ここまで行われたフリー走行では、メルセデスが常にトップに君臨して今年のチャンピオンチームであるスピードをいかんなく見せつけています。
ブラジルGP予選結果
順 | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | ギャップ |
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1 | バルテリ ボッタス | Mercedes | 1:09.452 | 1:08.638 | 1:08.322 | |
2 | セバスチャン ベッテル | Ferrari | 1:09.643 | 1:08.494 | 1:08.360 | 0.038 |
3 | キミ ライコネン | Ferrari | 1:09.405 | 1:09.116 | 1:08.538 | 0.216 |
4 | マックス フェルスタッペン | Red Bull | 1:09.820 | 1:09.050 | 1:08.925 | 0.603 |
5 | ダニエル リカルド | Red Bull | 1:09.828 | 1:09.533 | 1:09.330 | 1.008 |
6 | セルジオ ペレス | Force India | 1:10.145 | 1:09.760 | 1:09.598 | 1.276 |
7 | フェルナンド アロンソ | McLaren | 1:10.172 | 1:09.593 | 1:09.617 | 1.295 |
8 | ニコ ヒュルケンベルグ | Renault | 1:10.078 | 1:09.726 | 1:09.703 | 1.381 |
9 | カルロス サインツ Jr. | Renault | 1:10.227 | 1:09.768 | 1:09.805 | 1.483 |
10 | フェリペ マッサ | Williams | 1:09.789 | 1:09.612 | 1:09.841 | 1.519 |
11 | エステバン オコン | Force India | 1:10.168 | 1:09.830 | 1.508 | |
12 | ロマン グロージャン | Haas | 1:10.148 | 1:09.879 | 1.557 | |
13 | ストフェル バンドーン | McLaren | 1:10.286 | 1:10.116 | 1.794 | |
14 | ケビン マグヌッセン | Haas | 1:10.521 | 1:10.154 | 1.832 | |
15 | ブレンドン ハートレー | Toro Rosso | 1:10.625 | DNS | 2.303 | |
16 | パスカル ウェーレイン | Sauber | 1:10.678 | 2.356 | ||
17 | ピエール ガスリー | Toro Rosso | 1:10.686 | 2.364 | ||
18 | ランス ストロール | Williams | 1:10.776 | 2.454 | ||
19 | マーカス エリクソン | Sauber | 1:10.875 | 2.553 | ||
20 | ルイス ハミルトン | Mercedes | DNF |
予選レポート
雨が心配された予選でしたが、天候は曇り気温19℃、路面温度27℃にてスタートしました。
Q1ではいきなりハミルトンがターン7の高速コーナーでスピンアウトしてクラッシュ、ノータイムとなってしまいました。フェラーリ2台はソフトタイヤでクリアしています。
Q2ではライバルがいなくなったベッテルがトップ通過。アロンソは6位、地元マッサは7位、ルノー2台もQ3へ進出です。
Q3では1回目のアタックでベッテルがトップタイムでしたが、最後にアタックしたボッタスが逆転ポール。レッドブル勢はパワー差が大きいようで4,5位となっています。
まとめ
ハミルトンがまさかのスピンクラッシュでQ1でいなくなると主導権をとったのはベッテルでした。しかし最後の最後でボッタスが渾身のアタックで逆転ポール。
いなくなったハミルトンの代わりにチームの面目を保つ事ができたボッタス。それを祝福しにくるチャンピオン。
今年のハミルトンの強さの一部である、チームメイトとの良好な関係を象徴するシーンでした。
7位ポジションを得たマクラーレンホンダのアロンソは良いアタックでした。タイム差が大きいバンドーンが気にかかりますが、マクラーレンが言うように合っているサーキットなんですね。
今季ベストな予選で笑顔なアロンソ。リカルドがペナルティなため6位からスタートする。
決勝ではハミルトンのオーバーテイクショウが見られるでしょう。すぐにレッドブルの後ろに迫ってくると思います。
ハミルトンは予選ノータイム特別出走措置で最後尾確定ですからPU5基目と新しいギアボックスは入れておいてもいいと思いますが、メルセデスはどうするのだろうか?
グリッドペナルティ関連はストロール5、リカルド10、ガスリー25、ハートレー25の予定です。
F1.com動画リンク
予選ハイライト⇒https://www.formula1.com/en/video/2017/11/Qualifying_highlights_-_Brazil_2017.html
「伝統あるMcLAREN HONDA’17 RUST RUNに向けスムーズな経過に◎」
Mc HONDA、トップ3のRed Bullにまずまず肉薄したというタイム差で今年度としては経過はイイですね(油断は禁物ですが)。
依然Mc HONDAフルパッケージでは、素人推測では、トップ3とは壁ひとつ差がある印象ですが⁉︎、ALOnso氏、条件揃えば結局「レース週末の結果を決める力(技・心)ある印象!」です。スキル高さ示しているVANdoorne氏も体調以外はスムーズで、両マシーンPUスムーズで良かったです。
SAInz氏のコメントにもある様に、ファイナルまずはVAN氏、次に☆2チャンピオンALO氏に追い上げてくるであろう⁉︎、いつも素敵な笑顔のRIC氏と☆4チャンピオンHAM氏とのバトル楽しみですね!
「来季To Rosso HONDAを担う予定のUPニューカマーP.GASly・B.HARtley両氏もスムーズに完走してスキル示してほしい!」
マクラーレンはこの終盤にきてマシンが熟成されてきた印象ですね。
トップチームでもDRSを使って325km/hぐらしかでないインテルラゴスでは現行のローギアード設定があっているのでしょう。
セクター2ではアロンソ5位タイムでリカルドより速いです。
パワー勝負とならないようにフォースインディアをどう避けるのかが鍵です。