2月19日、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダは新マシン「AT02」を発表しました。
昨シーズン、ガスリーによりチームの歴史上2勝目をマーク、コースによってはメルセデスやレッドブルに次ぐ速さを見せていた。
今年は日本期待のドライバー、角田選手がドライブするマシンとなる。
アルファタウリ AT02
レンダリング画像バージョン
リアウィングにデカデカとHONDAロゴが登場!!
予想通りで期待を裏切らなかったデザイン、昨年型とほぼ一緒でした。ナローノーズ化にちょっと期待していたが、大きな冒険はしてこなかった、実績あるAT01を正常進化させている。
注目だったフロアやディフューザー、実車では多少変わるでしょうが、こういう回答になるのでしょうね。
3Dより拡大したフロアサイドの形状、フロアの端上に細かいエアロパーツが載っている。
AT02とAT01の比較
サイドポッドの傾斜角が鋭角的になっている。昨年のアップデートされたレーシングポイントを思わせるようなデザインです。
アルファタウリのホームページには3Dで視点を変えれるマシンが見れます。
本当のAT02
フィルミングデイを利用したシェイクダウン時のAT02はノーズがナロー化していた。
the flying bulls can try, but it ain’t easy keeping up with the AT02 💨 pic.twitter.com/bwXBs44tJc
— Scuderia AlphaTauri (@AlphaTauriF1) February 25, 2021
#Imola #AT02 @AlphaTauriF1 in pista interessante notare soluzione muso stretto #F1 #F1Tech Ph ( © ) Federico Basile
The new #AT02 on track at Imola very interesting Nose tight pic.twitter.com/VjwdSqXBp1
— SalaStampaF1 (@SalaStampaF1) February 24, 2021
綺麗な流線型のナローノーズ、長めのケープ、フロントウィングはY250ボルテックス用切欠き4つで昨年のRB16最終型に近い。
ステアリングギアボックス(RB2020年製)が、RB16同様に後方に移動している。フロントバルクヘッドを作り直さなければ、これらを収める事ができない。
ノーズでトークン2を使って、サバイバルセルは前方の変更(トークン2)にならないのか??バルクヘッドはノーズ扱いなんだろうね多分、レギュレーションを読んでもいまいちわかりませんでした。ごめんなさい。
まとめ
スクーデリア・アルファタウリ、テクニカルディレクター、ジョディ・エギントンのコメント一部
「RedBull Technologiesが提供するギアボックス、リアサスペンション、および一部のフロントサスペンションコンポーネントの使用は現在3年目ですが、2021年には、2020年に使用したものと同じリアサスペンションとギアボックスの設計を継続することを選択しました。」
「2つのトークンを新しいノーズに使用することを選択し、アウトボードフロントサスペンションも再設計しました。その結果、技術規則で許可されているように、Red BullTechnologiesが提供するステアリングコンポーネントの一部を2020仕様に更新することを選択しました。」
予定通り2019年レッドブル製ギアボックスとリアサスペンションを継続使用、トークンは外観があまり変わっていないノーズに使用されている。ステアリングコンポーネント変更のために内部構造を変え、フロントサスペンションアーム類を再設計しジオメトリーを変更している。
一見して面白味の無いマシンだが、昨年大成功している事からも、あまり変更せず最初から戦闘力を発揮するのが狙いだろう。
ノーズはナロー化で空気を左右に振り分けるのではなく、なるべく中央のノーズ下に導きTトレイによる流路の振り分けにより、安定したフロアへの流量を確保する選択をしたと思われる。(凸ノーズの特に下面がスリムになっている。)
※追記:まさか、アルファタウリがレンダリングでダミーノーズとは!!!騙されてやったぜ(笑)
縦に強いマシンが更に良くなっている事に期待したい。
公式サイトで確認するとギアボックス、リアサスペンションは去年のレッドブルの物を使用してるそうで、TDであるジョディ・エギントンのコメントでは使わないと言ってただけに意外です。
ただ、同氏のコメントでもフロントを重点的に開発すると言っていただけにフロントサスペンションは完全新設計、ノーズもパッと見同じように見えますがトークンを消費し、開発しているようでワイドノーズながらもナローノーズ勢を追っかけ回し、後塵を拝せるのであれば、それはそれで面白いかと思います。
細かく見ていくとバージボード、フロアに色々と手を加えてあるだけにプレシーズンテストでどんな走りをするか期待です。
まだ、レンダリング画像だけなので実際のマシンにはどのような手を加えているか、「どうなるか、見てみよう」ですね。
コメントを見ると2020年のものを使用する。となっていますが、これはアルファタウリが2020年に使用したものとの意味ですね。(よって2019RB製です。)
AT01、AT02も同じ
2019年RB15用なので数えて2年落ちとなりますね。
レッドブルは、まだ発表先ですがRB16BがRB16と同じギヤボックスケーシングでは無く更に最新型にすれば3年落ちとなりますね。
ギアボックスとリアサスペンションに関しては昨年のレッドブル・レーシングのマシンのものが使用されている。と記載されているのでそのまま解釈し、RB16の物を使用してるのかと思いましたが、違うんですね。
実際の所、RB16Bのギアボックスとリアサスペンションがどうなるかによって記載の解釈が変わるような…?
ただ、レンダリングとは言え、リア周りを見る限りJinさんの解釈が正解なんだろうとは思います。
話は変わりますが、フロントサスペンションが新設計であればその時点でトークンを消費し、ノーズに使える分がないような?
サスペンションは、インボード(トーションバーやショックアブソーバー)、アウトボード(アーム類)に分けられます。
凍結されていたのはインボードですので、アーム類の変更はいつでも可能です。
ギアボックスに関しては、カートリッジが2020年製になっている可能性もありますね、ケースはサスペンション取り付け位置やアーム類がほぼ変わっていないので同一でしょう。
auto sportにジョディ・エギントンのコメントがあり、まさにJinさんの指摘通りでさすがと言わざるを得ないです。
リデザインしたと言うだけあってアームの角度がAT01と比べ緩くなった印象。
トークンを使ってまで変更を施したノーズがどんな効果を発揮し、どんな速さを見せてくれるか楽しみです。
jinさん比較画像ありがとうございます。
一見、素人には違いが分からん…??
フロント回り刷新すると予想してただけに拍子抜けって感も。
デザインは見慣れるでしょう。これで良いと思います。ネイビー好きですし。
トストさんは自信ありげの様ですし実車に期待したいと思います。
いよいよ始まりますな~長い長~い冬休みでした。(笑)
マクラーレンに比べると、随分フロアカットの面積が少ないように感じるのは私だけですかね?
まぁ配色も含めてそう見えるだけかな?
ノーズも細くなったのかと思ってるさましたが、比較画像で比べると配色のせいで細く見えてただけでした(笑)
上面ビューから見たフロアパネルのカットに目が行きました。
一度に三角形カットせずに2段カットと言う感じ?に見えました。
リヤウイングの支柱ピラーは1本→2本になりましたが、
レッドブルも昨年2本に変えて、コースによっては1本に戻したりして使い分けしているので特に目新しい事では無いかなぁ。
リヤウイングのホンダロゴを入れたにはビックリしました。
アルファタウリからホンダへの信頼と感謝の気持ちが見えます。
リアウイングのHONDAロゴはレッドブルもやってきそうですよね
アストンマーチンが移ったし
ホンダからスポンサー料がっぽりですよ・・・。
まぁ、来年からの知的財産権使用に対しての見返りと思いたい。
やっぱりでしたね(笑
なんだかんだ言ってもレッドブルってすごいですわ
こんな良いチームを怒らせたルノーって(苦笑
昨シーズンの2020年ルノーが2019年型モノコックの太い先端部分(バルクヘッド)にノーズコーンだけが細い、ナローノーズをくっ付けた格好のマシンを、AT02にも採用してくるかなぁ?と思いましたが、見事に予想外れて良かったです。
ワイドノーズであっても全体のバランス崩さなければ、そのままで良しです。レッドブルRB16とRB15が全く違う別モデルだったので。
フェラーリも、リヤを重点に改善するとは言っているが、実際発表してみたらまさか?
トークン2を、どの箇所に使うか?各チームによって様々ですね。
ホイールが、ホワイト色である点に、目を惹かれました。
ホワイトのホイールで、目に浮かぶのは、ミハエル・シューマッハのベネトン時代(B195)。カッコ良かった。
https://jp.motorsport.com/f1/news/f1-2021-new-machine-alphatauri-honda-AT02-zakkan/5432364/?ic_source=home-page-widget&ic_medium=widget&ic_campaign=widget-6
モータースポーツ.comより引用
>しかしアルファタウリAT02のフロアは、全体的に見れば斜めになっているものの、その途中で段がつけられた複雑な形状になっている。これを横から見ると、ディフレクターから後方に向け、長い板が伸びているのが分かる。この板とフロアの間には隙間が存在するため、これが禁止された”穴”の代わりに、エアカーテンを生み出すのかもしれない。
このアルファタウリのフロアカットの手法がレギュレーション上OKなのかな?
それとリアタイヤへの影響がどうなのか?
気になります。
気になります。
3Dより拡大画像を追加しました。
レギュレーションを細かく読んでいませんが、フロア上のエアロパーツは、端から幅や高さに制限があるはずです。
フロア自体に空気が抜ける穴が無いので合法となる。
Jinさん
ありがとうございますm(__)m
レギュレーションの詳細を理解する能力と、それによる是非の判断は、私の頭では中々に理解するのが難しいです。
何よりアルファタウリAT02が一つの見本を示してくれましたね。
これから他チームも続々発表されますが、似た傾向の形状か?全く違う形状か?これから色々分かってきますね。
特にトップチームの2つ、メルセデスW12とレッドブルRB16B、どんな処理をしたフロアパネルを出すか?
それぞれフラットレーキ型とハイレーキ型の代表マシンですから。
今シーズン主要テーマは、パネルカットで失われたダウンフォースをいかに早く取り戻すか?
ホイールベースが数センチ短くなってる?
ボトムウィッシュボーンの下の空間がちょっと広くなってる?
去年型の画像と比べて見るのですが角度が微妙に違ったりしていまひとつわからない。
モノコックもギアボックスも一緒なので変わらないですね。
エンジン自体が長くなれば変わりますけど。
フロントタイヤがちょっと後退した?と、見えたような気がしましたが、画像の問題な気もしてきました。
AT02ノーズ先端部分、少し膨らんでいますね。
AT01も先端部分の幅を少し拡げていました。
メルセデスもナローノーズですが、先端が親指のように膨らみ気味。
ワイド、ナローに関わらず衝突テストをクリアするための形状ですね。
レッドブルRB16は、直線ストレートに細くなって膨らんでいない。
Sダクトの突起部で衝撃受け止める構造になっている?
昔のレイトンハウスマーチやベネトンのような鋭いペンシルノーズで現在のクラッシュテストをクリア出来ないですね。
レンダリング画像なのでまだはっきりとはしませんが、凸ノーズの下側の形状がなだらかな曲線を描き数ミリ薄くなっています。
凸ノーズ・ウィング・ステーの間の空気を増加させるのが狙いだろうと思います。
アルファタウリAT02は、リヤ側は前年モデルを継承維持してフロント側を改善重視しました。
兄貴チームであるレッドブルは、逆にリヤ側のギヤボックスケーシングを変更してくると予想しています。
レーキ角度同じままでホイールベースを変更してくるのでは?
それがRB16よりも伸ばすか?縮めるか?
リヤセンターアクスルを低くするならショートホイールベース、パネル面積を増やすならロングホイールベースですがリヤアクスルセンターが高くなってしまい負圧漏れの影響が出てしまう。
スリットに代わるエアーシール手法との兼ね合いですが、重要な箇所ですね。
もちろんホンダPU新型RA621H性能アップも重要な事は言うまでもないですが。
明日RB16B発表ですが、良い意味で予想外れて欲しいと思っています。
https://twitter.com/SalaStampaF1/status/1364541808320139266
やはり、AT02もナロー化してますね。
フラップも結構変化しているように見えます。
ノーズが細くなっているらしい
やっぱり細ノーズでしたね。
https://pbs.twimg.com/media/Eu_oLzQWQAIGBE9.jpg
ジョディ・エギントン氏が語っていたトークンを使用した新ノーズ、フランツ・トスト代表が語っていた新フロントウイングがやっと日の目を見ましたね。
とは言え、STR12を思い出させてくれるようなノーズですが、フロントウイングを支えるステーは当時と違い幅の狭いマウントではなくわざと張り出させるようにしている。
トレンドとしてもマウント幅を狭めている中、それに逆行するかのように幅広を採用してきたのが面白いポイントですね。
AT02のナローノーズは綺麗だ。
そしてステアリングラックが後ろ(RB16コピー)になった。
モノコック前側の変更が必要、ノーズの変更でトークン合計4、あれ足りない?
2020ステアリングシステムはトークン対象外、それの変更に伴う小改造は許されるとか?レギュレーション読むの面倒だな(笑
モノコックの外寸法を変えずにステアリングラック取り付け位置だけを変えたって言う事でしょうか?
もしノーズとの接続部分であるモノコック側バルクヘッド断面積が、
レッドブルのRB15→RB16になった時のように、バルクヘッド断面積も小さくなっていればモノコックのサイズ変更したことになる(新設計)のでトークン2を消費したことになる。
ノーズ側のトークン2と足すと消費オーバーになりますね、
バルクヘッド横に穴がある。
バルクヘッドはノーズの一部になるのかな?
モータースポーツ.comより
>「我々はふたつのトークンを新しいノーズに使うことを選択し、フロントサスペンションも再設計した」
そう語るのは、アルファタウリのテクニカルディレクター、ジョディ・エギントンだ。
「その結果、我々はレッドブル・テクノロジーが供給するステアリングコンポーネントの一部をアップデートすることとした。これはテクニカルレギュレーションで許可されている」
レッドブルのホモロゲーションされた昨年型を使ったって事では?
位置はちょっと高いですが、怪しい蓋はありますね。
一通りチェックしてみましたが、昨年のフィルミングデー時点であるのでまさか…?
昨年時点でDメールが来ててRB16型ステアリングシステムにも対応したモノコックで開幕を迎えていたのでは。開幕時点で1年落ちを採用するのは開発の時間的な問題なので、開発制限がなければ昨シーズン途中で新型に換装してもよかったわけで。
レッドブルのRB16(RB16B)のバルクヘッドが二重構造になっている事から、AT02もモノコック本体はそのままでバルクヘッド部分だけを変更すればステアリングラックの位置を変更出来る構造になっている?
それと同時にRB16用サスペンションユニットも組み込んでいる?
ノーズ先端がモノコックから切り離された状態とサスペンション部分を覆っているカウルカバーが外されている場面を見られば一目瞭然なのですが?
レッドブルRB16のフロントサスペンションを見て感心するのは、
左右トーションバーの配置並びが平行では無く、V字配列のところが気にいっています。
メルセデスの様に左右ロッカーアームを連結ロックしないですが、V字配列なので左右プッシュロッドのロール方向が規制されて、ピッチ方向に動く時にヒーブユニットが働く。
それぞれ形状は違いますが、まず入り口のフロントをビシッと決めて車体全体への空力効果を安定させるのは、どのチームも同じ。
ノーズ先端の小さい穴?凹んでるだけ?
RB16もノーズサイドに穴空いてましたっけ。
ノーズ先端の穴はありますね。冷却用などと言われています。
ノーズサイドはSダクトに繋がっており、流れの悪い空気を吸い込みます。
ノーズ関連の話題が多いですが
インダクションポッドのエアー導入口についてですが、
アルファタウリAT01から、姉妹チームのレッドブルと同じ様に
上下分割(上部をセンタークーリング用、下部をコンプレッサー用)を採用しました。
ただレッドブルと違って分割の仕切り板がハッキリと確認出来ます。
レッドブルは、この仕切り板が見えない(無い?)
この上下分割の割合ですが、レッドブルRB15、RB16はセンタークーリング側(上部)多く、コンプレッサー側(下部)少ない感じですが、
ホンダPUも安定して性能確保出来る様になって
コンプレッサー容量拡大で、PU性能重視の振り分けにするのではないか?と