キミ・ライコネンがとうとう引退を発表しました。
2020、2021年とらしくないミスが多かった印象、感覚派ドライバーと言われるライコネン、思うようにマシンを操れなくなった事を自らが感じ取っていたのだろうと思う。
常にクールな対応で、「アイスマン」と言われる。ピットでアイスを食べる姿から「アイスマン」と言われる?w
F1ドライバーの中でも人気が高い彼の引退に悲しむファンは多いだろう。
チャンピオン1回・優勝21回
ライコネンは、ミハエルの後任としてフェラーリに参加した2007年、マクラーレンのアロンソとハミルトンとの激戦の末、1ポイント差で初のチャンピオンを手にした。
2010、2011年はWRCに参戦。
2012年からロータスでF1に復帰、1年に1勝をマークする活躍を見せた。
2014年からチャンピオンを獲得したフェラーリに復帰したが優勝が遠かった。
フェラーリ契約最終年の2018年アメリカGPが、彼の最後の優勝になるだろう。
デビュー時の衝撃
これは私の記憶の話、下位カテゴリー経験の浅いライコネンの2001年デビューは衝撃だった。
F3の経験が無く、1年ほどのフォーミュラ・ルノーのレース経験しか無かったのだから。
しかし、その走りは素晴らしく、ドライバー発掘屋ペーター・ザウバー恐るべしと言った感じでした。
マクラーレン時代の切れのある速さが印象的だった。
壊れなければ2005年はチャンピオン取ってたと思う。
2014年からのパワーユニット時代では、そこまで素晴らしく速かったとの印象が無い、マシン的に感覚とどうしても合わない部分があったのだろうと思う。
真のライコネンファンには申し訳ないが、私が彼に抱く感想はこのぐらいです。
今シーズン、あのマシンじゃ表彰台は難しいかもしれないが、真っ先にシャンパンを飲む姿をまた見たいですね。
ライコネンで一番印象に残っているのは、鈴鹿で予選17位からオーバーテイクしまくって優勝した事です
あれは凄かったです
フィンランド人ドライバーの中で、3人目の世界王者になったライコネン(しかも第1期フェラーリ加入1年目で獲得)
同じフィンランド人でも、タイプ的にミカ・ハッキネンよりもケケ・ロズベルグに似ているかなぁと思っています。
デビュー当時は異色ドライバーと言われていましたが、今ではすっかり最古参の超ベテランドライバーになりました。
同じ2001年にF1デビューした同期のアロンソや1世代下のベッテルと第2期フェラーリでコンビを組んでいましたが、
アロンソやベッテルをサポートする役割だったので以前の走り切れが陰に隠れた感じしました。
それでもベッテルとのW王者コンビで2017年、2018年にメルセデスを一時的にでもリードしていたのが忘れられません。
ベッテルにとってもライコネンとは馬が合ってたみたい?
2019年にルクレールと入れ替わる形でアルファロメオに移籍(古巣ザウバーに戻った)しましたが、
このチームで引退と言うのも劇的です。
世界王者クラス、ベテランドライバーともなれば、どのようなレギュレーション変更に対応したマシンでも性能を引き出して結果を出せると思っていますが、
アロンソ、ライコネン、ベッテルでも、2014年のPUになってから極端に勝率が落ちた様に思えてなりません。
ハミルトンだけは、PUの扱いに長けているので逆に勝率アップしている(それがメルセデスだったからと言う確信は持てませんが)
過去のF1でも自然吸気→ターボへ、ターボ→自然吸気へ戻った時でも
上手く対応出来たドライバーと、出来なかったドライバーに分かれた様に?
来期シーズンから完全に車体が変わるF1に上手く対応出来るドライバーが新たに誕生するか?