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暑いフロリダ州マイアミ開催のレースです。

予選から決勝までの間に雨が数回降っている為、ラバーが少し減っているかもしれない。

ピレリは57周で2ストップを推奨しています。

 

フェラーリとレッドブルのタイヤへの負担度の差がレースを決めます。

アストンマーチン2台は燃料温度に問題があり、ピットレーンスタートを選択しています。

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スタート順とタイヤ

ピットインロスタイムは、約20秒です。

マイアミGP決勝レポート

天候は薄曇り、路面はドライ、気温32℃、路面温度44℃でスタートしました。

 

スタート:フェルスタッペンが2位へ、アロンソは7位へ、角田は10位、ハードのラッセルは15位まで下がった。

奇数グリッドのラバーグリップが良くて、スタートが有利でした。

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Lap2:ミックはリカルドをパスして11位

Lap3:ハミルトンはアロンソをパスして7位

 

Lap6:ハミルトンはガスリーをパスして6位

角田はペースダウンして12位までポジションダウン、ジョウはピットインしてリタイアです。

Lap6終了時点

 

Lap8:ルクレールとフェルスタッペンの差が1秒を切りました。

Lap9:ターン1でフェルスタッペンがルクレールをパスして1位、大歓声のマイアミです。

 

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Lap12:角田はハードへ19位

Lap13:マグヌッセンはハードへ18位

 

Lap15:ミックはハードへ17位

Lap16:アロンソはハードへ13位

Lap17:ガスリーはハードへ11位

 

サインツとペレスの差が詰まりましたが、Lap19で2秒以上に開きました。

Lap19:ノリスはハードへ長いピットストップでマグヌッセンに抜かれました。

 

Lap20:ペレスがパワーを失っています。

センサートラブルでセーフがかかっていたようで、再びペースが上がっています。

 

Lap23:ハミルトンはハードへ7位

Lap25:ルクレールはハードへ4位

 

Lap26:フェルスタッペンはハードへ2位、ボッタスはハードへ5位

Lap27:サインツはハードへ3位、ペレスはハードへ4位

Lap28終了時点

 

ラインを外すとグリップしない路面、そこにマーブルが大量に溜まり、拾ってピックアップするとグリップダウンが長く続く。

一度抜かれると、連なる集団に一気に抜かれていく状態となっています。

 

Lap31:リカルドはハードへ17位

12位マグヌッセン以下、ミック、ベッテル、ノリスまでのトレイン集団が出来ています。

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Lap35:マグヌッセンはミックを先に行かせました。

Lap38:5位ラッセル、ボッタス、ハミルトンの3台の集団になりつつあります。

 

9位ガスリーにアロンソが追いついています。

Lap39:アロンソのフロントがガスリーにヒット、ガスリーは2台に抜かれて11位

 

Lap41:ガスリーがずるずるとポジションダウンしているところにノリスが並び接触、ノリスの右リアが吹っ飛んでストップしました。

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VSCからSCになり、各車ピットインしています。

上位勢では、ペレスがミディアムへ4位、ラッセルがミディアムへ7位

アロンソには5秒のペナルティが出ています。

Lap44終了時点(SC中)

ガスリーはピットインしてリタイアです。

 

Lap47:レース再開、フェルスタッペンにルクレールが迫るが並ぶ事が出来なかった。

Lap49:ボッタスがブレーキングでオーバーラン、ラインを外してハミルトンとラッセルが前へ

 

フェルスタッペンとルクレール、サインツとペレスのバトルが続いています。

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ルクレールはDRSを使って追撃態勢ですが、やっぱり並ぶ事すらできないストレートスピード差とエネルギーマネージメント差があります。

 

ラッセルはコース外を走ってハミルトンを抜いていた為、ポジションを戻してから再度オーバーテイク、5位になっています。

 

Lap54:ミックがベッテルに突っ込んでしまい、2台がポジションダウン、2台ともピットインしています。

ベッテルはリタイアしました。

 

フェルスタッペンはルクレールの攻撃をかわし差を広げています。

ペレスは何かがおかしいいのか?サインツを攻め切れません。

 

Lap57終了:フェルスタッペンがトップでチェッカーを受けました。

マイアミGP決勝結果

※レース後の調査で、リカルドに5秒、アロンソは更に5秒ペナルティを受けました。

9位アルボン、10位ストロール、11位アロンソとなっています。


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まとめ

レッドブルが今回もタイヤをもたせて、レースペースでフェラーリを上回る。

バランスがリア寄りでフロントタイヤを痛めない事でレースペースが良く、ストレートスピード差でオーバーテイク出来る強さがある。

 

フェルスタッペンは、後ろから攻められても焦る事無く要所を締めて、どっしりと構える精神的な強さも見せている。

ストレートで抜かれない事が、そのような精神状態を作っているとも言えます。

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NFLヘルメット仕様のピレリには笑った。

 

 

今年のタイヤはコーナーで頑張ると直ぐに根を上げる。

レッドブルはストレートで稼ぐマシンにした事が、結果的にレースでの強さに繋がっています。

一発の速さとレースの強さ、紙一重の差が勝敗を分けています。

 

 

メルセデスは、結局ポーパシングの根本的な原因をまだ掴めていないようです。

SCとボッタスのミスに助けられた格好でしたが、レースペースの速度域では強さが戻り、何とか5,6位と言う結果を掴みました。

 

アルピーヌは苦しみながらも2台が入賞、前回のアップデートで微妙にバランスが崩れてしまった印象があります。

 

 

アルファタウリは、ソフトの予選では速さがありましたがミディアムとハードでは苦戦。

角田は、なんでこんなに遅いんだと声を張り上げていました。

アンダーステア傾向は如何ともし難い厳しいマシン状況となっていました。

 

 

前の車のアクシデントに助けられた格好ですが、アルボンがまたしてもC2ハードのロングランを成功させて入賞。

 

またもや、アルボンチャンス突入!

真ん中・左・右・10Get  Good!って感じですね(スロネタ笑)

※追加ボーナスもゲットして9位になりました(笑)

 

 

マクラーレンはDRSを使ってもストレートスピードが遅くてオーバーテイク出来ない、バトルで勝てないほどのドラッグが課題です。

ハースのミックは勿体ないドライビングだった。

そして、マグヌッセンはマグヌッセンらしい通せん坊運転を披露した・・・。

 

 

フェルスタッペンが2連勝でポイント差を19にしました。

バルセロナとモナコは、フェラーリ有利と予想されるサーキットですが、新たなアップデートが控えています。

レッドブルのアンダー傾向がもう少し収まれば、いい勝負になるでしょう。