3月9日ピレリは、スペイングランプリ(5月11日〜13日)とカナダグランプリ(6月8日〜10日)のタイヤ選択を発表しました。
現在テストが行われているバルセロナで行われるスペインGPは「ミディアム、ソフト、スーパーソフト」でカナダGPが行われるモントリオールは「スーパーソフト、ウルトラソフト、ハイパーソフト」となります。
2018年タイヤコンパウンド一覧
スペインGPの次のモナコGPの発表が無いのはどういうことなんだろう。
超低速なモナコ市街地はどう考えても一番ソフトよりだと思うのが、何か問題でも?
タイヤ選択期日の変更
ピレリはバルセロナテストでより多くのデータを収集し、その状況を反映させるためにタイヤ選択期日を変更しています。
カナダGPは2月22日でしたが、スペインGPと共に3月8日まで締め切りを延期するとFIAとチームに通達している。
テストプログラムに入るまでモントリオールの決定を遅らせることで、ピレリとF1チームはハイパーソフトについて多くのことを学ぶことができているとの事。
引用元:https://www.autosport.com/f1/news/134738/pirelli-announces-first-use-of-hypersofts
ルノーのテクニカルディレクターのニック・チェスターのコメント
「ハイパーソフトは期待していたよりもはるかに良く機能していた。」
「我々はそれがシングルラップタイヤかもしれないと思ったが、ニコ・ヒュルケンベルグはクールラップを1回挟んだ3周で最後のプッシュラップが最も速かった。」
「カルロスにとってはそれは全く同じではなかった。彼のベストは2回目のプッシュラップだった。」
「最後のラップで少しざらざらだったけど、一般的にはOKでした。ここのような高エネルギーのトラックではかなり上手くつかんでいた。」
まとめ
今年の目玉となるピレリの「ハイパーソフトタイヤ」はどのぐらいもつものか今のところ不明。
予選特化のタイヤになるのだろうか?
その昔あったQタイヤは鈴鹿で1周もたなかった。廃止されたのは92年だったかな。
このハイパーが選択されているグランプリではQ2をウルトラでクリアする必要が出てきそうですが、タイム差0.5秒があると考えると、グリッド7~10位争いで激戦が予想される中団グループはグリッドをとるかレースをとるかで頭が痛いだろう。