ルノーが信頼性の問題により、投入を見合わせていたスペックC、パワーが必要なモンツァにてリカルドと10グリッド降格ペナルティが確定していたヒュルケンベルグが導入した。
フリー走行のデータにより進歩を確認したレッドブルは土曜日にフェルスタッペンにも導入した。
R14イタリアGP終了後パワーユニット使用状況
No | Car | Driver | ICE | TC | MGU-H | MGU-K | ES | CE |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
44 | Mercedes | L.ハミルトン | 3 | 3 | 3 | 2 | 2 | 2 |
77 | Mercedes | V.ボッタス | 4 | 4 | 4 | 3 | 3 | 3 |
5 | Ferrari | S.ベッテル | 3 | 3 | 3 | 2 | 2 | 2 |
7 | Ferrari | K.ライコネン | 3 | 3 | 2 | 2 | 2 | 2 |
3 | Red Bull | D.リカルド | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 |
33 | Red Bull | M.フェルスタッペン | 3 | 3 | 2 | 3 | 2 | 2 |
11 | Force India | S.ペレス | 3 | 3 | 3 | 2 | 2 | 2 |
31 | Force India | E.オコン | 3 | 3 | 3 | 2 | 2 | 2 |
18 | Williams | L.ストロール | 3 | 3 | 3 | 2 | 2 | 2 |
35 | Williams | S.シロトキン | 3 | 3 | 3 | 2 | 2 | 2 |
27 | Renault | N.ヒュルケンベルグ | 5 | 6 | 5 | 4 | 4 | 4 |
55 | Renault | C.サインツ Jr. | 4 | 4 | 4 | 3 | 3 | 3 |
28 | Toro Rosso | B.ハートレー | 6 | 5 | 5 | 5 | 3 | 3 |
10 | Toro Rosso | P.ガスリー | 5 | 5 | 5 | 4 | 3 | 3 |
8 | Haas | R.グロージャン | 3 | 3 | 3 | 2 | 2 | 2 |
20 | Haas | K.マグヌッセン | 3 | 3 | 3 | 2 | 2 | 2 |
14 | McLaren | F.アロンソ | 3 | 3 | 3 | 3 | 2 | 2 |
2 | McLaren | S.バンドーン | 4 | 4 | 4 | 3 | 3 | 3 |
9 | Sauber | M.エリクソン | 4 | 3 | 3 | 2 | 2 | 2 |
16 | Sauber | S.ルクレール | 3 | 3 | 3 | 2 | 2 | 2 |
14戦目イタリアGPでの各車交換理由
8月31日金曜日
- リカルド:ルノースペックC投入のためICE,TC,MGU-H,MGU-K,ES,CEを交換(ペナルティ)
- ヒュルケンベルグ:ルノースペックC投入のためICE,TC,MGU-H,MGU-K,ES,CEを交換(ペナルティ)
8月25日土曜日
- フェルスタッペン:ルノースペックC投入のためICEを交換
- エリクソン:FP2クラッシュのためICEを交換(ペナルティ+10)
まとめ
ルノーのスペックCは特定の燃料と予選モードにおいて、モンツァで0.3秒改善するとコメントしていたが、実力はよくわからず。レッドブルは0.15~0.20秒の改善を確認できたようです。
ホンダとルノーの差は、スペックBのサインツと0.3秒、スペックCのフェルスタッペンと0.7秒差であったため。単純にパワーエフェクト0.3秒/10kwを適用して考えると、スペックCとは15~20kwとなる。
フェラーリも新燃料投入によりパワーアップとタービン効率を上げている。リーンバーンターボエンジンにおける弱点である排気ガス濃度を上げる事ができる燃料だと言う見解がAMuSで語られていた。
必要な熱量を確保した上で、十分な排気ガス濃度によりタービン効率を落とさずにコンプレッサーやMGU-Hの回転トルクを確保できる、そのような燃料で必要である。ホンダにはワークス体制でサポートしてくれる燃料メーカーがないこと事からスピーディーな対応ができない部分での差に繋がっている。
この部分は現状や来季に向けてエクソンモービルとの連携は強化されているはず、新スペックと新燃料によるパワーアップは非常に楽しみである。
test
マクラーレン時代の3基のPUが展示されるみたいですね。
来年のPUはどうなるんでしょうか。
個人的にはコンパクトさにこだわらず、パワー重視で開発してほしいです。
なぜならコンパクトさによる恩恵はほとんど取り上げられず、パワー不足ばかりがクローズアップされるからです。
はたしてホンダはどういう選択をするのでしょうか。
その前にスペック3がフェラーリを超える「トリック」満載だったら良いですね。
しかし1600ccで900馬力って市販車から考えたら化け物ですね。
ICE(内燃エンジン)は単体で800ps+MGU-Kで163ps=963psのピークパワーは最低達成条件になるでしょう。
来年からは決勝約300kmを110kgの燃料でいかに多くのエネルギーを得るかが焦点となります。
燃料が5kg増える事で惰性走行(リフト&コースト)が減ると言われていますが、全周全開で行けるとかそういう事ではありません。
燃料を犠牲にする発電エネルギーを増やす事ができる。
最近フェラーリが示したように、燃料の改良による排気エネルギーの増加が必達となってくる。それを増加させるためのICEであるために必要なバランスの見極め。
難題だ。
燃料制限もあるんでしたね、勉強になります。
モービルとの協力が重要そうですね。
MGU-Kだけでフィットよりパワーあるんですね。
明後日、そのエンジン達
見てきます。
画像がアップロード出来るようですので
写真がとれたら、アップしますね。
展示会があるんでしたね。うらやましい!
日本GPでも展示してくれないかな?重要な部分はダミーなんだろうけど全体像はみたいですね。
是非是非画像アップ期待しております。