F1-2017前半戦ドライバー評価（チームメイト比較）part1

F1は現在サマーブレーク中で、ベルギーGPまであと1週間となっています。F1.comが前半戦のドライバー評価をわかりやすい画像で比較していました。

各チームの状況を踏まえ私なりに思うところを書いてみました。part1ではトップ5チームについてです。

メルセデス

ハミルトン対ボッタスは数値で見ると、若干ハミルトンが上って程度で大差は無い。ボッタスがエンジンブローでリタイアしている事を考えるとポイント差もほぼ互角ですね。速さに関してもボッタスがここまで肉薄するとは驚きでした。

来季もこのドライバーラインナップは継続と思われます。ボッタスがかなり大人で冷静沈着なためハミルトンと衝突する事は無いでしょう。メルセデスとしてはチームがここまでまとまるとは想定してなかったと思います。ボッタス様様な状況。

フェラーリ

数値的にも離されているライコネンですが、年齢的にも速さは鈍っていると感じます。ベッテルがチームメイトとして友達のライコネンを欲しているために残留がほぼ確定と言われています。

私の引退予測をことごとく覆すライコネン、速さはそこそこあるもののここぞって時にミスしてポール逃したり、そのせいで2位に甘んじたりと運が無い。後半戦は完全にベッテルのサポートになりそうな気がしますが今年こそは優勝してほしいですね。

レッドブル

決勝でのトラブルの差が明確でている二人だが、フェルスタッペンの方がアップデートをものにするのが速い。総じて予選でリカルドを上回っている。しかしあまりに自分本位なドライビングが多く、ハンガロリンクではチームメイトを撃墜してしまっている。

結果としてはポイントでダブルスコア、後半戦フェルスタッペンの結果での巻き返しがどうなっいくかに注目。

来季もこの二人のドライバーは動かないって言うか動けない。レッドブルの契約には絶対的なものが存在する。フェラーリやメルセデスの次期ドライバー候補なのは言うまでもない。

フォース・インディア

獲得ポイント差が少なく、ほぼ新人のオコンが頑張っている印象。ペレスの後ろに背後霊の様にオコンが追走するレースが多かった。

後半戦はオコンが経験しているコースがでてくるため、ペレスとしては先輩の速さを見せつけておきたいところでしょう。来季のラインナップも未定だけどこのまま変わらないと思います。

ウィリアムズ

引退撤回したマッサの方が常に速く、今年のマシンが自分に合っていると言っています。対して新人ストロールは2年落ちマシン十分な走り込みを行っていますが、新規定マシンに序盤は手こずって自分のドライビングができずにいました。

地元カナダで入賞して、次戦では3位表彰台獲得と波に乗りかけましたが、ここ２戦はマシン的な不利にあい低迷。

とにかくくるくると回ってしまうマシンに両者とも手を焼いています。マッサは経験で何としていますが、ストロールにはかなり分が悪い状況。後半戦の成長に期待したいところです。

ストロールの残留は確定的でマッサは来年も走りたいと発言し、どうなるかさっぱりわからないが後任候補もいないので残留する可能性は非常に高い。