予選ではフェラーリが大苦戦、メルセデスとレッドブルが好調でした。
セクター2のターン区間で挙動を乱すフェラーリ勢、硬めのタイヤなら機能する可能性を残している。
ドラッグが消え去り最大ダウンフォースがあるメルセデスが実質ターン区間のトップです。
レースペースはどうなるか?チェコの表彰台はあるのか?
スタート順とタイヤ
ピットインロスタイムは約21秒です。
メキシコGP決勝レポート
天候は晴れ、路面はドライ、気温25℃、路面温度45℃でスタートしました。
スタート:フェルスタッペンがホールショット、ターン1,2でペレスとラッセルがサイドバイサイド。
ターン4,5でペレスはラッセルをパスして3位
角田は11位までアップ、アロンソは7位まで上がっています。
Lap2終了時点
アロンソ以下、ボッタス、オコン、ノリス、角田がトレイン状態です。
Lap9:リカルドがジョウをパスして12位
トップ集団のペースは23.2秒ぐらいです。
Lap14:ガスリーはストロールのインにコースをはみ出しながらオーバーテイクしています。
Lap16:フェルスタッペンは22.9、ハミルトン23.2、ペレスは22.9、ラッセル23.1
フェラーリ2台はラッセルから8秒以上離れて勝負になりません。
ガスリーには5秒ペナルティが出ました。
ハミルトンはパワーラグを訴えています。
Lap22終了時点
Lap24:ペレスはミディアムへアロンソの前6位です。ラティフィはハードへ20位
Lap26:フェルスタッペンはミディアムへ、サインツのギリギリ前の3位
Lap27:ペレスはルクレールをパスして5位
Lap29:ルクレールはミディアムへ12位
Lap30:ハミルトンはハードへ3位、サインツはミディアムへ9位、角田はミディアムへ16位
Lap33:ハードのハミルトンは22.0、フェルスタッペンは22.1
Lap34:オコンはハードへ13位
Lap35:ラッセルはハードへ4位
Lap37:ハミルトンとペレスの差は1秒を切りました。
ハミルトンはハードは良くないと無線で訴えます。
Lap38:サインツはボッタスをパスして6位
Lap39:ベッテルはミディアムへ、アルボンはソフトへ
Lap40:ボッタスはハード
ペレスはハミルトンを攻略する事が出来ません。
Lap41:サインツはアロンソをパスして5位
Lap41:アロンソはハードへ
路面温度は38℃まで落ちています。ハード勢は思惑が外れているようです。
Lap44終了時点(TOP4)
Lap46:リカルドはソフトへ13位、オコンとボッタスはジョウを一気にパスして8,9位
Lap47:ジョウはソフトへ16位
Lap51:角田にリカルドが接触して角田が飛ばされました。サイドポッドが壊れています。
Tsunoda gets squeezed by Ricciardo and bounced out of the race 💥😮#MexicoGP #F1 pic.twitter.com/uw8xRTrLFk
— Formula 1 (@F1) October 30, 2022
ピットへ入り最初のリタイアになりました。
Lap55:リカルドには10秒ペナルティが出ています。
Lap58:リカルドはボッタスをパスして9位
ソフトのリカルドが良いペースでラップを重ねています。
Lap61:アロンソはオコンとリカルドを先に行かせて9位
Lap62:リカルドはオコンをパスして7位
ペレスはハミルトンから一気に離れて差は3秒になっています。
Lap65:ノリスはボッタスをパスして9位。
アロンソがターン1で直進してリタイア、白煙を上げています。
VSCになりました。
Lap66:レース再開
Lap69:リカルドとオコンの差は9.6秒
Lap70:リカルドとオコンの差は10.2秒、ラッセルはソフトへ
Lap71終了:フェルスタッペンがトップチェッカー、ハミルトンが2位、ペレスは3位です。
ラッセルがファーステストを記録しています。
メキシコGP決勝結果
まとめ
フェルスタッペンがソフト→ミディアムのワンストップで優勝。
序盤のソフトは速すぎないようにペースを維持、ミディアムでも同じようにマネージメントしていました。
2年連続で同じ顔触れの表彰台になっています。
路面温度が下がる状況で硬めのタイヤが機能せず、後半にハードを選択したドライバーは苦労した。
ここ数年と全く違う状況、ダウンフォースが下がりレースペースが2秒以上遅い事も、タイヤをマネージメント出来る理由の一つになるでしょう。
メルセデスのハミルトンは本当に惜しかった、前半戦はミディアムの良さでフェルスタッペンを追走出来ていた。
コンサバな戦略が勝利の可能性を消し去ったと言えます。
しかし、これを予測するのは難しい、レッドブルがソフトであのペースを維持出来た事が異常です。
第2スティントのミディアムでもハードより若干ペースが速く、それでいてラップタイムは安定していました。
地元ペレスは、ミディアムへの交換直後からハミルトンを攻めましたが、完全に後ろに付く事は出来なかった。
2021年と同じような展開になり、母国で3位表彰台です。
中団グループでは、ミディアム→ソフトで終盤に元気いっぱいだったリカルド。
久しぶりに楽しそうに走るリカルドを見れたのは良かったけど、角田への突っ込みは無いなぁ~。
フェラーリ2台はラッセルにフリーストップを与えるタイム差、予選でセッティングを外したから諦めた?
圧倒的なフロントの強さ、それだけが際立ってリアがすっぽ抜ける、あとはコンプレッサーが他より小さくタービン回転数を上げなければならないが、上げれば壊れるからパワーセーブ。
マジでコンスト3位を狙っているんじゃないかと思い始めました。
空力実験5%アップはかなり大きいです。
とりあえず、マックス最多勝利記録おめでとう!チェコ母国2年連続表彰台おめでとう!
マックスの新記録おめでとう!
久し振りにトト代表の雄叫び聞きたかったですね(笑
リカルドの汚い走りにさっさと消えろ!とレース中に感情が乱れちゃいました。
確信犯的なぶつかり方で、後方とのタイム差(ベッテルとのタイム差13秒)とタイヤ戦略の優位さでペナルティ食らっても前に出れる事を優先したんだと思ってしまいます。
つのっち、いい走りだったです。次のブラジルはオーバーテイク可能なので入賞頑張って欲しいですね。
あの事故がなくてもリカルドに抜かれてたでしょうが12位でフィニッシュ行けたんじゃないかと思います。
タラレバの話にもなりますが、角田はミディアム履いていて
上には後にハードタイヤで苦戦する車が3台いましたから
ソフトタイヤだったリカルドほどではありませんが
ポイント圏内で勝負できたかも
フェラーリは今回欠場かな?というくらい空気だった
リカルドコノヤロー!!
何であそこで無理するかな~
それにしてもメルセデスは速かった。
もしもレッドブルと同じタイヤ戦略だったら結果は違ったかもしれませんね。
レッドブルの未来を見透す力は、なんなんでしょうねえw
Sの交換時期からツーストップだと誰もが思ったでしょうし、ピレリもびっくりでしょうね。
ハミルトンのタイヤ交換タイミングもコンサバでしたね。ラッセルが提案したワンストップでソフトはアグレッシブ過ぎですけど、メルセデスはいつも通りにするとコンサバになりがちなチームメンタルなので、ギャンブルしても良かった気もします。M→M→Sとかで常時ハンマータイムとか?
レッドブルドライバーがタイヤ職人になりS-M1ストップ戦略が機能した事、メルセデスのハードが機能しなかった事で掴んだ1-3といった感じでしたね
動きはほとんどなかったですが去年のような緊張感がありました
タッペン君優勝おめでとー!(新記録おめ!)
次は勝率でも一番めざしましょー!
今回の予選後にでびっとクルサードおじさんが予選3位のハミヤンに
くるさーど「同僚のラッセルのタイムが良かったですね!何か参考になる事は?」
ハミヤン「僕のタイムも良かったと思うんだけど・・・」
も~う・・・くるさーどのイケズ~www
そして決勝の後インタビューでタッペン君の後で
「次2位の、るいすはみるとんです」
スタジアムのお客さん「わーわーぶぅ~ブゥウ~bbuuu」
するとペレ助が指を立ててチッチッチッダメだよ~のゼスチャーして黙らせた後
ハミヤン「皆さん、応援有り難う!」
さすがはハミヤン・・・
しかしペレ助惜しかったね~
あのPITストップが無ければひょっとこしてたかも~
でもメキシコの人々の熱い歓声でパワーもらったので
次回もガンバですよ
M→Hしか無いだろうと言っておいて、まさかのS→Mになろうとはね。
路面温度が低いだけではこうはならないはず。
レースペースが2〜3秒遅くなってのが効いてると思います。
今回は標高の高さによる空気抵抗の少なさなどに加えて
去年までと違う、グランドエフェクトカー&18インチタイヤであること
曇り空へ移って気温・路面温度共に下がってしまったこと
タイヤ表面の見た目に反してデグラレーションが少なかったこと
(ベッテルはタイヤマネジメントもあってですが新品ソフトで38周走りました)
いろんな要素が相まって、後半のタイヤチョイスの合否が成されたと思います
ちなみにメルセデスはM-H戦略を選択しましたが
ハミルトンはフォーメーション前に上位(周り)がソフトタイヤを履いているのを見て
「しまった!」と思ったそうです