねをしたらなぁ……」ですかね…。
フロアの内部上面みましたが、真似はまったくしてないですね。
フェンスとその上のアウトウォッシュが前の方、後ろまで持続しないかな。
エッジも普通すぎて・・・メルセデスぐらい頑張らないとなぁ。
[もうどうにでもなれ]のタイトルで、クスッときて、なんだかすごくモヤモヤしていた気持ちが、妙にすっきり致しました。ありがとうございます。
F1ってあーだこーだ言っても結果が変わる事がほぼ無いです。
結果は結果として受けとめて終わらせる、これが最良なF1の見方だと思います。
これでマックスが何らかの不利を受けていたら、今よりもっと混乱していたでしょうね。
マルコの舌戦でもうひと笑いできますよw(マックス自身は仕方ないで前に進むタイプ)
結果論ですが
表彰台の顔ぶれが歴代世界王者の3人だと言うのが荒れたレースを物語っていますね。
こういった荒れた試合になればなるほど速さや技術面以外の要素、戦術眼力やレース経験キャリアがモノを言う?
ハミルトンとアロンソを見ていると慌てず騒がずシッカリとポジションキープして決して無理をしない(欲を出して上のポジションを狙うような事をしない?)
アロンソの連続表彰台3位獲得はフロックでは無い。
マックスとペレスの2人に異変が起きればチャンスを狙うポジションに位置しているのが今のアロンソですね。