プラクティス3では、メルセデスが簡単に1,2タイムを記録、フェルスタッペンは3番手でした。ダウンフォースを少なくしたらバランスが改善されたのか?真相はわからないけどレッドブルは先の3戦よりは速そうです。
シルバーストンは平均速度が高く、マシンの空力設計が上手く機能する事が多いサーキットです。
予選レポート
天候は曇り、気温23℃、路面温度40℃で予選はスタートしました。
Q1
ハースとアルファロメオが早めのコースイン、27秒後半タイムで予選がスタートしました。1セット目のアタックアルファタウリ2台が7,8番手に並ぶ、フェルスタッペンはメルセデス勢の後ろ3番手。
ホンダPU勢は4台とも簡単にQ1突破です。
Q2
メルセデス2台、レッドブル2台、レーシングポイント2台、ルクレールがミディアムC2でアタックに向かいました。
ボッタスが25秒フラットで後続に1秒以上差をつけている。ハミルトンがスピンしてトラックに砂利がばら撒かれたため赤旗中断になりました。
2セット目のアタックでは風が強まり6m/sになった。ミディアムでアタックに入ったのはストロールとベッテルです。風のせいかタイム更新できないドライバーが続出し、フェルスタッペンはソフトでの最終アタックをバックオフ。
スタートタイヤがミディアムになったのは、メルセデス2台、フェルスタッペン、ルクレール、ストロールです。
Q3
1セット目のアタックでは、ハミルトンが24.6秒台でトップタイム、3番手フェルスタッペンに1秒以上の差をつける。
2セット目では風が弱まり4m/sとなる。ハミルトンが0.3秒タイムを縮めてポールポジション、意外にもルクレールが4番手に入っている。
イギリスGP予選結果
まとめ
激速ハミルトン!ボッタスに0.3秒、他チームには1秒以上の差をつけた。
Pole No. 7️⃣ at Silverstone ✅
New track record ✅@LewisHamilton was a class apart in qualifying 👏#BritishGP 🇬🇧 @pirellisport pic.twitter.com/v79KGE9rzm— Formula 1 (@F1) August 1, 2020
2019年より0.7秒も速くなっている。主にセクター2で0.6秒短縮、ターン6-7の低速コーナリングに加えて、ターン10-14の高速度域の速さを維持できるパワーとドラッグコントロールが高次元でまとまったスーパーマシン。
ステアリング操作に対してフロントがスパッと入り、スロットルオンでリアがビタっと粘る、ちょっと気持ち悪いぐらいだ。
もう手が付けられませんよ(TT)
レッドブルは2019年とほぼ同タイムで進歩なし、フェラーリは+0.3秒ぐらいに収まっておりパワー差よりもウィングドラッグによる影響の方が大きいように感じる。
レースはメルセデス2台のマッチレースなのは確実なので、3番手フェルスタッペンが3位表彰台を得られるかどうかが見どころでしょう。レースペースの悪いルクレールが4位以下を抑えれば、上位3台は安泰か・・・。
メルセデスが着実にタイムを伸ばしてるのにフェラーリとレッドブルは去年のタイムすら上回れないのでそりゃ1秒差にもなるわなって感じですね。
ですがメルセデスだけでなくフェラーリも今回はかなりリアウィングが薄くなっていたのが印象的でしたしそのおかげかルクレールは思ったよりも健闘しましたね。
レッドブルは逆にもう少し予選でも迫れると思ったんですが…アルボンに至ってはQ2落ちでガスリー以下のタイムって…
メルセデス圧倒的ですね。
早すぎます、3位のマックスと1秒差……。
どうにもなりませんね。
それを考えると、同じエンジンを積んだレーシングポイントですら1.5秒、ウイリアムズは2秒以上。
シャーシーや空力が素晴らしいってことですね。
そうすると、来年同じエンジンを積むことになるマクラーレンはトップ争いができる?
とりあえずレースではそこまで差がないでしょうから、マックスの走りに期待です。
やはりハイレーキは時代遅れなんですね。
姿勢変化に対応出来ないサスペンション。低速コーナーで大きな差をつけられて、尚且つ立ち上がりでアクセルが踏めないので加速がワンテンポ遅れる。
中高速コーナーではアンダーが出るので、ステア角が大き目。その状況でリアがナーバスなので、アクセルオンで破綻。アンダーでステア切り込んでいるからスピン。
レーポが正解だった。
推測ですが、ハイレーキ+ナローノーズが合わない可能性が高い。
ナローノーズはノーズ側面の空気を多く取り込むスタイルで、ターン中はその側面から流れる空気量が増加します。
増加した空気は側面にある各種アーム類やバージボードを通りサイドポッド周辺に流れ込む。
フロントタイヤを支点として大きく角度を変えるハイレーキは、空気の流れの角度が変わることを意味します。
後ろに行けば行くほどその角度は大きくなるので、リアウィングやディフューザーに対する影響度合いの変化が大きい。(正確にはマシン後方の負圧領域)
レスダウンフォース仕様のリアウィングは、その影響を受ける度合いが低くなり安定したのではないかと思います。
ハイレーキ角度が数字で何度?と言う定義はないと思うのですが、
適正レーキ角度と言うのはあるかなぁ?
現行では、ストレート区画リヤ荷重で沈め込ませる。コーナー手前では再びリヤ持ち上げると言うやり方ですが、
初期設定で決めた最大レーキ角度~最小レーキ角度(フラット0度)の間で、どの区画でもリニアに可変させたりレーキ角度をホールド(途中角度を固定にするとか)とか出来れば良いのですが(こういう時に油圧アクティブが使えたら?)
マシンを前傾させる(レーキを付ける)と言うの自体は、バランスを取るのが難しいけれど理にかなっていると思うのですが、その設定角度ですね(^.^)
もちろん結果大事ですが、メルセデスのフラットレーキは優等生過ぎて面白くないです(フロントサスペンションの機構は凄いと思う)
エアロがストールしてるってのもあるとは思うんですが、タイヤへの入力の仕方が良く無いような気がするな~。走ってる時の火花の出方を見てるとダウンフォース量はちゃんとありそうだしい~。旋回中に風の流れが変わるからといってそれだけであんな酷いスッポ抜けするもんだろうか~?
レーキが多い分、どうしても動く足になるだろうからねえ~。で、リヤだけ車高は高いしセンタークーリングで重心も高い訳でしょ~?車重も増えてロールオーバーになる要素満載なんですけど~。。。。
硬くしたらしたで切り始めはすこーんって曲がるけど、クリップ付近では曲がらない、曲がらないから切り足す、でも出口に向かってアクセル踏むからリヤ荷重になって更に曲がらない、すると待っているのはフロントタイヤが引っ掛かり~リヤが縮めたバネが弾けるかの如く横にスッ飛んでく~。重心が高いだけにスッ飛ぶスピードが速い~(怖)
FRICとFRIC的なやつとステアリング切るとフロントの車高が大きく変わるやつが使えてた頃は良かったけどそれが無くなってから悪くなってる気がしますう~。個人的にはダウンフォースでタイヤをぐいっと押し付けるには今のサスペンションだとレーキは少なく硬い方が有利じゃないかと2017年ぐらいからずっと思っていますう~。
去年と全く同じコンディションになるなんてことはないから比較するのは難しいけど、去年のタイムを越せないなんて・・・。
ホンダ贔屓はした事は無い僕ですが、PUの差は色んな数字を見てもメルセデスと遜色無いと思っています~。レッドブルの強さはポンコツエンジン(失礼)にもかかわらず圧倒的なコーナリングスピードとブレーキングの安定性だったはず。それが全くみえませぬ。へたすりゃ他の車とギヤが一個違いましたからねえ。
と1秒差とアルボンのポンコツさに若干壊れた文章になってしまいましたあ~。
“レッドブルは2019年とほぼ同タイムで進歩なし”
1年後という意味では進歩なしですが2019イギリスは第10戦だったはずですから、2019最終仕様と比べれば退化と言っていいですよね。
HONDAもパワー据え置きで耐久上げてきたのかと思ったんですがトラブル続きですし、なぜバルセロナ(テスト)で退化に気付かなかったのか疑問。