フェラーリはフィオラノでプライベートテストを行った。

雨用のホイールカバーテストだけだと思っていたら、サイドポッドのアップデートバージョンテストも行われた。

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フェラーリSF-24のサイドポッド

 

レッドブルRB20、マクラーレンMCL38に習い、サイドポッドのインレットを下方配置にしている。

但し、先端の位置はレギュレーションで許される最大値(ヘイローの先端付け根ライン)ではないようです。

 

現状のインレットを上下逆転させたようなデザインになっています。

 

サイドポッド上面に流れるフロント上昇乱流を減少させ、リア周りのダウンウォッシュの改善、ドラッグの減少、フロアの空力安定性を得るのが狙いとなるでしょう。

 

https://formu1a.uno/it/

サイドポッドの側面造形にも変更があります。

アンダーカットで纏めた気流をフロアエッジ後方まで抑え込むようなデザインになっている。

フェラーリF1-75のスプレーガードテスト

 

 

 

WECですら水しぶきの量が多くて雨天時の視界が悪いのに、フォーミュラカーでタイヤにカバーを付けたところで大して変わらない。

問題はディフューザーの大きさ、グラウンドエフェクトとはなんぞや?と言うお話なんですよね。

 

路面とマシンの間の空気の流れを速めて負圧を増やし強力なダウンフォースを得る。

それは路面にある水を吸い上げる事を意味します。