後半戦の始まりを告げるオランダGP予選です。
フェルスタッペンの地元ポールなるか?雨が何かを起こすのか?
狭いコースをギリギリまで攻めるドライビング、さぁF1再開です。
オランダGP予選レポート
天候は晴れ、路面はウェット、気温17℃、路面温度22℃で予選はスタートしました。
Q1
全車インターでコースインしています。
路面が乾いていく中でトップタイムの更新合戦が始まっています。
残り5分、フェルスタッペン21.2、ピアストリ21.2,ノリス21.4、ラッセル21.5、アロンソ22.1、ルクレール22.2、ペレス22.2、アルボン22.5
新品インターを入れるドライバーが多いです。
アルボンが20.9でトップタイム、角田21.7で9番手です。
ルクレールが14位で通過、危なかったです。
Q2
乾きそうな路面に再び雨が落ちて、インターでのロングランが続いています。
残り7分、太陽が出て路面が急速に乾いています。
インターの4セット目(最後)を使ったアルボンが19.3で一旦トップです。
3セット目をいれた勢がタイムアップしていく。
乗れていないハミルトンが敗退しています。
Q3
レコードラインが乾いています。
ソフトでコースインするドライバーが多く、インターでコースインしたドライバーはソフトへ交換。
アルボン15.7、サージェント16.7、サインツ17.2、ラッセル18.2
サージェントが連続アタックに入ったところターン2でスピンクラッシュして赤旗です。
残り8分から再開
ノリス12.0、ピアストリ12.2、フェルスタッペン12.3、ラッセル12.5、ルクレール12.6
残り4分、ルクレールがクラッシュして赤旗。
最終アタック、フェルスタッペンとノリスがセクター1から僅差で競り合うが、セクター2でフェルスタッペンが大きく突き放す。
フェルスタッペンが10.567でぶっちぎりのタイム、ノリス11.104で2番手
3番手にはアロンソが11.506で上がる!
アルボンが11.419で上回り!!
最後にラッセルが11.294で3番手を確定させました!!!
オランダGP予選結果
まとめ
フェルスタッペンが地元でポールポジションを獲得!
完全無欠のチャンピオンでした。
インターで速いマクラーレン2台対フェルスタッペンという構図でしたが、Q3で完全ドライになると差が広がった。
ノリスはともかくピアストリの最終アタックは勿体なかった。
ウィリアムズの躍進は驚き、チームもここで速い理由がわからないと言った感じ。
最初からインター4セットをQ2までに使い切る作戦でQ3まで進み、運よくドライになれば・・・・・なった。
ドライになっても速さは維持されており、トップ3インタビューかと思われたがラッセルに上回られて4番手。
トップ4マシンを見れば、リアウィングは幅を目いっぱい使って角度のきついものを使用している。
モナコやハンガロリンクでみられるハイダウンフォース仕様です。
ウィングでしっかりと安定したダウンフォースを確保、そこに車高の調整でフロアダウンフォースを合わせている。
フェラーリはハイダウンフォースリアウィングをもってきていないようで、ダウンフォース不足なのは明らか、ストレートは一番です。
ルクレールは少しのウェットパッチでアンダーになりクラッシュしている。
アルファタウリ・アルファロメオ・ハースは完全に戦闘力不足。
そんな中でトップに位置する角田君、かなり高精度なドライビングを続けている。
※Q2でハミルトンのラインを潰したと判定され角田君は3グリッド降格です;;
誰が上がって来るか分からない予選面白かった。結局最後は無慈悲なマックスでしたが。そして角田にまた3グリットペナルティ、スチュワートは例のあの人。ある意味一貫性あって逆に凄い。楽しかった気分が台無しでスチュワートの採点システムが欲しい今日この頃。
アルボン4番グリッドも素晴らしいですが、チームメイトのサージェントも10番グリッドとウィリアムズ2台共にQ3進出出来た事が嬉しいです。
サーキットの種類によって浮き沈みは有りますが、
今シーズンのメルセデスPUカスタマー勢は安定していますね。
ウィリアムズのW入賞を期待します。
こんにちは
予選までを見る限り、マックスが盤石のようですが、決勝で脅かせそうなチームはありそうでしょうか?
先の話になりますが、マックスはトランスミッションのペナルティーをもう一回受けるのではないかと予想しております
他のチームにはその時しかチャンスは無さそうですが、どうでしょうか?
決勝がドライならマックスは安泰ですね。
雨が絡んでワンチャンあるのがノリスです。
ギアボックス系はもう一つ入れる可能性は高いです。
5グリッド程度はハンデにならないから困りもの。
オランダGPが行われるザントフォールトサーキットの最終コーナーであるターン14が、別名「アリールイエンダイク・コーナー」と称される事を今回初めて知りました。
オールドファンにとってアリー・ルイエンダイクがオランダの有名なドライバーですが、F1経験無く米国インディーカーシリーズを活動の場としてマリオ・アンドレッティーやアル・アンサーJr達と競い合っていた事が思い起こされました。
アリー・ルイエンダイクがドライブしていた当時のインディーカーマシンが、現在のF1マシンと同じグラウンドエフェクトカーでPUでは有りませんでしたが同じくV8シングルターボエンジンを使っていました。
同時代のF1はターボエンジンから自然吸気エンジンに移行期間中でフラットボトム全盛中でした(まだセナやプロストが現役ドライバーだった頃)
それにF1よりも早くアルコール系燃料を使っていた。
アリー・ルイエンダイクがオーバルコースのインディー500で2回優勝しましたがザントフォールトサーキットと同じくバンク角の付いたオーバルコースのインディアナポリスサーキットとが何故か?重なって見えました。
コースレイアウト自体は全く違う別物ですが?