予選はフェルスタッペンが開幕戦以来のポールポジションを獲得、ハミルトンとの直接対決となる。

ここ2戦、強さを見せていたレッドブル、対してメルセデスは路面μが低いサーキットで、タイヤへの熱入れが上手くいってないようだった。

ポールリカールでは、問題無く機能すると思っていたが、リアタイヤ空気圧設定が高くなり、セッティングはまた一からやり直しといった感じです。

角田はピットレーンスタートです。

Sponsored link

スタート順とタイヤ

ピットインロスタイムは約24.5秒です。

フランスGP決勝レポート

天候は曇り、気温25℃、路面温度33℃でスタートしました。

スタートでは、ターン2出口でフェルスタッペンがコースアウト、ハミルトンがトップへ上がる。

https://twitter.com/F1

各車グリップが上がらずに苦戦、ノリスはコースアウトして10位まで下がった。

Lap3終了時点

Lap5:角田はすでに16位までポジションアップ、ストロールを追っています。

ハミルトンから3位ボッタスまでは2.4秒、その後ろ4秒も離されてペレスがいます。

Lap8:ハミルトンからはタイヤがオーバーヒートぎみだと無線が入ったがペースアップ?!!

Lap9:ストロールがライコネンをパスして14位

 

Lap11:アロンソをリカルドがパス、ノリスもパス、8位9位へアップです。アロンソのフロントタイヤはグレイニングが酷いです。

ペレスがペースを上げ始めました。

Lap14:気温27℃、路面温度38℃まで上がっています。

雨が降った影響でラバーが無くなって、各車序盤のグリップ不足が深刻だったようです。

Lap15:ルクレールは早くもハードへ19位

サインツ以降の第2集団のペースは上がりません。

 

Lap16:角田はハードへ19位、ミックはハードへ20位

Lap17:リカルドはハードへ17位

Lap18:ボッタスはハードへ4位

サインツはハードへ、ガスリーはハードへ、この2台はルクレールとリカルドにアンダーカットされてしまいました。

Lap19:フェルスタッペンはハードへ3位、ボッタスが後ろへ迫っていますが守りました。

Lap20:ハミルトンはハードへピットアウト、フェルスタッペンが並んだ、抜いた~!!!

レッドブルはアンダーカット成功です。

Lap20終了時点

2位フェルスタッペンに襲い掛かるメルセデス2台、しかしストレートが速いレッドブルには、DRSを使っても並べない。

Lap24:ペレスがハードへ4位、ノリスはハードへ14位

Lap26:トップのフェルスタッペンの後ろハミルトンは1秒以内でついて行っています。

フェルスタッペンのハードのペースは悪い、アンダーカットで痛め過ぎたか?

Lap30:ノリスはガスリーをパスしたあとルクレールもパスして9位

Lap31:ノリスはサインツをパスして8位

 

Lap33:フェルスタッペンはミディアムへ4位、レッドブルは2ストップ勝負にでました。

Lap35:ストロールはミディアムへ14位、ペレスはフェルスタッペンを先に行かせました。

 

Lap37:ガスリーはやっとサインツをパスでき8位です。

Lap38:ベッテルはミディアムへ11位、角田の前で戻りました。

フェラーリ2台はレースペースが最悪でタイヤがもちません。ルクレールは2度目のピットイン16位です。

Lap41終了時点(TOP4)

トップ集団は大量のバックマーカー集団に絡んでいっています。

Lap43:フェルスタッペンはボッタスのDRS圏内に入りました。

Lap44:フェルスタッペンはシケインでミスしたボッタスをターン10でパスして2位

ハミルトンとフェルスタッペンの差は4.5秒です。ペレスはボッタスに追いつきました。

 

Lap49:ハミルトンとフェルスタッペンは2.7秒差、ペレスはボッタスをパスして3位

Lap50:ハミルトンとフェルスタッペンは1.6秒差

Lap51:ハミルトンとフェルスタッペンは0.8秒差、とうとうDRS圏内です。

 

Lap52:フェルスタッペンはミストラルのシケインでハミルトンをパスしてトップに戻りました。

大歓声が上がっています!

https://twitter.com/F1

Lap53終了、フェルスタッペンがトップでチェッカーを受けました。ハミルトンが2位、ペレスが3位です。

フランスGP決勝結果


Sponsored link


まとめ

こんなフランス、ポールリカールのレースを誰が予想したでしょう。

ハードに替えてアンダーカットを成功させたフェルスタッペンのペースが上がらず、リアダウンフォース削った影響がでてるなぁっと心配していた矢先。

まさか、トップのフェルスタッペンが先に動いて2ストップへ、追い上げ追い上げでメルセデス2台をコース上で仕留めて優勝!

 

後ろではペレスがしっかりとメルセデス2台のピットストップウィンドウ内で牽制、そして自らもタイヤマネージメントを生かして終盤ペースアップ、ボッタスをパスして3位表彰台。

ファーストセカンドとの区別はないが、速さと言う意味のファースト&セカンドドライバー対決の両方を制したレッドブル。

メルセデスに真っ向勝負で勝ってみせた。

 

 

6位スタートの地元ガスリー、サインツの壁に阻まれて思うようにいかないレースだったけど、後半にサインツをパスしてマクラーレン2台に次ぐ7位フィニッシュはお見事。

角田はピットスタートながら、我慢のレースで13位フィニッシュはよく頑張ったと思う。

予選のアレさえなければ、ギリギリポイント圏内の争いはできたはず、レッドブルリンクでの巻替えしに期待です。

 

フェラーリ2台は、前々からタイヤもちに問題があったが、ここで大きく露呈してしまった。

トップスピードのためにダウンフォースを削らなければならず苦しい状況、フレキシブルウィングの影響を一番受けたのはフェラーリかもしれない。

 

 

ポルトガルやスペインで、やられた事をやり返した結果。

勝った!

レッドブル&ホンダ&マックスでした。