今年もF1ミッドフィールドチャンピオンシップ開催です!
メルセデス、フェラーリ、レッドブルのトップ3チームを除外したら、ドライバーズ選手権がどのように面白くなるのかを検証する「F1モタスポGP.com」の独自企画。
混沌としたミッドフィールド(Bチーム)の争いは?どのドライバーがチャンピオンなのか?
今年はルノーが抜け出すかと思って3戦待ってみましたが、まぁBでしたね。ファーステストラップポイントも加算しますよ~。
F1ミッドフィールド選手権ポイントランキング
順 | ドライバー | 計 | AUS | BRN | CHN |
---|---|---|---|---|---|
1 | ライコネン | 48 | 15 | 18 | 15 |
2 | マグヌッセン | 37 | 25 | 6 | 6 |
3 | ペレス | 36 | 6 | 12 | 18 |
4 | ノリス | 33 | 8 | 25 | |
5 | アルボン | 31 | 4 | 15 | 12 |
6 | リカルド | 25 | 25 | ||
7 | ストロール | 25 | 12 | 4 | 9 |
8 | クビアト | 20 | 11 | 9 | |
9 | ヒュルケンベルグ | 18 | 18 | ||
10 | ジョビナッツィ | 14 | 2 | 10 | 2 |
11 | グロージャン | 10 | 10 | ||
12 | サインツ | 4 | 4 | ||
13 | ラッセル | 4 | 1 | 2 | 1 |
14 | クビサ | 1 | 1 |
※赤字は優勝+25、青字はファーステストラップ+1
順 | チーム | 計 | AUS | BRN | CHN |
1 | アルファロメオ | 62 | 17 | 28 | 17 |
2 | レーシングポイント | 61 | 18 | 16 | 27 |
3 | トロロッソ | 51 | 15 | 24 | 12 |
4 | ハース | 47 | 25 | 6 | 16 |
5 | ルノー | 43 | 18 | 25 | |
6 | マクラーレン | 37 | 8 | 25 | 4 |
7 | ウイリアムズ | 5 | 1 | 3 | 1 |
開幕から3戦までのまとめ
ランキングトップは本選手権同様にライコネンです。優勝こそないもののその安定性とスピードは健在、アルファで伸び伸び走る姿がとても良い。ちょっとやんちゃなミッドフィールドドライバーを相手にクリーンなバトルが、本当にクール。
It wouldn’t be a race weekend without some classic Kimi 😉#F1 #BahrainGP 🇧🇭 pic.twitter.com/OmOBGO1sCv
— Formula 1 (@F1) 2019年4月1日
PIT「フロントウィングはどう?」 RAI「知らないよ、こっちが聞きたいよ!」 PIT「OK」
無線もいつも通りクールですw
開幕戦オーストラリア
優勝はマグヌッセン、2番手スタートでトップに立つ、約2.4秒後方の3位ヒュケンベルグが13周目にピットイン、アンダーカットされそうになるが15周目Mに交換してトップで戻るとそのまま逃げ切っています。
2戦目バーレーン
優勝はノリス、4番手からスタートで7位まで順位を下げる、トップのサインツが脱落して6位、マグヌッセンをパスして5位、26周目ライコネンをパスしてこの時点で2位、終盤に1位ヒュルケンベルグがリタイアして優勝となった。
3戦目中国
優勝はリカルド、1番手スタートでトップを延々とキープして1ストップ作戦でそのまま逃げ切っている。2位には2秒差でぺレス、3位のライコネンが6秒差となっています。
ファーステストはクビアトが開幕から連続で獲り、3戦目はストロールと言う結果です。3戦で優勝3名とミッドフィールドは昨年同様に混戦なスタートを切っていますね。
我らがトロロッソホンダも奮闘中!ルーキーアルボンが頑張ってます。クビアトがちょっと心配ですが、まぁまだ3戦ですから気長に見守ります。
直線番長的なトロロッソホンダは面白い存在ですよね。昨年からガラッとコンセプト変更した事で、バンバンオーバーテイクしていくシーンは気分が良いです!
Here’s your #MondayMotivaton: @alex_albon making his way from pit lane to P10 💪 #ChineseGP pic.twitter.com/oshjJwUNXb
— Toro Rosso (@ToroRosso) 2019年4月15日
ルノーはMGU-K問題で不安定、最年長ライコネンは元気一杯に走り、ラッセル&アルボン&ノリスのF2上がりルーキー達は好走。
なんか今年はやばいぐらいにあれそうな予感。
そんなこんなでミッドフィールド選手権、今年も宜しくお願いします。
こうして並べてみると本当に白熱した戦いをしてくれてますねー。信頼性不足で結果が出ていないもののルノーがこの中では少し抜け出している感じですかね、一応ワークスですし。
ハースはこうも決勝でペースが落ちるのはタイヤとマシンの理解不足なのか、予選重視のセットなのか…今年も速いのにここまで勿体ないレースが多い。
直線有利のフェラーリとコーナー有利のメルセデスのような関係が中団にもあるようですね。例えばトロロッソが直線重視で、ハースはハイダウンフォースでコーナー重視だと誰かが言っていたような…。管理人さんは各車の個性をどう評価してますか?
ハースはコーナー重視でストレートは遅いですね、混戦の中団でスタートで埋もれると、這い上がってこれないようです。
単独で逃げれば速いです。それがオーストラリアでは出来た。
ルノーはトラブルさえなければ、常に中団トップに絡める力はあります。
ドラッグとダウンフォースのバランスは良さそうなんですが、空力を機能させるために硬い足回りでタイヤに厳しい。
他は全車低ドラッグマシンでストレートスピードをとりあえず重視しています。
ここからはエアロパーツを改良していって、ドラッグを増やさないようにダウンフォースの獲得を目指していくでしょう。
そしてほとんどがロングホイールベースでスタビリティ重視、ドライバーが振り回せるコンセプトになっている気がします。
ノリスやアルボンが好走できる訳はこの辺りでしょうかね。
中国でウィリアムズは結構エアロパーツが変わってきていてタイムは上がっています。トラップで上位にいる事からもダウンフォースはまだ足りてない。
今までの足回りをやめて、メカニカルグリップも悪いので、根本的な悪さよりも単純な熟成不足な部分が大きいです。
なるほど、たしかにルノーはタイヤに厳しいって話でしたね。あのチームはアロンソ政権時やロータス時はむしろタイヤに優しいシャシーだったはず…ワイド化や空力哲学の進歩の影響でしょうかね。
各車とも直線速度重視なのは、やはり中団の実力が伯仲しているからでしょうね。似たようなタイムでつかず離れずの位置を走り続けるから自由に走れずコーナーが速くてもその強みを生かしきれない。そうなると低ドラッグ化を目指した方がポジションをキープしやすく燃費も改善するのでいいということでしょうか…フェラーリPUは他よりリフトアンドコースト多いって話ですし、特にハースは苦しいのかも。ジョヴィも苦しむ中なぜかライコネンだけ元気ですが!
ウイリアムズに関しては…もうレースの完走よりもシーズンを完走できるかの方が心配ですね。さすがに運営がなんとしても10チーム20台は維持するのでしょうけど。個人的には12チームくらいいてもいいと思うんですけどねー。
コンストラクターもアルファロメオがリードかな。僅差でレーシングポイント、トロロッソか。レーシングポイントは意外
コンストラクターも白熱
ご要望と判断し、コンストラクターの追加をしました。
二人揃っての好成績がないため、非常に混戦模様ですね。